JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

R25@非名阪区間を走ってみた!

2017年07月23日 23時33分05秒 | クルマ&地理系

今年の海の日を含む3連休、プチでもいいから撮り鉄に行くのが自然かもしれないが、数年前から気になっていた“国道25号@非名阪区間(または“名阪酷道”)”を体験することに充てた。目的が全線走破ではないので、今回の対象区間を天理市の勾田町交差点(R24から分岐と言うか重複区間の終了点)~亀山市の新所町交差点(R1に合流と言うか重複区間の開始点)までとした。

国道25号をざっくり言うと、三重の四日市市から奈良市などを経由して大阪市に至る幹線道路だ。その途中(亀山市~天理市)には片側2車線の自動車専用道路、通称“名阪国道”と呼ばれる延長およそ70kmのバイパスがあり、これが事実上のメインストリートと言うか、この路線の特長の1つだと思う。

しかしこの区間、名阪国道が開通する前のルートが県道や別の3ケタ国道で余生を送っているのではなく、現役の国道25号として生きている。これが通称“非名阪”と呼ばれているものだ。ちなみに非名阪区間は、2ケタ国道であるにもかかわらず国交省直轄の指定区間ではない。こんなことからも“酷道”の資格を1つクリアしている気がしている。

ここで余談を1つ。実は小学生の頃、家族旅行で当時の上野市へ行ったことがあり、その時に市街地のR25は部分的に利用していた。この経験が幸か不幸か、つい最近まで旧道全般(厳密には現役同番国道だから、副道とでも言うべきなのかもしれないが、こんな熟語あるのかな?)でセンターラインが引かれている道路だと思い込んでいた。しかし一昨年ぐらいに動画サイト等でそうじゃないことを知り、「いつか行ってみないと!」と思うようになった。

そして臨んだのは2017年7月16日のPM。序盤は橙のセンターラインが引いてある普通の街中の道路だが、すぐに坂とカーブ、大部分はそんな感じ。時々集落が現れるが次の集落までの間はセンターラインが無く、対向車とのすれ違いが面倒な区間も当たり前。事ある毎(インターチェンジの手前)に長距離移動は名阪国道へ行くように促されており、現役の2ケタ国道が地元の生活道路のような使われ方しかされていないようだ。それでも伊賀市の旧上野市エリアなどは橙のセンターラインが引いてあるが、それを抜けると再び坂とカーブになった。更には高さ制限3.7mが現れ、「これが本当に2ケタ国道なのか?」となってしまう。

これは推測だが、歩行者が新しいルートを通行できないパターン、つまり今までは同じ番号の国道のみで徒歩による行き来が出来ていたのに、新ルートが一部でも自動車専用道路になると歩行者は別の道で迂回せざるを得ない。これを防ぐために、従来ルートは国道指定解除や3ケタ国道などへの降格を行わないのかもしれない。まぁ従来ルートが安全確保可能であることが条件だとは思うが、そうでも考えないとこの道が2ケタ国道のままである理由がまるで思い浮かばない。何しろ青看板でルート上の行き先表記が集落名?合併前の町村名?なんて、他の2ケタ国道では有り得ないと思う。

それと通っていて感じたことは、オニギリ@国道標識の設置数だ。明確な設置基準は無いんだろうけど、とにかく少ない気がする。今回、誰が見ても「国道25号で撮った写真だ!」と分かる&「如何にも“非名阪”だね~。」となりそうな写真を撮りたく、オニギリが有る&万が一他車が来ても進路を塞がない所で何枚か撮ったが、その撮影チャンスは少なく感じた。

そんな中で事前&事後とも、ネット検索で遭遇できなかったショットを本記事のUP写真にしてみた。電光道路情報板なので半分オマケなれどオニギリがあり、小さいけど高さ制限標識(ちなみに草の上は関西本線の線路だ。)も有る。更に運も味方したようで軽四が通って行った。これで多分道幅が狭いことも伝わり、2ケタ国道の“有り得ん”感が強調されたかな~って。で、UP写真撮影の数分後に雨が降ってきたので、残った区間は単に走り抜けて終了。

ところで雨が降った区間の途中、どこかの撮り鉄写真で見覚えが有る風景に遭遇した。深追いはしなかったが、間違い無いと思う。ちと離れている場所だが来月下旬に太平洋側へ行く機会が有る。それについては詳しく明かせないが、その帰りに何とかならないかな~って。正直な所、撮影機材のボリュームと地理的に強引な感じも有って厳しいけど、ダメ元で検討してみたい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再免許手続き_170716 | トップ | 撮り鉄プレイバックpart19(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

クルマ&地理系」カテゴリの最新記事