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モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その3・3-1

2015年11月07日 11時58分42秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その3

バランス領域の原理を知ろう!3-1

<バイクの重心マス(集中)の原理を知ろう>

 

 

バイク(=マシン)の重心とは重量の事であるが

 

4輪と違い2輪車ってのは

 

サイドスタンド等一切なしで単に立ち止まった状態でそのままマシンを離れると

 

100パー倒れてしまうという決定的な違いがある!

 

まぁ当然の事ではあるが(笑)

 

そして世界中の各メーカーが年々競いつつニューマシンの開発に精を出し

 

年々少しづつマシンが進化している状況にライダーとしても毎年楽しみや夢があるのだ!

 

快適性・運動性等を追及するにあたり4輪に比べて非常に限られたパーツ配置空間の中で

 

如何に新たなパーツを活かす為の設計変更をするか・・・

 

そしてその進化の過程においてこの重心の配分というのは不動の重要テーマになっている

 

言わば中心軸になっているといっても過言ではないのだ!

 

もっと分かりやすく言えば

 

例えばエンジンの左側に僅か1kg程のパーツをつけたとしたら

 

当然ながらその1kg分の右側バランスが崩れて

 

ライダーも常に右側に1kgの荷重をかけつつ走行しなければ真っ直ぐは走らないのである!!

 

1kgほどなら実際は大抵サスが踏ん張り耐えるであろうが

 

それが悪路等を行くある瞬間においてサスの踏ん張り能力を超えた時には

 

確実にその症状がでる事になる!!

 

そしてオフを走る際には常にライダー自身において

 

この重心バランスの持っていき方が常に全ての操作の中心軸となる事を理解して頂きたい

 

今回まずはそのマシンの重心がどうなっているのかを主軸に記述と致す!

 

 

①オフ車の重心の基準構造

 

まずはオフ車の重心はどうなっているのかを以下の画像で大まかに記すと

大まかに分けて3等分になる感じであり

 

1番重いのがエンジン部(赤枠①)・2番目がリア周り(青枠②)・で1番軽いのがフロント周り(黄色枠③)だ!

 

して例えば走行中に下り坂やフロントブレーキ時等にフォークが縮んだ時にはこの様に重心が前に移動して

 

逆に発進時・登り坂やフロントアップ時等にフォークが伸びてリアサスが縮んだ時にはこの様に重心が後方に移動する

 

あらかじめ構造上マシン自体はフロントが軽く出来ているのは何故か?

 

これはライダーが乗った時に自然にハンドルの付け根部のステム周りに荷重がかかった状態で

 

初めて前後タイヤにかかる「マシン+ライダー全荷重」が路面に均等にかかる様設計されているからだ!

 

↑赤線(顔付き・笑)がライダー本体で黄色線がステムを通ってフロント側路面に伝わる「ライダー+エンジン部」荷重の方向

 

赤黄色線がリア方向に伝わるライダー本体荷重であり

 

そして赤線+赤黄色線をステム側からリアハブ周りまで結んで伸びている青線がそれぞれ

 

平均して青枠内範囲方向へ荷重を伝えている状態になっている

 

更にマシンの重心は前後だけではなく左右もこの様にハンドル幅を切り口として

ライダーが足で支える事のできると言われている範囲は

 

フロントタイヤ軸までの赤線三角形枠内であり

 

その範囲を超えると急激にエンジン重量を受ける事になりそのまま倒れる

 

因みに黄色線から黄色↑方向へ荷重が移動すると

 

リアに荷重がかかる事になりフロントとしての荷重バランスが崩れる状態に当然なる

 

 

して化学技術的に神業ともいえる偉業がまた一つここに存在していて

 

前後荷重耐久力の限界はあれどその範囲内においては

 

どんな体重のライダーが乗ったとしても最終的に路面に伝わる荷重配分が前後とも均等にかかる様に

 

設計されている事だ!!

 

これは実はモーターサイクルが高性能最先端技術の結晶の塊である事を意味する動かぬ証拠の一つといえる!

 

そうです、我々が普段何気に乗っているオートバイってのは

 

例え50ccスクーターに草履ガニ股で乗ってるおっさんであれスーパーカブに長靴で出前する板前であれ

 

スーパーカブといえば(マシン整備工場長達人はむさんであれ・笑)

 

実は物凄いテクノロジー結晶のマシンに乗っていたんですなぁ~!

