goo blog サービス終了のお知らせ 

オフ菌?居酒屋「モンシェル」へようこそ! はい、いらしゃいませー!何名様?ささっ、中へどうぞ~(笑)

ご注文は?「はいオフ菌一丁~!」←オフ菌とはオフロードバイク乗りに無理矢理感染させる為の当店一押しメインメニューである

モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その5・5-2

2015年12月23日 10時59分43秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その5

マシンの起こし方5-2

<斜面を利用した起こし方>

 

 

先回の平地の起こし方に続いて

 

今回は斜面での起こし方について記述と致す!

 

その前に大抵の場合斜面での転倒は平地の倍の恐怖と絶望感を味わう事になるが

 

1番重要な事はライダー自身の精神の強靭さというか

 

そう、自らアクセルをあおりマシンパワーを引き出し

 

そして自らの手でその絶望的転倒の瞬間まで導いてしまった事に対する

 

瞬間的な非常事態に対する判断力と最後まで諦めない精神力!

 

更に最終的には転倒しつつもその瞬間的時空の中で

 

1 どこまでマシン&自分自身を守れるかの限界地点を設けて

 

2 どこまででマシンを捨てて自分自身のみを守れるか

 

この判断が出来るか否かが重要な心構えになってくる!

 

言わばパニック状態を如何に防ぐかが重要ポイントという事だ!

 

そして1度パニくると

 

ライダーは何故か不思議と第3者からは何でもない事でも

 

体が動かずに手が震えたり固まってしまうのである!

 

仮にその時の自分を動画で撮って後から冷静な時に見ると非常にコッケイな

 

信じられない位に不思議な自分を見る事になるのだマジで・(笑)

 

なのでまずはコケる&起こす前に

 

自分自身のモチベーションを乗車前までに覚悟を決める事が大切な事と思う

 

そしてそれが満たされてから初めて各種ライディングテクやコケ方

 

これから記述する斜面での転倒後の起こし方等が意味を成す事になるのであろう・・・

 

 

では早速本題に戻し

 

まず斜面で転倒した場合はそのマシンの転倒した方向で起こし方を決める

 

試しに登り斜面に向かって少し上がった所でエンジンきり

 

そのままマシンから降りてフロントブレーキをかけつつ止まってみると

 

両足で十分踏ん張れてそんなに力が必要なく安定して止まれるはず

 

これが逆に下り斜面で同じ状態をやると非常にキツイ&滑り落ちる恐怖までプラス味わう事になる・・

 

なのでこれを逆に利用して平地より楽に起こす術に切り替える!

 

↑この様にハンドル&リアを持ち

 

ステムを支点にして徐々にリアを斜面の下に引きずり落とす!

リアが完全に下がったら後は平地と同じ感覚で今度はしっかりフロントブレーキをかけつつ起こす!

 

両手でしっかりハンドルを持ちフロントブレーキをかけないとそのまま谷底へ再び落ちる事になる!

 

とまぁこんな感じだが

 

前述した通り転倒時にライダーが既にパニクッたらこんな単純な発想もままならず

 

不思議と恐怖に飲み込まれたままその場で固まってしまう結果に陥るので気をつけよう!

 

因みに倒れた方向が逆の場合はマシンに対して斜面の上側からそのまま引き起こせばすぐ済む

 

して今回のシメに先回の平地の起こし方から続き教則動画にて修了と致す!

 


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その5・5-1

2015年12月13日 10時38分11秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その5

マシンの起こし方5-1

<平地の起こし方>

 

 

マシンは前回のコカし方で見事にコケまくったが(笑)

 

コカしたら絶対起こさないと家に帰れない・・・

 

そして更にそれが林道ならば

 

なるべく起こすのに力を温存しつつ起こしたいのが当然!

 

他に色んな楽な起こし方があるが何と!?

 

この転んでもタダでは起きないモンシェル様流については更にプラス!

 

林道走破にて溜まった疲労&乳酸までリフレッシュさせつつ

 

同時にマシンを起こすというマル秘復活術をここに記述と致す!(笑)

 

 

早速、平地での基本的な起こし方としては以下

 

まずはマシンが右側に倒れた場合

 

①右手でハンドルグリップ、左手でリアフェンダー周りを持ち

 

②一気に体重をマシンにかけつつ

③前後タイヤを地面との支点にしてそのまま押し上げる!

 

という感じである!

