オフ菌?居酒屋「モンシェル」へようこそ! はい、いらしゃいませー!何名様?ささっ、中へどうぞ~(笑)

ご注文は?「はいオフ菌一丁~!」←オフ菌とはオフロードバイク乗りに無理矢理感染させる為の当店一押しメインメニューである

我が青春のモンシェル号整備!!「集中整備・リアサスOHスプリング流用交換実録その3」

2016年02月29日 21時14分14秒 | 愛車の記録(シェルパ)

 

実際はすでに昨日DRC製セロー用スプリングを流用させたリアサスをモンシェル号本体に取り付け完了しているのだが

 

せっかくの今回突発的特別企画モンとなった「ばね神様」も

 

この哀れな素行を見るに見かねて運よく現在天から有難い御廻覧を頂いている最中なので・(笑)

 

とりあえず今日は先回の続きのDRC製セロー250用リアサス流用交換準備のみ若干アップといたす!

 

 

今まで地を這うような道のりで何とか辿り着いたこのリアサス・・・

 

思い切って今回はこいつに賭けてみる!

 

まずは開封である!

 

青色の印が下側となるように取り付け指示があるようだ

 

 

へっへっへ

 

死亡遊戯的ノーマルスプリングと並べてもやっぱり新品っていいもんですね~(笑)

 

ざっと見た感じも錆々純正スプリングより諸元どおりの約10mm弱ほど自由長が長いようだ

 

早速計ってみる

 

 

自由長214mmにみえるがカメラレンズ誤差で実際見ると諸元どおりの213mmであった!

 

こいつをリアサス本体にくっつけてイメージ・・

 

ひと巻き分ほど長くなるようだ・・・

 

で、今一度装着前に慎重を期する為旧スプリングを軽く取り付けた状態で本体上部のピロボール部のみフレームに取り付け

 

リアサス本体が軽くぶら下がった状態でフレーム~エアクリBOX~バッテリー~スイングアームと本体間&プリロードアジャスタ等のクリアランスを再確認してみる

 

 

すると一番下側のスイングアーム付近からバッテリ&エアクリBOXまでは超余裕のクリアランスが考えられるが

 

プリロード部から上がこのようにフレームに干渉する事が判明!

 

そうかなるほど、この純正スプリングは元からこれ以上の自由長高さが取れないという事なのか!

 

取り外してあらためて見てみると

 

↑画像赤矢印付近がこのシェルパに装着できるスプリングセッティング長さの限界値ということか!

 

この純正スプリングの現在無負荷状態位置でまだ余裕があるので

 

あと一巻き分ほどだけ長いDRCセロー用も何とか付けれそうだぜ!!

 

とまぁとりわけこんな感じにざっくりと準備が整うのであった・・・笑


我が青春のモンシェル号整備!!「集中整備・リアサスOHスプリング流用交換実録その2」

2016年02月28日 10時11分53秒 | 愛車の記録(シェルパ)

 

先回に引き続き今回は地の底から這い上がれるかの

地を這う様な生々しい記録をここに綴る!

先回のその1実録記事※特に天からの有り難い御告げコメントに注目←クリック先

 

どんでんどんでん!ちゅど~ん!!←通信料の無駄w



まずはこの見事なまでのデッドスプリング・・・

こいつを何としてでも交換するにあたり以下

 

1、純正はこの世に存在せずレストア品ならネットオークション等に存在している

2、ばねパーツの中古品は見た目が良くても現物以上にヘタっている可能性が十分ある

3、新品で購入するのが当然ながらBEST

4、だがこの錆々+底付き感満点のスプリング・オブ・デス規格内に無事収まりつつ他社製で新品流用できないものか考える

5、他社製といえばセローか?

6、しかしまさかスプリングまで同じ規格内のものなのか?