 

2輪車は構造上この特殊な重心配分が4輪以上にシビアに求められるからこそ

 

その製造技術工程分各パーツも以外に高価になってくるのでしょう・・・

 

そしてこれらの自然状態における荷重配分バランス範囲内を超える時に

 

ライダー自らの操作テクというものが必要になってくるという事だ!

 

 

②重心マス(集中)について

 

上記前述してきた素晴らしいマシンの重心配分について

 

今度はそれをライダー自ら操作してコントロールする為の主軸になる

 

マス集中を上手くコントロールする為の基本について記述する!

 

マス=重心であり

 

集中=それを1点1箇所に集中させる事である

 

集中点=マスが集中する中心軸であり

 

集中範囲=その集中点を崩さないバランス範囲内の事である

 

そしてそれは各種ライディング状況・地形によってその時その都度集中点・範囲が千変万化するのだが

 

まずは今回オフ走破においてその全ての基準値となる真っ直ぐ走る時のマス集中点について以下の様に記す

図面幼稚な感じで申し訳ないが・(笑)

 

オフを走る全ての基準としてはこの様に(赤←)のステム部にライダーの全神経を集中させる事が重要である!

 

かといって肩に力を入れてフォークを押し込むとかじゃなくあくまで自然体で立ち乗りつつ意識を集中させるのがコツ

 

体重は普通にステップに平均的にかけて乗り

 

この様にステム部に意識を集中させるとまずリアが滑った時に安定性が向上し

 

地形に対してマシンを立てる感じに自然と繋がる事で

 

左右バランスのコントロール操作幅がかなり広がるというメリットがある

 

ライダーが行うボディーアクション+マス集中コントロール操作は全てここから始まるのである!

 

オフ走破攻略の鍵は3Dライディング!!

 

言わばただマシンに乗ってアクセル・クラッチのみでブオーン!と走ってハイ終わり(笑)を繰り返すだけじゃなく

 

各種悪路地形・障害物等を乗り越え走破していくには

 

このマシン重心(マス集中)の変化する状態を常にリアルタイムで感知しつつ

 

立体的(3D)にマシンを操れる様にならねばならないのだ!

 

次回からはいよいよ具体的に各状況例をあげて記述していくと致す!

 


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その2・2-4

2015年11月03日 18時58分18秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その2

オフにおけるマシン各部の基本操法2-4

<ステップに乗る位置>

 

 

その2シリーズの最後はステップに乗せる足の位置について記述と致す!

 

これについては先回の

 

その1シリーズのマシンセッティング1-2<ハンドル・ステップ>

 

にて既に大まかに説明しているが

その1マシンセッティング1-2<ハンドル・ステップ>←クリック先

 

今回は足を乗せる位置の長所短所等に主軸視点を向けて

 

モンシェル様流のへ理屈が再び炸裂となるのだ!(笑)

 

そして今回はあえて画像を分かりやすくする為に

 

わざわざ鍛え上げられたモンシェル様の超野生的(ぷ~ん・・・激ヤバ笑)

 

黄金のタレつき「生足素足」を直にステップに乗せて投稿しておるので

 

※晩飯前等には特に閲覧注意である・・・オエエ~ッ(笑)

よって少しばかり離してっと(笑)

 

 

 

 

 

 

 

では参る!

①土踏まずで乗る場合

教習所で習う通りの1番オーソドックスな乗り方である

 

オフ走破においてもこの位置で乗るライダーが地球上で1番多いと思われ

 

トライアル世界選手権トップライダーまでもこの位置で基本乗ってる位だから

 

まず万人が認める1番理想的といえるであろう!

 

長所としてはバランスが取りやすくギアチェンジペダルやリアブレーキペダルも操作しやすいが

 

逆に短所としては走破中何らかのアクションの最中にいきなりペダルに足先が当たり

 

突然ギアが変わったりして危険な目に合う可能性もある

 

そしてそれを回避する為に若干足先を外側に離して乗るのだが

 

そこで次に考えられる危険が今度は足元から襲ってくる障害物(岩等)である!

 

特にサスを縮めるタイミングの地点や足元が見づらくステップが岩に当たる位の沢や川の中、草ボウボウの獣道等が要注意!

