当BLOG上で直接明言したことは無かったと思うが、FTDX10シリーズが発売された後も、しばらくはFT-991Aも入手候補に含めていた。なので、こんな買い物を先行していたことがある。
これは購入前提状態において、「この状態でこの価格ならお買い得だ!」と思った時や、「今が逃すべきではない入手のチャンスだ!」と思った時に、先行して周辺アクセサリーを入手していた感じだ。
そんなアクセサリー類の中に、PortableZero社のエスコートフレーム“PZ-991EB”(以下“フレーム”と表記。)があったけれど、結局FTDX10Mを購入したため宙に浮いてしまった。それで、どうしようか処遇に迷っていた時に、某ハムショップの動画@10:16を偶然見てしまい「とりあえず装着できるんや~。」となり、私もやってみることにした。
動画を鵜吞みにすると、そのまま取り付くようだ。つまり、フレームとFTDX10の穴位置は同じということになるので、私もためらい無く現物同士を合わせてみた。ところがFTDX10には縦置きする際に足の役割を担う凸加工が施されていて、そのまま取り付けるのはフレームと凸足が少し干渉してイマイチだった。と同時に、動画のUP主に対して「あんたとこも確信犯ネタやな~?」と内心ツッコミを入れる(笑)。
そこで、この凸足に干渉しないように、スペーサーを製作して挿むことにした。材質はアクリル樹脂、これだったら双方の塗装を傷めないで挿むことが出来る。と言うことで、大きさと穴位置&穴径を決めるために現物を測定。今回は、「モノが単純で図面を保存する程のものでもない。」と思ったので、手持ちの付箋にマンガで済ませた。
これを基にフライス盤で全加工。今回は、小道具のサイズを踏まえた段取りの都合上、必要数は2枚だったけど、全長決めは7枚で行い、折角なので余材を利用して反対側(オプションのグリップ追加側)にもスペーサーを挿むことにして、4枚に穴をあけて完成させた。ただ、撤収の手間を減らそうと、油を筆塗り適当注油としたお陰で冷却が甘くなり、穴の周囲に細かいクラックが入ってしまった。まぁ、取り付けたら見えなくなる部位だし強度に問題は無いので、このまま使う。
次にボルト。フレームに付属していたボルトの長さは14mmだったので、スペーサーの厚み2mmを加えて16mmのボルトをホームセンターで入手しようとするも、3件回っても15mmと18mmしか無かった。一瞬18mmを削って16mmにすることも考えたが、「そこまでする価値は無い!」と思い改め、妥協して15mmを買って来た。
いよいよ取り付け。やはりと言うかFTDX10はFT-991Aより大きいので、正面の突起物よりフレームの出量が短い。つまり、フロントのガードは限定的で装飾がメインになるようだ。
次に背面、これもコネクターなどの突起物よりフレームの出量が短い。なので、ガードの効果は限定的だ。
高さもFT-991Aより大きいため、UP写真では分かりにくいけど筐体の角はガードしきれていない。と言うことで、見た目は尤もらしいけど、プロテクトという役割は限定的な結果なった。でも、せっかく取り付けたし他に使える当ても無いので、とりあえずこのまま行ってみようかと。
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ちなみに、本家本元であるPortableZero社からFTDX10用として“DX10”が出ているようだけど、ネットで見る限り国内で輸入販売しているショップは無さそうだ。各地のハムショップさん、DX10を輸入販売していただけると大変ありがたいです。1件でOKなので、ご検討よろしく頼んます~(笑)。
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