7、うかつにやっちゃうと当然無駄な御布施をする事になってしまう・・・

8、だがその前にセロー用スプリングはヤマハも純正取り扱い無し

9、そこでふと目に入ってきたのがYSSのシェルパ用リアサス

 

欧州のサス専門メーカーみたいだが随分とマニアックな感満点であるな・・・

 

画像で見るには純正サスと全く同じに見える

そこでYSSブランドとしてこいつのスプリングのみ購入できないか正規日本販売代理店「PMC」さんに問い合わせてみた

YSS正規日本販売代理店「PMC」HP←クリック先

 

結果は「純正と全く一緒じゃなくYSSオリジナルなのでしっかり規格を調べてからお客様の責任範囲内で」との事

 

この遠く海外製シェルパ用は特注品なので確固たる規格保障がなくしかもスプリング単体だと当然輸送費のリスク避け船でのんびり1.5~3ヶ月もかかるとの事

 

そこでこいつのスプリングにこだわる労力を避け、現状スプリングの内径・外径・自由長を伝えた所

 

それに現状で近いYSS製スプリングが

 

「内径46mm-レート80N/mm-自由長185mm」か「内径46mm-レート90N/mm-自由長185mm」

 

レートが80N/mmかそれより更に強い90N/mmの2つとの事

 

しかしそれ以前に内径が46mmという事は既にそれより太い内径55mmの純正リアサスには入らないという事が判明・・

 

YSSシェルパリアサスは買うならさくっとASSYで純正>半額のお得値段で購入しYSSブランドとしてこのPMCさんにOHメンテを続けるしか道はなし!終了(笑)

 

10、次にスプリング特注品って高いのかなぁ?当然高いでしょうと思い

11、「ゼロスプリング」特注専門店「スラッシュ」さんを発見!

「スラッシュ」HP←クリック先

 

ここに問い合わせてみた所、かなり熱い反応有!

 

信頼と実績のメイドインジャパンであり三協スプリングと提携

 

スプリングにここまで情熱があるとは脱帽の極み!!

 

ただ一発勝負のレース用としてはかなり格安だと思うので超御勧めであるがたかがトレッキングマシン如きじゃ純正の倍の値段は最低限するらしいので

 

高耐久&高性能はさることながら現実的に今回断念終了である!

 

12、次に目に飛び込むのが世界的に有名な「アイバッハ」

 

名前だけならお茶の間の皆様も何となく耳にしている記憶がある程超有名・・

 

だが日本正規販売代理店は倒産の噂があり恐らく現在は国内各地の小売店が細々と取り扱っている状況っぽい感じである・・・

 

この状況にはジャストフィットさせるにはこれまたかなりの遠い道のりが予想されるので即断念終了!(笑)

 

まぁ一級品は安いはずないでしょう=高いでしょう・・・笑

 

13、そして今回ついに最終的に決定打を放った「ダートフリーク・DRC製スプリング」に辿りつく事になる!

 

「ダートフリーク」HP←クリック先

フフフ・・・やはり基本に立ち返り「収まるべき所に収まれり」という事か・・・笑

 

ただこのDRC製リアサススプリングをもってしてもシェルパ用は無い・・・

 

「シェルパユーザーが全国大量にいるにも関わらず何でつくらないんかなぁ・・・」と思いつつも

 

そこで古よりシェルパ流用品の王道であるセローとKLX250のDRC製スプリングの細部規格諸元を問い合わせてみる

 

※因みにKLX250用とセロー用は同素材との事

 

ほほ~う・・なる程、製品謳い文句通りの純正より固く耐久力重視よりの規格みたいである!

 

そしてこれに「バネ定数計算式Wiki」の中の

 

↓これに当てはめてみると

DRC-KLX250用はレース向きにあえてスプリングを柔らかめにレート設定しより過酷な路面状況吸収力をソフトに高めつつ反面底付き防止の為に巻き数を多めにコイル径を大きくし自由長を長くとり稼ぐという寸法か・・・

 

DRC-セロー用はそもそもセロー自体オフレース向きじゃなく構造上KLXほど自由長等を多めに取れない為にレート値を上げて線径を太くする事でスプリング自体を固めに設定しよりオフ路面よりに耐久性をアップさせているように感じる・・・

 

そして更に先回記事コメントで大変お世話になった「バネ神様」からの天の声「横弾性係数」をこの計算公式に当てはめてみる!