 

悪路を行くといずれ気づかずともある瞬間以下の状態にはふいに必ずなっているもの↓

ガレージ内で単に跨った状態で既にここまで低い状態・・・

 

もし実際これに前後サスが命一杯沈んだ状態ならば更にどこまで低くなるか・・・

 

ここまで低く足先がある状態で走破中にもし岩にヒットしたら・・・

 

250ccの強烈パワー+岩等の挟み撃ちプレス攻撃を一気に受けた後

 

骨は確実に折れる事はまず間違いないであろう・・・

 

実際に全日本トップ選手でもバリバリ指折った事あるライダーがいっぱいいる位(汗)

 

なのでそんな時には次のつま先乗りに一瞬変えるか足を離して回避する感じになる

 

 

②つま先で乗る場合

つま先乗りといっても実際は画像の感じに指の付け根部位で乗る感じに大抵はなる

 

この世には本当につま先で乗る方もいるだろうが・・・笑

 

長所としては先程前述の通り足を真下の障害物から守るには最適な位置であるが

 

反面やはりバランスが取り辛いのと

 

スタンディング姿勢だと特にずっとつま先立ち状態が続く事になり

 

足が非常にキツイという短所がある!

 

なので通常は土踏まずで乗り

 

ステップが当たりそうなポイントのみ瞬間的にこのつま先乗りに踏みかえるのが理想と思われる!

 

 

③踵で乗る場合

この乗り方は正直オフロードの場合は激しいショック振動等で足を踏み外す可能性が大であるので

 

一言で言って「危険極まりなく」

 

モンシェル流としてはまず御勧め出来ない

 

※因みにモンシェル様も林道等オフ走破時には絶対にこの乗り方だけはやっていない

 

ただ長所としては走行中に足の筋をそれなりに伸ばす事が出来る(笑)

 

オフ車タイプ等の膝を常に深く曲げる様な姿勢が続くマシンの場合

 

当然ながらその両足は走行中基本ずっと屈伸状態となり

 

長距離になればなる程血が偏るという傾向に必然的になる・・・

 

そんな時に立ち乗りに姿勢を変えたりして筋を伸ばす方法もあるが

 

立ち乗りでは実際風圧等をモロに受けあまり長続きする姿勢ではない!

 

立ち乗りの真髄はあくまでボディーアクションをフルに使う事にのみあるので

 

モンシェル様自身も長距離ツーになると途中よく足のダルさに悩まされつつ

 

そんな時「ここいらでアメリカンタイプにトランスフォームしねえかなあ~・・・」

 

「走りつつアメリカンとオフタイプを自在に変形してくれたら何と快適なことか・・」

 

なんて事をマジで本気で思ったりすることが良くある(笑

 

そしてそんな時に走りつつたまにやるのがこの踵乗りなのだ!

 

あくまで路面がいい直線のみ限定だが

 

モンシェル流足伸ばし走法としては(笑)

 

1.両足を離してフロントフォーク方向へしばらく伸ばす

 

2.足がキツクなる手前で無理せず戻す

 

3.腰をセカンドシートまで後方へ命一杯引く

 

4.セカンドシートの新鮮な柔らかさを味わいつつ(笑)

 

5.踵乗りへトランスフォーム!!(笑)

 

このかなりへんぴな姿勢状態にてしばらく納得いくまでストレッチしつつ走行する感じ(笑)

 

所詮、正直早めに停車して休憩しろよ!という結論に至る事なのだが・・・笑

 

まぁこの踵乗りは万一足がハジかれた等で応急的にこの場所で耐える時等にのみ使える場所なのかもしれない・・・笑

 

 

最後にステップの足位置についてもオフ走破においては

 

土踏まずを中心軸にしてつま先~踵まで

 

片足を外しても右足と左足が違う位置でも常に何でもあり状態で

 

その時その一瞬の状況に自由自在に踏み位置を変えつつ

 

マシンの「バランスを維持していく」のが重要であるので

 

次に現れる地形の状態を瞬時に把握して足先等骨折しない様

 

マシンを運ぶより「足を守るステップ操作」をまずは自分の物にしていく事を強く御勧めする!

 

マシンを動かす為のステップ操作は

 

地形を読み取り瞬時に足を守れる癖がつく様になってからでも全く遅くはない!

