遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

練習帆船、海王丸

2016-03-06 15:44:15 | 日記
平成28年3月6日(日)

海王丸の寄港

先日(3月4日)練習帆船「海王丸」が名古屋港を出港し、東京港へ
向いました。

東京港へ向う海王丸

今回の名古屋への寄港は、大阪港を出港後別の港の都合が悪くなり、
急遽2月29日に寄港したとの事でした。(中日新聞より)
訓練航海の一環として名古屋に寄港したため、停泊中のセイルドリル
(帆を張る訓練)や船の一般公開は無く、夜間(日没~22:30)の
イルミネーション点灯はありました。



夜のポートビルと海王丸

※前回(2014年11月)寄港時はセイルドリル、一般公開が有った。
※昨年(2015年11月)日本丸の帰港時にも実施された。

海王丸(1989年9月12日竣工)

総トン数  : 2,556  トン
全 長   : 110.09 m 
全 幅   : 13.8   m
深 さ   : 10.72  m
航海速力  : 12.29  ノット
主機関   : デイーゼル 1,500馬力×2基
帆の枚数  : 総数36枚、969㎡
マスト高さ : ≒50m(海面より)
乗組員   ; 178名(実習生127名)


登檣礼に、手を振って見送る人達

今回は練習生にとっては練習航海中最後の寄港地となり
海王丸を見送るために集まった大勢の方達の前で、、、
彼らにとって最後の「登檣礼」となり、、、、、
マストから手を振る練習生達も一生懸命に、、、、
「ごーきーげーん、よーーー、、、」

見送る我々も、感慨一入、皆さん懸命に手を振って、、

登檣礼(とうしょうれい)




帆船の出航時に船員が帆桁(ヤード)に配置され、
見送りに来た来客に対する謝礼を意味する儀式。
帆船に於いての最高の礼を表す。


今日の1句

果てしなく大海原の卒業子    ヤギ爺

登檣礼朗々として春の海     ヤギ爺