 

逆側も同じだがこの際

 

背筋&腕力で引き上げるのではなく

 

踵をしっかりと踏ん張りつつ

 

最近流行のラグビーのスクラムの様な感じで

 

かなり地面に近く低い姿勢からマシンを押し上げる事!

 

これが実にアキレス腱が伸びて今までの走行で溜まった足の筋を伸ばし

 

ストレッチ&疲労回復にも繋がるという一石二鳥のスーパー?復活術全貌なのである(笑)

 

 

してモンシェル様の場合は今回

 

ハンドルグリップ左側(高い方)を持って押し上げたが

 

逆に地面側の低い方のグリップを持ち

 

そのまま押し上げつつステムをロックさせ

 

更に楽に上げるという手もある

 

まぁ、あとはその時の場面によりである!

 

 

そして上げたら必ず

 

①ハンドルグリップ・ステムの確認

 

②エンジン始動点検

 

③ステップの曲がり&砂等の除去

 

④その他マフラーや車体周りの点検等

 

を必ず実施する事が重要である!

 

特にエンジンは倒れたときの負圧によりカブッてる可能性が高いので

 

セルは長めに一発目でかかる様に妥協せず回し続けるべし!

 

30秒程回しても「ブッ」と少しでもかからない時は

 

他原因が考えられるので1度セルを休めて点検する!

 

そしてかかった次の瞬間にアクセルを少し煽り

 

残燃料をエキゾーストから飛ばす!

 

以上で今回修了!

 

次回の「斜面での起こし方」に続く

 


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その4・4-2

2015年12月05日 22時58分01秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その4

マシンの安全なコカし方(笑)4-2

<乗りゴケ>

 

 

(1)低速及びバック時

 

基本的な回避の方法は前回の立ちゴケと同じであるが

 

いくら低速やバック時とはいえ100kg超の鉄馬である

 

一瞬の油断が最悪ライダーのライフにまでダメージが及ぶ事だって十分ありえるので

 

決して舐めてかかってはいけない・・・

 

実際にたかが時速10kmのスピードがライダーに対して

 

どれだけの身体的衝撃を及ぼすか知りたい方は

 

試しに壁に向かって一直線に時速10kmで

 

決して最後までブレーキかけずアクセル閉じずに突っ込んでみたら

 

わざわざ自分の愛車でやらなくても想像しただけで分かると思う!

 

因みにモンシェル様は絶対に怖すぎて無理!(汗笑)

 

壁に当たる瞬間必ずアクセル閉じてクラッチ切ってしまうであろう・・・

 

 

(2)中・高速時

 

もはやこの領域になると申し訳ないが実演出来ないのでご了承を

 

ただそうなる一歩手前の状態は今回の教則動画にてあるので参考にされたし

 

中・高速時はスピードに比例して

 

低速時より更に早い判断と先読みがライダーに求められる事になる

 

まずは大前提にくるのが急制動テクを磨き

 

「転倒及び衝突する前に止まる」を追求するのは勿論の事だが

 

最悪そのままコケた場合はその瞬間にマシンを捨て

 

自分の身が何処に飛んで行き、その先に何があって

 

何にぶつかるのかを判断し「ニャン子先生」の様に受身するしかないであろう・・・

↑これがモノホンの「ニャン子先生」※往年の名作「いなかっぺ大将」より抜粋

今年はピョン吉まで来たので次はこれか?(笑)

 

簡単にニャン子先生の様に行けば言う事ないが・・・笑

 

最近のスタントチームでの交通安全ショー等を見ると

 

交差点等で事故る瞬間の手前で

 

大抵マシンをそのまま野球のスライディングの様に滑らせつつこかして

 

ライダーも草スキーの様にマシンの後から尻餅ついて

 

頭を両腕で守りつつ足から滑ってくる光景を良く見るので

 

これが最終的防御体勢なのかもしれない

 

かといって現実世界はショーとは違う・・・

 

あとは自分で出したスピードと自己責任で「祈る」のみであろう!