 

以下動画その例を一つ今回のシメに紹介してその2シリーズ修了と致しやっす!

 


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その2・2-3

2015年11月02日 15時42分51秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その2

オフにおけるマシン各部の基本操法2-3

<クラッチ操作>

 

 

先回のアクセル操作に引き続き

 

今回はクラッチの基本的な操作を記述する

 

①オフ走破の為の発進法

 

オフ走破においては特にこのクラッチ操作とアクセル操作の二対一体の連携プレー度合いが求められる事になる!

 

言わば例えるならばアクセルが雷神様としたら

 

このクラッチは風神様といっても過言ではないのだ!!

 

それ程にこの両者の一糸乱れぬ連携操作により

 

マシンが力強く前に進むか否かが決まるのである!

 

逆に言えば例えどんなに完璧なアクセルワークをその時誇ったとしても

 

それを確実に路面に伝える為のこのクラッチ操作が

 

ほんの少しだけミスっただけでもたちまちのうちに

 

マシンがあらぬ方向へすっ飛び

 

全てが水の泡と化す事にもなるのだ・・・

 

それだけの重責を担うクラッチ技術を実践的かつ確実に身につける為にも

 

半クラッチ操作修得の1番最初の初歩の初歩である

 

オフ走破の為の発進法を以下動画参考に是非とも身につけて頂きたい!

 

見た所こんなまるでドラッグレースみたいなスタートを何のために身につけるのか

 

まずは真っ直ぐ走ってみてこの高ギア+半クラッチでのどっしりとした力強いトルクを体感し

 

そしてそのままの状態感覚でこのテクを今度は無理の無い範囲で

 

適当な深い砂地や浮石エリア(ガレ場等)で是非とも真っ直ぐ走ってみて試してもらいたいと思う

↑深い砂地の一例 

 

↑ガレ場の一例

 

そう、この技術は

 

タイヤの1発1回転に物凄い高トルクをかける事により

 

まるでキャタピラ車の様にゴゴゴっと大地を蹴って強烈に進む事が出来るという

 

オフ走破基本中の基本技の一つなのである!

 

そして更にこの技術を実践の場で使う一例としては

 

以下動画にある場所等に1番威力を発揮する事が出来るのだ!

 

因みにこのテクはその他滑りやすい場所ならまず使える代物である!

 

例えば、粘土質のつるつる滑り路面やガレ場、グチャグチャの泥濘地等

 

わざわざその真っ只中を自ら喜んで行く事はないが

 

やむをえない時に使えるオーソドックス代表格技の一つである!

 

とは言っても実践の現場ではそこを避けて通れる箇所が大抵ありこのテクを使う場面は実際そんなに無いが

 

林道等走っていると何気に気づかずに突然出くわす事があるもの・・

 

是非とも身につけて、そして実践の現場で遺憾なく発動し

 

走破した時のその感動をメットの中で心底一人寂しく体感して頂きたい・・・(笑)

 

 

②オフ走破の為のクラッチ走法

 

はい!出ました再び船酔い?ガチ動画(笑)

 

先回に引き続き同じコースを

 

今度は左腕にコンツアー・カメラを巻きつけてクラッチ側の様子を生撮りし

 

終夜必死こいて記憶を辿りながら操作状況を編集した代物(笑)

 

アクセルの時と同じコースなので操作タイミングも大体同じ感じだが

 

特に左指の動きに注目してコンタクト落とさない程度に見て頂きたい(笑)

 

そう、クラッチレバー操作についてもなるべく握力を温存しつつ

 

平地で3本指以上、オフに入って2本指

 

そしてここぞの時にハンドルをしっかり保持操作しつつ1本指で半クラッチをかける感じ

 

地形に合わせた指の使用本数もアクセル側と同じ感じである

 

ただクラッチの場合は半クラッチの最中は常にずっと引きっぱなしとなるので

 

極力必要時以外は瞬間的にパッと離してドラえもん握りが基準となる!

