摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

理解不能「女子高生集団妊娠事件」

2008年06月25日 | 男女の心象風景
女子高生集団妊娠事件「男は置いてけぼり」の声も(アメーバニュース6月24日)

 米マサチューセッツ州の漁師町グロスターの高校で、女子高生17人が集団妊娠する事件が起きネットで話題となっている。

 同高校で女子高生が集団妊娠をしたのは、女子高生の間で「妊娠協定」なるものが結ばれていたからだそうで、性交の相手は同級生や24歳のホームレスまでいたとのこと。一方、妊娠した女子高生は約半数が14、15歳だったそうだ。

 このような事態が生じてしまった原因として、人気歌手ブリトニースピアーズの妹が17歳で出産するなど10代での妊娠が増加していること、グロスターの漁業が最近すたれてきており家庭が崩壊し若者が方向性を失っていることなどが挙げられている。

 また、同高校では以前にも在学中に妊娠・出産した女生徒がおり、今回妊娠した女子高生はその女生徒のことを、「(子供が生まれれば)自分を無条件に愛してくれる相手ができる」と羨ましがっていたという。

 この事件に対しネットでは、「経済力を持たない男を選んでいる。社会から隔離しなければ生き延びられない衝動の現れか?」「男は精子を出す機械」「男がものすごい勢いで置いてけぼりだな」などのコメントが寄せられている。



これはすごいね。
さすがアメリカだ!\(^o^)/

同高校で女子高生が集団妊娠をしたのは、女子高生の間で「妊娠協定」なるものが結ばれていたからだそうで

とあるが、これって「理由」なんだろうか?
「人気歌手ブリトニースピアーズの妹が17歳で出産するなど10代での妊娠が増加していること」「グロスターの漁業が最近すたれてきており家庭が崩壊し若者が方向性を失っていること」も原因だとしているが、これもよくわからない。

さらに、

また、同高校では以前にも在学中に妊娠・出産した女生徒がおり、今回妊娠した女子高生はその女生徒のことを、「(子供が生まれれば)自分を無条件に愛してくれる相手ができる」と羨ましがっていた

にいたっては(これがどうやら一番説得力のありそうな理由だが)、親と子供の関係性を履き違えた認識としか思えない。

と、オヤジがどうグダグダいったみたところで、所詮理解など出来ないのだが。

以前、中島らもの本(書名は「固いおとうふ」だったと思う)の中で、リリパットアーミーのわかぎえふさんが電車で隣り合わせた女子高生の会話に、「どっひゃあ」と驚いた話を紹介していた(※)が、彼女らだけに通ずるトレンドがあって、状況に応じてその方向へ一斉に意識が向いてしまう、ということもあるのだろうね。

(※)うろ覚えだが、この女子高生はこんな会話をしていたそうである。

「あのな、あたしな、二十歳越えたらお見合いして早いうちに結婚するねん」
「え?何でやのん?」
「若いうちに結婚してな、子供生んでしもて、二十七、八になったら不倫するんやんか。かっこええやん」
「ふうん、それ、ええなあ」


この時期は「不倫」がかっこいいものであって、そのためには「とりあえず結婚しなければならない」ということだったわけだろうね。

いずれにしても、子供が子供を生むという恐ろしい事態が、「17人」という女子高生集団で勃発したわけだ。

いうまでもなく、子供は親を「無条件に愛し」続けてくれるような存在ではない。
むしろ、親こそが子供を無条件に愛し続ける存在なのである。
親は、子供愛するという無償の行為によって、魂の充実感や平安や幸せを得ることができるのだから。

とにかくこの事件、生まれてくる子供が一番の犠牲者だな。
コメント
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