 

 

(3)コーナリング時

 

コーナリング時は当然直線よりスピードは落ちるが

 

良くありがちなのが曲がり切れない時の転倒である

 

コーナリング時においても上記の方法で最終的に祈るしかない事は大前提だが

 

もしその時一瞬でも光が残されてる場合は

 

コーナリングの外周に木や壁・ガードレールがある場合に

 

それを足で蹴って防げる方法も無い事はない・・・

 

このテクは林道ではよく使えるので後の投稿で示す予定だが

 

林道にはライダー視線から見えないその先に崖等が存在しているという暗黒のダークサイドが存在している・・・

 

よってライダーは今一度、己のフォースの力を信じて「一木一等足?笑」寸分の狂い無きキック弾を投下されたし!(笑)←てかその前に十分減速しろよっ笑

 

 

以上で今回2投稿に渡りオフ走破時にありがちな転倒ケースを基軸にとりあげてきたが

 

林道はストリートと違い山奥で人通りも少なく救急車もまず無い状態

 

なので再び「怪我と労力は自分持ち」という

 

モンシェル様直々の名言集に尽きる! ←自分で言うなや(笑)

 

して転倒というのは己とマシンのボディにダイレクトに衝撃が走る

 

なのでライダーは如何に転倒せずに安全走行を基本に

 

その衝撃をタイヤで受け止めるライディングが出来るかという・・・

 

これに尽きる!

 

そしてここにこそ~

 

このオフテク奥義書の真髄が存在しているのだある!←コイツ噛んだっ笑

 

今回のシメに最後に先程申し上げた以下教則参考動画にて

 

お互いコケても再び立ち上がり~の楽しい林道ライフを御祈願いたします(笑)

↑モンシェル様オリジナル「スタート&エンドカット」制作作業がかなり疲れたぜ~・笑

 

 


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その4・4-1

2015年12月05日 21時26分33秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その4

マシンの安全なコカし方(笑)4-1

<立ちゴケ>

 

 

人は人生を歩む最中

 

何かにつけてコケまくる動物・・・

 

「七転八倒」や「七転び八起き」その他色々な格言が示す通り

 

世界中のどんな分野の達人であれ人知れず転倒しまくっている・・・はず(笑)

 

そしてそれはマシンを駆るプロライダーも同じ事!

 

乗り始めて今まで一度たりとも転倒せずに世界チャンピオンになったライダーは全くの皆無といえる!

 

してこのモンシェル様も堂々たる全くの「右へならい」である!(笑)かなり遠いが・・立ち位置が(笑

 

コケずに走破するのは無論トップにくる事なのだが

 

それでもマシンに近づく以上必ずどこかで誰しもコケる時は来るもの・・

 

実はこのコケる時にレース選手権で上位のライダーになればなる程

 

比例してコケ方も上手いのである!

 

それだけ努力してマシンに乗り慣れてるのもあるが

 

重要なのは転倒時にマシンとライダー自身を如何に

 

次の復活率に持っていけるかという事につきる!

 

言わばダメージを最小限に食いとどめる転倒の方法

 

世界トップライダーの雲上の超絶的リカバリー法は到底記述不可能だが

 

今回は基本的な最低限の安全な立ちゴケについて以下記述と致す!

※根性及ばずフカフカ砂地で実演の程ご勘弁を・・・笑

 

(1)エンジンがONでギアが入っている時

 

まずは全ての転倒から身を守る為の一番の重要な鉄則は

 

「絶対にマシンの下敷きにならない」事である!

 

そしてこの立ちゴケもしかり

 

林道等オフ走破時に1番多いケースの

 

エンジンON&ギアON状態での立ちゴケ(右側)転倒時について記述致す

 

マシンが右に倒れる一瞬先に画像(赤白←)の方向へ意地でも素早く右足を逃がして

 

マシンの下敷きから右足を回避しつつ

 

エンジンとギアが入っているので絶対にアクセルは閉じたまま

 

クラッチを完全に切った状態でハンドルから決して両手を離さずに倒れる!

 

この時マシンを守るなどオフ者においては御法度千番!(笑)

 

もし高額ハーレーだったらモンシェル様でも腰砕けても支えるかもしれないが(笑)

 

だけど最後は金で買える物と自分の身を天秤にかけるなら

 

金で買えない自分の身を守るに限る!

 

 

(2)エンジンがONでギアがニュートラル時

 

もし同じ立ちゴケ状態であっても

 

この時にギアがニュートラルに入っていたなら

 

まだラッキーな状態・・・

 

何故ならどんなにエンジンが吹きあがろうともギアさえ入ってなければマシンは決して暴れる事はない!

 

なので転倒してもこの様にクラッチから手が離せて更に自分の身に余裕が出来るという事である!

ただし転倒した場所が斜面ならフロントブレーキを離した瞬間にマシンがあらぬ方向へ行く事もあるので要注意だ!