 

 

 

 

ななな何とその通りピンポイントにてレート値がビンゴであった!!

 

ありがたや~「ばね神様」は偉大である!

 

もし横弾性係数を御開示頂けなかったら超適当な数値をひた当てはめてレート値に近づける方法しかなかった・・・

 

既に105付近の適当数値を当てはめて探っていた途中でもあった・・(汗笑)

 

おそらくDRC製スプリングは材質普通の鋼製で加工寸法大きさのみを上手く設定変更する事により

 

これだけの低価格でオフ向きの耐久性を上げた珠玉の一品を提供しているのかもしれない・・

 

まぁ、あくまで数値上のみの推測でしかならないのであるが・・・

 

何はともあれ、寸法上観点からもやはりセロー用に今回の流用交換が収まりそうである!

 

少なくとも無事装着できたらこれで今までの酷い底付きによる致命的スプリング潰れ感から開放されそうであるな!

 

よって既に先日早速近所の2輪館に注文取り寄せ完了!!(笑)

 

よし!!今から早速交換その他OH作業開始しないと今日もすぐ日が暮れちまうわなぁ~・(笑)

 

その3に続く


我が青春のモンシェル号整備!!「集中整備・リアサスOHスプリング流用交換実録その1」

2016年02月20日 06時49分19秒 | 愛車の記録(シェルパ)

 

先回早々にテクニクスからOHを完了して無事戻ってきたリアサス・・・

 

今回から集中整備のいよいよメインとなるこのリアサスのスプリング交換について

 

R15?指定とまではいかないが(笑)

 

奮闘生々しい記録を綴っていく事にする!!

 

まずは現物から

 

 

完璧なるパーツ輸送梱包技術はさすがプロショップ!「テクニクス」さんだぜ!!

 

なぜかモンスター雑誌まではいっとるが・・笑

 

中もこの通り大量のエコ発砲クッションに大事に包まれていた!!

 

OHされたリンクもこの通り完璧言う事なし!

 

 

 

でいよいよ本体を取り出す

 

 

そう、この完璧にOHされた本体の見て分かるとおり

 

スプリングのみが異常に錆等でヘタっているのが超わかる!!

 

テクニクス整備スタッフにもTel打ち合わせでシェルパ用に新品スプリングがあれば交換を依頼していたのだが

 

あのテクニクスの力を持ってしてもこの絶版車の新品スプリングはもはやこの世に無いのだ・・・ちーん・・南~無

 

そりゃ当たり前ながらだが(笑

 

嬉しかったのはメーカー以外でも探すと丁寧に回答してくれたことだった・・・

 

そして更にこのテクニクスには超再生技術の一つである

 

リアサスを再コーティング(※もはやこの高度な技術は「プロテクト」といった方がいいのかもしれないが)してくれるという

 

手段もあるのだが今回はプラス予算上断念し

 

因みに気になる今回のOH料金は

 

¥35964という純正リアサス本体料金約¥70000の半額に収まる!!

 

これにスプリングをコーティングしてもらった場合はプラス約¥15000との事であった

 

しかしカワサキ高いわ!!マジ

 

他社メーカサイト覗くとヤマハ・セローのリアサス本体は純正¥35000程

 

更にヤマハ・トリッカーなんてリアサス純正本体価格驚きの¥20000程度の低料金だぜ~!!

 

シェルパ1本のリアサスに対してトリッカーは何と3本もリアサスが余裕で買えるという実状・・・

 

もはやこれらはOHに出すより新品買い換えた方がいい状況だなぁ

 

それでも頑固不動の男カワサキはやはり耐久性等の屈強さで勝負してるのかもしれん・・・

 

まぁこのシェルパの全盛時代1997年頃のまさに北斗(←これは余計)世紀末時代はまだ

 

各車両ともMade in Japanが主流であり国内代表格2輪各4メーカーが熱く白熱し競い合っていた懐かしき黄金時代・・・

 

残兵としてこの血を今だ直結する真のカワサキマシンである故のプレミア感の影響もあるのであろうが

 

各要所パーツ構成合金金属の密度の違いがこの値打ちにでている気がするのはオレだけだろうか・・・果たして

 