 

最後にアクセルからこのクラッチ操作まであくまで近場の一例に過ぎないが

 

既にここまで終始忙しく操作が繰り広げられている事を御分かりだろうか・・・

 

不整地、そして悪路を走る難しさ・・・

 

そこから自由自在に生まれ出てくるオフロードの奥深さに少しでも魅力を感じたならば

 

フフフ・・・

 

もはやあなたは既に立派なオフ者といえるであろう・・・ニヤリ・笑


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その2・2-2

2015年11月02日 10時34分00秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その2

オフにおけるマシン各部の基本操法2-2

<アクセル操作>

 

 

オフを走破するにあたり

 

まずは前回で記述したブレーキ操作が身に付き自信がついてきてから

 

次はいよいよマシンを前に進める為の

 

アクセル操作を身につけて行く事を強くお勧めする!

 

 

①アクセルとパワー反応の点検法

 

マシンを進める為のアクセル・・・

 

一言で納めるとただ単に捻ってギアを入れクラッチを繋ぐだけでマシンは前に進む

 

だがこの事を決して甘く捉えてはいけないのである!

 

何故ならこのたかが250ccトレッキングバイクといわれた

 

モンシェル号=スーパーシェルパでさえ

 

ゆうに100kgは軽く超える鋼鉄の塊だからだ!

 

もっと分かりやすく言うと

 

100kgの鋼鉄のバーベルが倒れたあなたの足に落ちてきたらどうなるのか?・・

 

考えただけでもゾッとするが

 

マシンの場合はたかがトレッキングバイクであったとしても

 

それにプラスガソリンエンジンパワーというとてつもない破壊力をもつ

 

機械的能力を備えた殺戮兵器としても申し分ない「鉄馬」である事を

 

決して忘れてはならない・・・

 

してその為にも日頃の地道なメンテや点検は重要となってくるが

 

更に現地に着いてからいざこれからのオフ走行直前にはまず

 

必ずブレーキ点検と共に以下のアクセル点検法も是非とも実施する事をお勧め致す!

 

動画を見ての通りオフを走破するには最低限このパワー反応の感じが必要となってくる感じで

 

この時点で既にアクセルの戻りが鈍い場合はアクセル自体(ワイヤー等)に油切れ&泥等の汚れが詰まっている可能性有で

 

パワー反応が遅れる若しくは

 

ガバッと一気にアクセル開けた瞬間すぐエンストする場合は

 

エアクリ(汚れ等)~キャブ内(ダイヤフラム磨耗等)~前後のマニホールド&インシュレータのヒビ破け等が原因で

 

いずれ何らかの原因により混合気比率が正常に作られていない事がまず第一に考えられる感じであろう・・・

 

前述した、たかがトレッキングバイクでも本性はあくまで「鉄馬」である事を

 

ここでしっかりと受け止め決して甘く見る事なく

 

その時は決して乗ることを諦めて大人しく整備して原因を解消する事をお勧めする

 

ましてオフ悪路に挑むなら尚更であると私モンシェル様は強く思う所である!

 

 

②オフ走破の為のアクセルの基本的操作

 

これについては以下の船酔い?注意(笑)の生撮り教則動画を

 

目ン玉かっぽじって大目玉開けっぱなで是非御覧頂きたい(笑)

 

あまりのブレによりコンタクトが外れてしまった方は

 

まずその下半身足元を絶対に動かさず

 

至短時間にして素早く見付けられる事を強くお勧め致す・・・(笑)

※格安ワンデーを除く(笑)

 

この動画は実際に普通のスピードで走り

 

ミラー外して腕に直接コンツアー・カメラ巻き付けて生撮りしたヤツで

 

アクセル中心にリアルガチにモンシェル様がその時操作した事を余す事無く

 

無い頭搾り出し工夫して編集した苦肉の一品動画なのである!(笑)

 

若干補足すると普通に走れる所はアクセルも「ドラえもん握り=5本指握り」で握力を極力温存しつつ

 

その直前の地形の状態を素早く見切りつつ

 

なるべく握力を温存しつつアクセル&ブレーキ操作を同時に行い

 

慌てず確実に自分の能力の範囲内で

 

いざここぞの時に2本指若しくは1本指にて

 

全てのレバー操作を適切に持っていく感じ

 

実際はこれに体のボディーアクションとサスとマシンの重心移動を含めて初めて走破実現に至る感じであるが

 

モンシェル様流は平地で3本指以上、ハンドルが地形に取られそうな時に2本指、フロントが上がる程の時に1本指で操作してる感じでありやす

 

