確定申告をしている人は、銀行振り込みで納税していました。カードでの支払いができるようにしたそうです。
税金の支払いには、銀行振り込みしかありませんでした。ということは、税金という貨幣は、デジタル信号で情報としてのお金が納税として、移動をします。
交通違反切符の支払い、自動車重量税の支払い、住民税の支払い、固定資産税の支払い、こうした税金の支払いは、政府の国税庁に支払われるものと、地方行政府への支払いがありますが、全てがデジタル信号になって、振り込まれます。情報の移動です。
私たちは、銀行の窓口などで、金貨や銀貨での支払いをしてはいません。
また、日本銀行券、として使われる貨幣は、金本位制として発行されてはいません。
事実関係として、税金という債務として負わされた金額を、私たちが、その負債の解消にに銀行預金から、デジタル情報で、振り込み作業をして、税金、交通違反罰金の債務の状況を解決させるために、銀行の数字化している貨幣で、債務状況を解消しているのです。
難しい言い方ですが、我慢してください。
税金という債権は、政府や地方自治体にあり、その義務としての債務の支払いを振り込みとして、デジタル情報で支払いをしたのです。債務と債権の記録として、デジタルデーターが移動しただけなのです。
このデジタルデーターは、金本位制の貨幣ではありませんので、金との交換が義務付けれれてはいません。信用貨幣論なのです。
勿論、日々変化する値段の『金』を貨幣で購入できますが、政府が貨幣に一定量の金との交換を約束はしていません。
ある、ユーチューブの討論番組に、時事通信の現役の記者という人が出演して、経済の討論で、『貨幣は金貨でしょう』。と発言した人が居ました。
普通はそう思っているようです。そう思いたい社会の空気や、既成概念が根強く存在して、多数派なのです。
同席していた、藤井聡教授や、経済産業省の関係の人、三橋氏、色々な元官僚も含めて、一生懸命に説明をしますが、思い込んでしまっているので、周囲の人の説明が耳に入らないようで、その場では、その記者以外は、信用貨幣論者なので、話が合わなくなりました。
貨幣観が違うと、そこからの経済に対する考え方がまるで違うので、議論にはなりません。