 

さぁいよいよ次にこのスプリングを何としてでも他社製に流用交換するべくまずは分解する

 

分解する前にセッティング位置を測っておく

 

マニュアル上は(青色←→)のリンク穴中央からスプリング上端までの距離基準なのだが

 

測りにくい為にリンク角の切り込み線からプリロードアジャスタロックナット上端(赤色←→)まで定規で計測

 

11.2cmだったので油性ペンで記入

 

モンシェル照準内に現在入っているセロー用のDRC社製スプリングをもし実際流用できるのならば

 

この位置を基準にスプリング加重をセッティングする予定となる

 

次にアストロの格安フックレンチ(青色グリップのヤツ)&適当なレンチ工具をかましてロックナットを外し

アストロ製フックレンチ¥1300程度↓

 

プロショップの完璧なるOH後なので指で簡単にするするとロックナットが緩まり

 

次にスプリングプリロードナットをフックレンチでゆっくり力をかけ緩めていく

 

なんとこのスプリングは短いようでスプリングコンプレッサで縮める事無く簡単に逆側の止めワッシャが外れ

 

更にプリロードナットをこんな感じに緩めていき

 

最後の砦の止めブッシュがこの様になんなく取れた感じ↓

 

そしてこれは特別な嬉しさを感じるダンパーロッドを保護する黒色のカップ状の樹脂製カバーをこの様に外し抜いて

 

最後に残されたスプリング本体を抜き取り終了!

 

抜き取り終了後のリアサスパーツ群※スプリングの異様な錆が凄い・・・

 

しかしこのダンパーロッド保護カバー(黒色の樹脂製のやつ)は他車にはまず存在しないというシェルパ特有の珠玉の一品!

中古車購入時より既にこれだけの錆ダメージを食らっているスプリング状態の中でも

 

なおダンパーロッドが痛まなかったのはコイツのお陰による功績が大!!

哀しきかな既に絶版車となるシェルパのこのパーツ代えも今となってはネット上をもってしても絶滅危惧種・・・

 

非常に貴重となっている!!

 

もしこいつが壊れた場合、何か塩ビ系のパイプ等で上手く自作しないと道は無しか?・・・

 

 

しかしそれにしてもこのスプリングの異常な錆ダメージ状況・・・

 

実は今回1番言いたかった事は

 

このモンシェル号は某バイクショップにて約5年前に購入!!

 

その時に展示してあった数台のシェルパの中のコイツの足回りだけは1番痛みが無く綺麗だったので決断購入したのだが

 

その後の納車整備まで間に約1週間ほどかかり

 

いざ納車後にすぐモンシェル様の目に入ってきたのがこのスプリングの錆であったのだ・・・

 

おかしい・・・と正直直感で思ったのだが印鑑押したの自分だし

 

店は売ってしまえば関係ないのがこのご時世の実状・・・

 

普通はその場で言うのが当たり前なのだが証拠の画像を撮ってなかったので

 

そういう時って経験上、苦情を言ってしまえば店側は無論無償でリカバーするのが基準となるであろうけど

 

そういう風に話がこじれてきた場合が一番怖くなる状況で

 

もし本当に店側が契約から納車までの間に店頭にある他のシェルパとスプリング&アクスルシャフト等を摩り替えたのならば

 

言ってその後にリカバリーしてもらったとしても

 

そういう事を平気でするような陰気な店など所詮、他にロクな事はしないのは目に見えているので

 

そんな泥沼なブラックホール状態に付き合っている暇などないし

 

幸い250cc車検無しの気軽な車両という事で一切これからその店に行かなければそれでいいのである!

 

なので住宅業界ほど国民的に注目されていない日本の2輪中古車販売店業界から

 

上手く自分の理想的かつ品質管理の納得のいくプライス中古車を無事に購入するならば

 

携帯等で契約前に必ず車体~足回り、特に目にすぐ留まることができないキャブやリアサス等の

 

細かい部位をくまなくはっきりと動画に納めとく事をおすすめ致す!