 

 

(3)エンジンOFの時

 

これについてはオフ者としては1番ラッキーなパターンで

 

マシンも暴れてあらぬ方向へスッ飛ぶ心配もなければ

 

転倒後に負圧で吸い込んだ生ガスによるカブリもほぼ無い

 

あとは残されたその時の状態の中で少しでもソフトにコケれる様にライダーが努力すればいいわけである!

 

 

以上で今回は簡単に立ちゴケについて記述したが

 

ダメージ的重要なポイントを以下にまとめると

 

まず立ちゴケでマシンがヒットする部位は大抵がハンドル先・ステップ・マフラーである

 

ライダーがよくヒットする部位は膝・肘・腰・肩等の重要な関節付近である

 

左右どちらかの足がよくコケたマシンの下敷きになる

 

倒れた時にライダーが冷静になれないと大抵マシンは暴れる

 

因みにハンドガードがないと左右レバーもよく折れる

 

等々、キリが無い状態になるが

 

これらダメージから回避する考え方イメージとしては

 

「ライダーが自分の股下からマシンを転がし決してマシンに巻き込まれてはいけない」

 

というイメージを持つ事が重要な鍵となり

 

そこから各転倒ケースの非常事態に柔軟に対応できる様に

 

常にその時の手前でその準備態勢が無意識の中でとれる

 

癖を付けるのがベストと言える!

 

「オフ者たる者、決して転倒を恐るべからず」

 

次は更にヤバイ状態覚悟の走行時の転倒から最小限身を守る重要ポイントに続く

 


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その3・3-7

2015年11月29日 10時34分45秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その3

バランス領域の原理を知ろう!3-7

<ジャックナイフの重心バランス>

 

 

オフテク奥義書乗車前編その3シリーズ最後のシメはとりわけ

 

ジャックナイフの重心バランスについて記述と致す!

 

先回の3-6記事で冒頭に記述したウイリーの由来がホイリー?(笑)ならば

 

このジャックナイフは実は本名「リアホイル・ウイリー」なのである!

 

これを直訳すると単に「リアホイルがウイリーする」にちなんで名づけられただけのものであるが

 

その姿をチンピラヤンキー共が昔タカリをやるときに流行っていた切れ味満点のジャックナイフに例えて

 

格好良く不良っぽく2輪界のイメージ尊厳の為に

 

そのまま「ジャックナイフ」とニックネームされ収まっただけのものであるのだが

 

これがまた実に何とも格好いい大技である事か・・・笑

 

なんの意味もなくただ後輪を跳ね上げるだけで某バイク雑誌の表紙になっても

 

何も違和感がない程、実に様になる技なのだ!(笑)←カメラ目線が足りないが、じき年末だから新年特大号とかね・(笑)

 

だがこの大技にはウイリーを遥かに超えるかなり危険なリスクを伴うという

 

決定的なダークサイドが存在している・・・

 

そう、見たまんま分かるとおり

 

今度はマシン自体がライダーの後方から前回りをしてきて逆立ち状態から一気に前転

 

そのまま頭正面からマシンごと地面に叩きつけられるという

 

世にもおそろしや~・・のライダーのライフゲージにまで及ぶ程の超悶絶ダメージを食らう事と隣り合わせの奥義なのだ!

 

それを回避する残された唯一の手段は今度はフロントブレーキを離すことのみとなり

 

最後それでも間に合わない場合はライダーがマシンを捨てて

 

跳び箱の感じでハンドル放して飛び去り左右どちらか横にすぐ逃げる事のみしか生きる術はない・・・

 

なので今回まずはこのジャックナイフの重心バランスをしっかりと理解してから

 

単に条件を自分に都合よく揃えてから見せるだけの「すごいねー!よかったね~!」の偽ジャックナイフだけじゃなく

 

例え他人に笑われる程のほんの少ししかリアが浮かなくても

 

ライダー自ら自分を律して←特にモンシェル様本体に当てはまる・うえ?(笑

 

あらゆる地形にて実践的にオフ走破に使える為の

 

モノホンのジャックナイフを修得する為の第1歩を進んで頂きたい!

