(前記事@part1のつづき)
■位置ズレ防止ストッパー(現合で対応)
これは走行中に収納品が棚から飛び出したりしないようにするためのもので、「図面化するより現物を仮置きして決めた方が早い!」と判断した。用意した素材はt8×30×1820、□9×910を準備。他にt5が必要だけど、木材で手頃な寸法が無かったので破材ジャンク箱に放置中のアクリル樹脂から選んで賄った。他に、連結角棒に充てた□18の余材も利用した。
基本的には各アイテムの脚と脚の間に設置し、なるべく目立たないようにする。また、FT-818は姿勢を水平にするため、ゲタの役割も果たす寸法で後側に角棒を設置した。それと今回は、前後方向のみ決定で左右方向は半保留状態としている。これは実際に使ってみて、組立図どおりでも使い勝手がOKかを見極めるためで、後日必要な加工を追加しようと思う。
■組立
結果的に、棚板に対して他の部品を取り付けていく流れとなった。まず、棚板に収納アイテムを置いてみて位置ズレ防止ストッパー(前後方向分)を現合検討&加工(長さ&位置決定~穴あけ)した後に、連結棒を取り付ける。
側板は、まず穴位置が適切なのかを仮組立で確認。結果は木ねじ64か所全てがOKだったので、一旦取り外す。ただし棚板の穴の口元は、木ねじのヘッドが押し込まれた時の圧縮(潰し)で周囲が欠けるように割れた所が数か所あったので、それを踏まえ側板にはサラモミを追加。本組立はそのお陰で、側板の破損は発生せず無事に終えた。
最後に取っ手を取り付け。あらかじめ、付属の木ねじに合わせてφ2.2の下穴を開けておいたけど、取っ手側は厚さが薄くてサラモミ加工済みだったので、案内穴としての利用が叶わなかった。仕方が無いので、木ねじが傾かないように意識して監視しながら慎重にねじ込み、取り付けを終えた。
■アイテム収納
いくら設計をきちんとやったつもりでも全ての加工が手作業なので、完成直後でも不安ゼロとはいかない。それを払拭するためにも、とりあえず組立図に書いた全アイテム(上段:CAT-300、FT-818/中段:FTDX10M/下段:SP-2000×2個)を収納してみる。一応図面どおりに収めてみて、まず棚とアイテムの干渉は無かったので一安心。現合で設置したストッパーの具合もバッチリだ。
ちなみにUP写真は、ラックを助手席側の2列目座席に置いて撮影したものだ。シートの座面に着地しているので、本当は画像左側に向かって下る傾きで設置されているけど、棚と中身の様子を写したかったのと、何枚も撮影しているうちに水平感覚が無くなってきて傾き具合を忠実に写せなくなってきたので、あえて棚板が水平になるよう撮ることにした。
-・・・-
当初はザックリ3日(24時間)あれば完成すると見込んでいたが、実際は4日相当(32時間)かかった。でも納得のいく出来になってくれたので、次は配線や小物のセッティングを経て使い勝手と設置の安定感(走行時にどの程度動くか?)を見ていきたいと思う。とりあえず一区切り&寒い時季なので、作業が許されるWXの時に少しずつ進めていければと思う。
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