 

※この際1番肝心なステム部等に打刻されてる車体番号をお忘れなくそのまま動画を繋ぎでじっくりと証拠の現状を撮るのである!

 

これからはユーザーも馬鹿はすぐ足元すくわれ結局笑うのは店側である時代!

 

ズバリ言えばこのスプリングも正直これだけボロ錆びてるならば付近のパーツ群も同じ状況になるのが金属の常識である!

 

それが画像の通りこの有様よ・・・

 

エキゾーストパイプやリンク部などどこの一つも錆皆無・・・

 

ふふふ・・・見事にやってくれてますね~

 

契約したのが自分だから本当に悔しいよね・・・何とでも言い逃れができる状況なのでなぁ

 

証拠がないのでこのR15指定的な話はここで終了となる

 

そして今までこのスプリングは何度もグシャッ!と底付き音を飛ばしまくっていた死亡遊戯状態だったので

 

この際、今回集中整備の最終局面として他社製スプリング流用計画を思い切って発動させる!!

 

失敗は最悪リアサス本体を破壊するまでに至り多額の損害額を招いてしまうというプレッシャーの中

 

地を這うような道のりなのだが

 

まずは一段階のこのスプリングの寸法を測る

スプリング内径=55mm

 

スプリング外径=75mm

 

そして自由長を測る

 

端のゼロにぴったりあわせ

 

自由長=204mmのようだ!

 

まとめると

内径=55mm

外形=75mm

線径=20mm(外径-内径※コイルの太さ)

自由長=204mm(←恐らくコイツはヘタっている・・・)

 

こいつで計算上このスプリングのレート値(N/mm)が概算できるのだが

 

それについては次の地の底から這い上がれるかの生々しい実録「その2」に記述と致す!!

 

今回はこの辺で一度この様にリアサス本体ダンパー部にストレスかけないようにスプリングを軽くあてがい

 

上からウエス等で軽く被せた状態で一時保管となる

 

 


我が青春のモンシェル号整備!!「集中整備・キャブOH&スイングアームベアリング交換その2」

2016年02月14日 22時01分54秒 | 愛車の記録(シェルパ)

 

つい昨日は仕事で一日OUT!!

 

本日外はモンシェル様予言?通りの異常な気温上昇&雨風嵐だが

 

それどころじゃなく急ぎ本日は集中整備にひた取り組んだ!!

 

実は先回リアサスをリンクも含んで丸ごとOHに出した後、わずか約3日間でもうメンテ終了につき

 

既に先週の水曜日には城内1F玄関に戻ってきていた状態!

 

さすがはテクニクスさんである!!

 

だがこのモンシェル号のリアサスはスプリングがひどく痛んでおり

 

せっかくなのでスプリングのみ新品に交換したかったのだが

 

残念ながらテクニクスさんにも適合品は無く

 

更に純正でもスプリングのみの取り扱いもなく

 

いままで何とかならんかと自力で色々検索し結果!

 

現在ひょっとすると交換何とかなるかもしれん状態までこぎつけている状態なのだが・・・

 

今日は最後にリアサスもちょいと作業を進めたのだがその模様は詳しくは次の機会にするとして

 

まずは2輪館に追加注文した残りリンク側スイングアームベアリング一式が来たので

 

早速取り付け作業開始!

 

↑実は先回作業の最後に残されたこのリンク側の小さいニードルベアリングがとうとう外れずにボロボロ砕け散ってしまったので

 

近所のバイク屋に急遽持って行き工賃¥3000というボッタクリ値段で無事外れて帰ってきたヤツに

 

↑外れたニードルベアリング

 

して裏側を見てみると

なる程、対角線上にポンチで打ち抜いた跡が見事に残っていた・・・

 

やはりヒートガンで反対側穴から通し当てて座が120~130°になる程焼いた後に

 

こうやって反対側から地道に叩けば取れたんだなぁ・・・

 

しかしベアリング抜きのみで工賃¥3000かなりの痛手であった・・・

 

いるんだよね~・・こういう地元色が強い店ってなぁ・・・

 

無論所詮、工賃ボッタくるバイク屋はやり方聞いたところで教えてなどくれないのが当たり前!