 

因みにリアホップはリアをホッピング(跳ね上げる)させるだけの技で

 

ジャックナイフとのバンダレイ(境界線)は

 

マシン+ライダー全加重が余す事無く全てステムへ移動しているか否かで決まる

 

なので逆に車重の軽いトライアル車の方がやりやすく

 

100kg超えのトレッキング車以上になるとまず現実的にかなり厳しくなる←因みにモンシェル様ごときじゃ無理・・汗笑

 

林道で実践的にジャックナイフを使う場面はほぼ皆無と言っていい程ないが

 

これを身に付けると全天候ほぼ100%コケる気がしなくなるのは

 

実際に結果となっていずれ間違いなく現れる事となるであろう・・

 

 

①ジャックナイフへ至る重心バランス

 

まずこのジャックナイフはウイリーと違い後輪を上げる事から

 

全くのマシン自体のエンジンパワーが使えないという決定的リスクが存在している・・

 

そう、前輪を上げるウイリーはエンジンパワーを与えれば上に上がる力が働くのだが

 

後輪を上げるこのジャックナイフにおいては上に上げる手段は

 

アクション手前の助走スピード+リアサス反発力+フロントブレーキのみなのである!

 

そしてこれをライダーが操作する瞬間の重心バランスについては以下の通り

 

まずは助走をつけてジャックナイフポイント前でリアサスをライダー加重により瞬発的に縮め(赤↓)

同時にフロントサスを瞬発的にピッと伸ばし(赤↑)

 

そしてリアサスがフルボトムした次の瞬間今度は公園にあるシーソーをイメージしつつ(赤↑↓)

ライダーが前方にほんの軽く跳ね上がりステップ加重を完全に抜き(緑→)

 

同時にクラッチを切りフロントブレーキをロック寸前まで思い切りかけつつ(赤↓)

 

この瞬間にエンジン主要部+ライダー全加重(緑枠)を一気にステム部へ1点集中させつつ(緑〇枠)

 

更に同時に両腕でハンドルを真下に押しつつFフォークを縮め

ステム部に全加重移動状態(緑枠)で更に前へ余力と共に移動させつつ(緑→)

 

フロントブレーキの半クラッチ並みの操作(赤↓)により

 

リアタイヤが何の音もなく忍び寄り一気に上がってくる感覚を

 

ライダー自らステップ&ケツ全体で感知しつつ

 

受け止める!!

 

そしてライダー自ら判断した限界トップ地点にて最後はフロントブレーキを離して

 

リアタイヤを真下に落とし終了となる

 

リアタイヤを上げる1番のポイントはリアサスがフルボトムした次の瞬間に

 

いかに瞬間的に全加重をステム部へ一気に移動させられるかが鍵となるのだ!

 

例えばライダー重心だけ移動させればマシンそのままでウルトラマンシュワッち!状態になるし(笑)

 

逆にマシン重心だけ移動した場合はフロントブレーキが滑って反射的にロックさせてしまい

 

大抵その場で危険なコケ方となる・・・汗笑

 

なのでこのジャックナイフ修得に至る前にも

 

後輪を空転させる為にフロントブレーキを半クラッチ並に操作する「バーンナウト」から一歩一歩修得していかないと

 

奥義修得への道のりは正直難しいものがある・・・

 

まぁ成功に至る為の詳しい基本的練習法とかはまた後ほどとして

 

今回のシメに再び以下参考動画にて重心バランス原理をじっくり研究学習して頂きたいと致す!

 

↑参考動画の最後2回目の後輪が余り上がっていないジャックナイフが実は実践的ジャックナイフなのである!

 

若干左側にターン気味になっているが見ての通り安定感が目に見えて違うのがお分かりだろうか?

 

因みにどんなに滞空時間の長いジャックナイフであっても

 

ビッグバイクショー等でプロライダーが見せる超絶技「ストッピー」であっても

 

ライダーはシートに座ってタンクごと加重をステム前輪部へ圧しているわけじゃなく

 

あくまで両腕のみでハンドルを圧している状態なのである

 

と、いう事は・(笑)

 

更にマシンに乗る以前にそれだけ腕立て伏せの姿勢にも強くなければ

 

一気にハンドルを握る操作中のその両腕に襲いかかる己+鉄馬の加重力に

 

とてもじゃないが耐え切れないという結果に陥る事になる・・・

 

なにもわざわざ林道で後輪上げて方向変換等する必要性は全くないのだが

 

このジャックナイフから最短距離で後輪のリアルタイム状況を掴み取る事に繋がりそれはやがて強力な武器となる!

 

なので実践的ジャックナイフとは後輪が例え紙一枚分しか浮かない程度であっても

 

その重心移動を正確冷静にリアルタイム感知しつつ

 

次の安定感ある走りに繋げれる事に真髄があるのだ!!

 

そして1番簡単にして難しい課題なのだが(笑)

 

ライダーもやはり体を鍛えないと無理ですなぁ~!←お前が言うなや・笑