Music Mania

No Music No Life

コンパクトカー買い替え

2024年01月27日 | クルマ
妻のクルマが今年で13年になる。
そろそろ次のクルマへの買い替え時期である。
13年前ここで日産マーチからマツダデミオに買い替えたことを書いたが、あれからもう13年とはなんとも早いものだ。

次のクルマは何にするか。
次は軽自動車でいいかな、という気もする。
妻が選んだのはスズキラパンとホンダN-ONEだ。
ラパンはいかにも女性好みのカワイイ系で、MINIを思わせる外観と内装のセンスの良さが光る。
対してN-ONEは軽らしからぬ質感の高さでプレミアムな印象だ。
値段はN-ONEの方が高い。
それぞれカタログを見ると両者の方向性の違いがよくわかる。
しかし、安全性でいうと軽自動車は不安だという。
滅多なことで命に関わるような事故はないと思うし、軽の取り回しの良さは魅力的だ。
しかし、今の軽ってすごく値段が高くなっていて普通車とそんなに変わらない。

それなら普通車から探してみよう。
僕が候補に挙げたのはホンダフィットとトヨタヤリスと日産ノートだ。
しかし、フィットとヤリスは即却下。
外観デザインが気に入らないという。
ノートはいいけど気が乗らない。
なぜなら前に日産マーチに乗ってて、日産はもういいとのこと。

実は妻には一目惚れしたクルマがある。
それは2021年の9月に試乗したマツダ2のサンリットシトラスというモデルだ。
これは南欧をイメージした特別仕様車で、内装のセンスがとてもよく、またそのとき試乗したベージュメタリックみたいなボディカラーがとてもに合っていた。
当時の当ブログでこのクルマの感想が書かれている。

まずはMAZDA2の試乗。
グレードはサンリットシトラスという、すごくお洒落な仕様のもの。
MAZDA2というのはデミオの改良版で、欧米での呼び名に合わせたらしい。
内外装の質感がとても高く、中でも室内は小さな高級車といったところだ。
走らせた第一印象はその静けさ。
ピカピカの新車だからというのもあるけど、もはやコンパクトカーの域を超えている。
乗り心地はけっこう硬く、路面の凹凸がダイレクトに伝わる感じだけど、ボディ剛性が高いので不快ではない。


今の現行モデルで同じものはない。
それに今から買う新車としてマツダ2はもう古い。
そうなると中古で探すしかないのだが、特別仕様車で、ボディカラーも指定となるとタマ数がとても少ない。
このクラスのクルマを買う人は、使い勝手と価格が重要という人が多く、たとえ割高でも質感が高くお洒落なモデルが欲しい人はマツダではなくプジョーやアウディを選ぶのである。
もちろんネットて日本全国から探せばあるのだが、中古車というのは店選びも大切だ。
昨年のビッ◯モーターの件もあるし、出来ればディーラー系を選びたい。
というわけで、昨年末からディーラー系中古車の在庫を見てるのだが、やはり目当てのサンリットシトラスは無いのであった。

年が明けて2024年、1月20日と21日に新春初売りフェアが大規模に行われて来場特典などもあるので来てみてはいかが?との誘いがディーラーからあった。
そこでは新車だけでなく中古車もたくさん展示されるらしい。
それならダメ元で行ってみよう。

で、前日もう一度ディーラーのサイトから中古車を見てみると、なんと新入荷でサンリットシトラスが出てるではないか。
なんというタイミングの良さ!
早速朝イチで新春初売りフェアの会場へ行き、担当者にサンリットシトラスが欲しいことを伝える。
が、しかしこのクルマ、早速別のお客さんが商談に入ってしまったとのこと。
ついさっきまでタイミングの良さを喜んでたのに、いきなり少しの差で先に取られてしまったのだった。
今商談中の人が成立しなければ、次の商談権はこちらに回してもらえるよう手配してもらう。
そして、第二候補のクルマを探すことにする。

会場内は20数台の新車が展示され、室内照明の下ではものすごくピカピカに見える。
野外では新古車や中古車が展示され、試乗車もたくさん用意されている。
前の週では名古屋で同じ催しが開催され、なんと土日の二日間で300台も契約されたという。
今回の三重大会では目標120台とのこと。
そんなに売れるのか?と思いきや、会場では次々と契約成立のアナウンスが流れ、購入者は特設ステージに立ち司会者のインタビューを受けている。
そしてサイコロゲームをして出た数の合計✖️1000円の金額がプレゼントされる。
さらに会場に来るだけで食事のサービス券がもらえて、飲み物も飲み放題、クルマを購入すればギフトカタログももらえる。
なんともまあ、大盤振る舞いなのだ。
 
第二候補は同じマツダ2で3年落ち、ボディカラーはホワイト、グレードはブラックトーンエディションという少しスポーティなもので、ホイール、ドアミラーがブラック、内装もブラックというかっこいいモデルだ。
実車を見るとすごく程度がよく、ほとんど傷もなく内装の汚れもほぼ無い。
ドライブレコーダーがついてるのもいい。
もうこれでいいんじゃないか、という気もするが、妻はまだサンリットシトラスが諦めきれない。

翌日、営業マンから連絡があり、サンリットシトラスの商談が決まらなかったので、商談権が回ってきたとの連絡があった。

まさかのサンリットシトラス、今から会場へ向かいますと伝える。
またしても幸運の女神がやってきたようだ。

会場へつくと、野外展示場のクルマはほとんど売約済のシールが貼られている。
聞くところによると、昨日一日で新車、新古車、中古車合わせて60台ほど売れたという。
これは目標の120台に到達しそうだ。
ステージは絶え間なく契約成立パフォーマンスが繰り広げられている。

中古車は実車を確認して買うのが鉄則だが、今回は実車を見ずに購入する。
令和3年式なので今年車検なのだが、車検を取ってからの納車となる。
さらにボディコーティング、ETCセットアップ、希望ナンバー、次回車検までの半年ごとの点検とオイル交換も込みにしてもらい支払い総額160万円。
さすがに13年落ちのデミオの下取り価格はゼロに近かったが、元々は他者の新車を買うつもりだったので安くついた。
納車は3月初めくらいになるそうだ。
わりと待たされる気がするけど、降雪の時期を避けたかったのでちょうどいい。

納車までにしておくことは、今履いているスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに交換して、スタッドレスは売りに出すこと。
かといってまだしばらくは雪が降る可能性があるので2月末くらいになってからだ。

【まだ進化】マツダ2 サンリットシトラス 特別仕様かつエンジン変更まで手を入れたこのモデルの内外装を、 ラブカーズTV 河口まなぶ が内外装チェック!