 

痕跡から分析して手段を読み取るしかないのだ!!

 

まぁいい・・・二度と行かなければそれでいいだけである・・

 

気を取り直して早速新品ニードルベアリングをベアリングドライバ+ソケットにて慎重に垂直に叩きいれる

 

正確な工具で正確に素直に叩くとやはり抵抗無く入っていく・・・

 

ちなみにチェーンガイド側にはこの様にご丁寧な切りかきがあるので

 

わざわざガイド外す事無くすんなりと叩いて入る感じ

 

で面位置まで入ったら今度は先回と同じくベアリングドライバからソケットのみ外して直にボルトナット利用で上手く締め上げつつ入れる

↑右側からナット~ニードルベアリング挿入側のベアリングドライバソケット~左側同じく受け側の十分大きさのあるドライバソケット~ナット

 

で、このリンク側ベアリングの挿入位置は左右5.5mmなのでこの様に挿入側ソケットに油性ペンでマーキングし(後でパーツクリーナで簡単に消える)

 

この様にマーキング位置まで正確に締め上げつつゆっくり挿入(画像は挿入中あと1mm程の位置)

 

この際、内部のニードルにこのボルトの刻みピッチが干渉しないように要注意だ!

 

予想以上に高価なニードルが傷つき外れることになる!!マジで・・・

 

そんな感じで今回は左右スムーズに終了したぜィえい!

 

あとはグリスをベアリング周辺に隙間無く各部にテンコ盛り塗り付けシーリング用オーリング&カラーを取り付ける!

 

だがここでやはり先回の最初挿入のチェーンガイド側スイングアーム穴のニードルベアリングが非常に入らなかったのが

 

カラーを入れてから非常に堅さを感じるので恐らくベアリングが少し潰れているのかもしれない・・・

 

入れ方が斜めだった可能性大!!

 

だが高価なため再交換は次の機会だな・・・汗

 

して次に新品スイングアームアクスルシャフトを開封

 

死亡品と比べてもその差は歴然!!

まぁ、お古は今後の打ち抜きように使おう!

 

そして見事スイングアーム復活の狼煙だ!

 

まだリアサスも取り付けないのでリアブレーキもそのままにぶらさがっている状態にて一時作業ここまで!

 

 

さて次はキャブを坦々と整備する!

 

画像も多いのでコメントそこそこに(笑)

 

フロート室を開けて

 

 

中を点検!1年以上そのままたっても異常なし!毎回ガレージ格納都度フロート室ガソリン抜きの成果あり!(笑)

 

してフロート側やらアッパー側やら穴と言う穴にパーツクリーナを吹きつけまくり、エアーで水分を飛ばす!

 

キャブは1mm以下の非常に小さな穴が数箇所あるのでこの作業は極めて重要と言えるのだ!

 

どれか一つ詰まってもエンジン故障に直結する事に留意!

 

更に本体のみじゃなく以下パーツ群にも丸ごとパーツクリーナ洗浄&エア飛ばし必須!

 

画像に無いが特にジェットニードルは取り扱い要注意にて洗浄するべし!

※爪で見えないほどの傷がついても完全OUT高確率90%以上!!厳重注意

 

今回はあえて新品交換した!

 

で先回舐め純正ボルト破壊した代用のポッシュフェイス製・キャブ専用ボルトにてフロート室&アッパーチャンバーを組み上げ

↑ネジピッチを計ったら何とラッキーな事にアッパーチャンバーにも十分使えた感じ!(笑

 

しかも嬉しい六角穴なので次はまず舐める事はない!

 

次はアッパー側横にあるエアカットバルブを

中身のダイヤフラムは高価だったのでそのままに(笑)

 

プラ製で弱く割れたら重大トラブルに繋がるこのキャップのみ新品交換!

 

しかしどう考えても純正は高しだ!!・・・だがしゃあないぜ~

 

で最後はいよいよ先回純正チョークワイヤー排除したこのチョークバルブ部(赤枠)に対して

 

流用のヤマハセロー用純正チョーク・プランジャ・スタータを開封!!