そしてまずはこのガチ動画を踏み台にして

 

オフ操作の基本的なイメージを自分流に自在に作って頂けたら

 

モンシェル様の大往生に繋がるのでありまーっす!(笑)

※次回はクラッチ操作で船酔い動画でっせ~・・・御覚悟・・笑


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その2・2-1

2015年10月24日 21時39分15秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

乗車前(編)その2

オフにおけるマシン各部の基本操法2-1

<ブレーキ操法>

 

 

いざオフフィールドへ出向くにあたり

 

今まで必要最低限かつ重要なマシンセッティングを紹介してきたが

 

次にその2シリーズにおいては

 

そのマシンを動かす為の各部操作法の基本的事項を記述していく

 

して今回はその中でも最重要項目であるブレーキ操法について

 

オフにおけるモンシェル様流基本中の基本操作を以下動画にて

 

さっそくVTRスタート!(笑)

 

フフフ・・動画見て教習所とちゃうやん!っと思った方多数・・・(笑)

 

そう、舗装されたオンロードでは確かに教習所で習う急制動が1番だが

 

路面が非常にボコボコで不規則なグリップの連続であるオフにおいては

 

まずはリアタイヤをフルロックさせる事をベースとして制動する事が大原則となるのだ!

 

考え方としてはリアタイヤのブロックパターンを

 

まるで消しゴムの様に無理矢理路面に引き摺るイメージ・・・

 

消しゴムを紙面に擦り付け文字を消す時

 

軽い力で擦るより思いっきり押し付けて擦る方が当然文字も綺麗に消える!

 

そしてリアタイヤをロックさせる時も全く同じく

 

出来るだけリア加重がかかった方が当然ながらより一層制動力が利くという事である!

 

この原理を元に様々な悪路状況にて

 

瞬間的にマシンとライダーの重心位置を感じコントロールしつつ

 

更にはロックを離し瞬間にして強力なエンブレも使いつつ

 

その一瞬の制動力に実に様々な操作が繰り広げられているのである!

 

そしてこの制動に絶対にやってはいけないポイントが一つ存在している・・

 

それはフロントタイヤを絶対に「ロックさせてはいけない」という事!

 

その時どんなに安定した加重&リア制動力を誇ったとしても

 

このフロントタイヤがロックした瞬間からその他全てが崩れ去る事になるのだ!

 

もしエンジンパワーがかかった状態や下り坂でフロントタイヤがロックしたらどうなるか・・・

 

考えただけでも末恐ろしいが

 

もろにライダーがハンドルごと右か左へそのまま頭から滑り転ぶ事になる・・・

 

万が一フロントタイヤがロックしたら明らかに頭からバランスが崩れてくるので

 

誰でも大粒の冷汗が一瞬出る事間違いなし!

 

その時は瞬間フロントブレーキを離すのみしか対処法はなし!

 

ポンピングブレーキの練習時には特に気をつけよう!

 

 

そして次はオフ初心者の内からやると危険なのでいきなりはやめた方がいいが

 

何故こういうブレーキ操作をするのかの例として参考までに

 

以下の動画を見て頂きたい

 

見て分かる通りオフにおいては

 

ただでさえグリップ悪い路面ではいちいち教習所の急制動など

 

全く歯が立たないという事をまずは覚えて頂きたい(笑)

 

もっと簡単に言うと

 

滑りやすい雪道や凍ったアスファルトでリアタイヤをロックさせると余計に止まらないが

 

リアロックさせると地面が削れるか若しくはしっかり食いつく様な路面状況では

 

例え雪が降ろうともガッツリと逆にロックさせた方が遥かに制動するという事!

 

 

その他前述した

 

平地&登り斜面ならば強力なエンジンブレーキを活用し

 

リアロックと共用させる手もある!

 

この方法は1番強力な実戦的制動力を誇るが

 

マシンクラッチ内部に対して非常に高負荷がかかり

 

そのマシンのエンスト領域を極限まで見極める事ができる高度な能力をライダーに求められる為に

 

他人を巻き込む様な本当に必要とされる非常停止時以外は

 

まずいたずらに使わない方がマシン保護の為にもなるし

 

とりあえず今回は割愛致す!(笑)

↑動画を今度もし撮ったら掲載する・・・じゃそのまま御流れ~・つって(笑)