先週
モンシェル城1Fガレージに
新しくエアー供給ラインを開設した時に
約10年程まえから愛用してきたオイル式エアーコンプレッサーから
メインエンジンを降ろし
サブタンクに改造
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で、
面倒だったけど・・・(笑)
そのエンジンをただの鉄屑と化し
産廃の処分費をケチる為!?
一思いに分解してみました!!
↑構造はいたって単純でバイクみたいに緻密な計算された燃焼室やギア室等がない・・
当たり前だのクラッカー!?だが←昭和のギャグじゃコラ!!・・笑
↑見ての通り、10年来のドス黒い悪の巣窟オイルがアチコチ付着しておりやす・・・
よくこれで動いていたと思う・・・(笑)
物理的に燃焼爆発しないから焼きつきはないだろうけど
ピストンで空気を圧縮する分だけかなりの化学的な高熱を帯びていたのは間違いない・・・
古くなりピストンリングが磨り減ってきて圧縮漏れしてきている隙間からこの劣化オイルが漏れ噴出してきて
そのまま供給空気と一緒にタイヤ内等に入っていくのを想像すると誰でもゾッとする・・・であろう・・・
実際、臭気も目にくる程かなりキツイ!!どす(笑)←マスク装着必須(工業用)
↑とりあえず分解完了!!
右側に見えるはバイク用の2~3倍はあろうかの巨大でゴッツいジェネレーターモータですね
バイク・車と違い混合気の圧縮爆発パワーをピストン動力にする機関がなく電力オンリーでピストンを圧縮させる為、
それに相応するパワーを発揮する大きさの重モーターが採用されるのは当然か・・・
オイルレス・サイレントエアーコンプレッサーに比べるとピストン圧縮させる原理の分、空気圧の供給パワーは絶大!!
が!? タイヤの空気圧に例えると
バイクはおろか車でも普通車級のほとんどの車種のタイヤ空気圧でも平均200~350kpaなので
極端な話
腰の高さぐらいまである巨大タイヤを装着している空気圧600kpa超えの大型ダンプトラックにでも乗らない限りは
そこまで空気圧供給パワーの必要性自体がないと思われる・・・
しかも古くなると劣化したピストンからオイルが漏れ始め、
そのまま空気と共にタイヤ内に供給されてしまうという最悪リスクを考えると
やはり最新オイルレスのコンプレッサーが現段階のベスト選択だと思われる・・・
まあ、何はともあれ今回これで普通!?の鉄屑ゴミに分解完了したが
「物にも魂が宿る」・・・
分解された姿を改めてしみじみと見た時
ドロドロに成りながらも死すまで一切の感情無しで働き尽くめだったこのエンジンに対して
何故か敬意と感謝を表するという不思議な気持ちになりやしたなぁ・・・
ふと思えば人間ってのは知恵とハート(心)で機械&道具に助けられながら生きていく
そんな動物なのかもなぁ・・・
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