 

何と無造作にそのまま箱に放り込まれていた・・・汗

せめて何か紙でもいいから包んでくれよ~といいたい所だが・・・

 

ニードルも付いていて一安心

見ての通り引っ張ってチョークをかける感じでトライアル車と同じ感じだな

 

しかし取り出してコイツが付いたらかなり整備性から機能的にはなるぜ!!

まぁ実際にエンジンかけてみないと分からんがまずは取り付けじゃ

 

指で止まる所まで回した後、まともにレンチ入らんのでこの様に先細曲がりラジペンにて軽く締める

こいつも純正と同じナット自体が樹脂なのであまり締め付けトルクいらない構造みたいであるな・・・

 

取り付け完了!!見た目かなりシンプルでいけそうだぜ!!(笑)

 

して取り付けてから分かったが目一杯ひっぱた後に押し戻すと途中2段階でシャフトが戻っていくので

 

純正と同じ感じに回転数の落ち着きに合わせて素直に戻せるかもしれん!!

コイツは楽しみ期待大だ!!(笑)

 

でこれにてキャブOH整備も無事終了!!

 

ポッシュフェイス製ボルトがしっかりとフロート室&アッパーチャンバーに付いて良好!!

 

して上記記述した重要なジェットニードルの新品も

 

この様にインテーク側からベンチュリー部内で一際神々しく光輝いておるわ!!(笑)

 

 

いやぁ~新品っていいですね~・(笑)

 

キャブは今回装着せずにこのままウエス被せて机上保管!!

 

次はいよいよ今回集中整備のメインのリアサスについて記述予定ですな


我が青春のモンシェル号整備!!「集中整備・キャブOH&スイングアームベアリング交換その1」

2016年02月06日 23時18分03秒 | 愛車の記録(シェルパ)

 

早速今週末も集中整備の続きに入る

 

先週からリアサスをOHに出している間

 

ちょこちょこと他パーツの整備を実施した

 

まずはキャブを初めてバラして整備

 

前にも1度やったがその時はこのキャブのアッパーチャンバ(上蓋)ボルトがねじ切ってしまったので

 

そこで諦めてパーツクリーナを出来る範囲内のみ吹いて終わらせていた状態・・・

 

今回は思い切ってボルト破壊してまでも外すことに踏み切る!!(笑)

 

まずは普通にキャブASSYを外して

 

外部点検を実施

 

インテーク&アウトテーク異常なし!!非常に綺麗に光ってよろし!

 

この長くハンドルまで伸びるチョークケーブルはモンシェル様的にはいつも非常に取り外しに邪魔で面倒だったので

トライアルみたくシンプルにならんかなと思っていた矢先!

 

何と!?ついたまたま検索ヒットしたこのブログさんに

スーパーシェルパと怪しい仲間達←クリック先

 

神がかり的ジャストモーメント記事あり!!

 

こっこれはトライアル車的な正に理想のチョークノブではないか!?

 

あちらこちらとコイツまでセロー用が流用できるとは・・・何たるKAWASAKI~ズム(笑)

 

迷わず購入だ!!

して取りづらくむかつくボルトをモロ破壊してコイツを外すのだ!!(笑)

 

 

この内部バネ&ニードルはヤマハチョークノブに無いかもしれんから一応とっておこう!

 

して次はいよいよ本体をバラす!

 

このフロート室は以前ギリでネジ外せたが舐め方が限界である・・

 

いよいよ先回舐めて諦めたアッパーチャンバーのボルト破壊に挑む!!

 

作戦は決死のグラインダー作戦!!

 

コイツでボルトを極限まで切り刻みマイナスドライバーかまして力一杯外すのだが

 

なんせもはやキャブASSYで販売終了となってしまっているスーパーデンジャー在庫ゾーン状態なので

 

万一失敗して本体に風穴開けちまったら部品ごと買い集めるか中古探すしか他道はない・・・汗

 

まして部品ごと集め買うと新品フレーム買える程高額必須・・・

 

※グラインダーの火花により周辺可燃物に引火しないよう厳重注意(特にキャブ内等の残留ガソリン臭に引火の瞬間ボンッと大爆発が起こるので完全に蒸発させる事マジ覚悟だ!!)

 

無呼吸で極限集中しつつ何とか一個づつ破壊開始!!

 

計画通り最後マイナスドライバーで分解成功した!!

 

しかしここまでギリ破壊しないと外れないとは固着よ!いと恐ろしや~だぜ・汗汗

 

 

 

して上部アッパー中身のパーツ

 

本体側もまだ綺麗良好!!

今回作業はひとまずここまででやめる

 

代えネジについては2輪館で新品キタコ製キャブ・フロートチャンバ用ネジがあるので取り付け時モーマンタイであるし!※ネジのピッチ×長さを良く確認しないと吸気漏れによる燃料混合比率不安定状態となり最悪エンジンが死ぬので要注意

 

あとはフロート室も外して穴という穴全てに再びパーツクリーナ吹いて洗い流し

 

ジェットニードル&エアカットバルブカバー(画像赤枠※プラ製なのでヒビ入る前に)でも交換して

 

キャブはとりわけ完璧終了という予定ですな!

 

へっへ

 

次にリアサス帰ってくる前にスイングアームのベアリング交換作業を開始!

↑先回2輪館で注文したスイングアームベアリング一式

がしかし・・

今回注文数を間違えてオイルシール(↑画像赤枠)が両サイド分計4個いるのを2個しかなく・・・↓画像

 

更にもう一箇所分のベアリング一式(↑画像黄色枠)注文すっぽかして既に無様な中途半端に部品ぞろいとなったので・・・汗汗

 

今日は出来る所までやることにした

 

まずはベアリングを外すにあたりモンシェル様手抜きの特殊工具完成!(笑)

 

コイツを内側から噛ましてハンマーで打ち抜くべし!!

 

ニードルベアリングが出た後のすっきり空間出現

 

して新品ニードルベアリングを以下のサービスマニュアル値まで逆側から再び圧入する!

 

がしかしここで、モンシェル自作手抜き工具ではいくら叩いても入っていかない・・・

 

なのでアストロ製ベアリングドライバーにて打ち込み開始!

 

なんせ内部ベアリング車輪剥き出し構造のニードルなのでホイルベアリングみたく普通のプーラー使うと簡単に内部破壊される

 

したがって打ち込むしかないのだが

 

何故かベアリングドライバー使っても半分しか入っていかない・・・

 

へたすると今にもスイングアームが割れるんじゃないか位叩いているのに何故こんなに固いのか・・・

 

んむむ~・・こんな時プレス機が欲しくなりまんなぁ~・笑

 

そこで意を決して再び最終手段に打って出る!!

 

題して「モンシェル様流簡易ベアリングプレス機」(笑)発動である!!

 

してその構造はこうだ!!

 

↑画像左より適当なボルトにナット→ワッシャ→ベアリングドライバソケット→ベアリング本体→逆側ワッシャ→スイングアーム穴外径と同じ径のベアリングドライバソケット→ナット

 

そして両側ナットの締め上げ効果によりニードルベアリング本体を圧入するというものであっる!!(笑)

 

してその効果は絶大であった!!

 

ただ注意すべきは以下(画像黄色↑)のベアリング本体外径より小さく内径より大きなベアリングソケットをはめ込みスイングアームを割らないようにする事である

 

しかしこの危険極まりない究極奥義の簡易的圧入法をもってしてもなおこのベアリングは固かった・・・

 

途中、スイングアームが割れるんじゃないかと言わんばかりにキシミ音がなりつつ入っていったが・・・

 

まさか・・割れちゃいないだろうね~・・・汗汗

 

まぁ本日はココまでで一旦休止し次の残パーツ発注を待つべし

↑しかしキャブのダイヤフラム&バキュームピストンって超高け~から今回中止だ・・・汗

それでもあっという間の追加料金額計約¥10000超えだが・・・

更にセロー用チョークノブと合わせて¥15000程か・・・

 

リアサスOHと合わせてこりゃ金かかりまんなぁ~・・汗

 

フムム~ッ!散財散財また散財っと・・・ガンバラにゃ!!