Music Mania

No Music No Life

大雨被害

2018年07月08日 | 日常
西日本を中心に大雨で甚大な被害が出ている。
幸い僕のところはそこまで激しい雨はなく、今現在は青空も出ていて平和そのものなのだけど、災害はいつどのような形で襲ってくるかもわからない。

僕は50年ほど生きてきて、一度も洪水の被害にあったことがない。
運がよかったのだろう。
今の土地を買うとき、河川の近くや崖の近くは避けた。
今も河川の近くの低いところでも住宅の分譲が行われてるけど、僕ならちょっと怖くてそういうところでは住めない。

15年くらい前だったと思うけど、ある大雨の日、クルマを走らせていた。
やがて道は線路の下をくぐり抜けるアンダーパスに差し掛かったところで、前のクルマが停止した。
よく見ると、アンダーパスには水がたまっていた。
僕の前には2台クルマが止まっていて、先頭はオフロード四駆、次は白いセダン(たぶんクラウン)だった。
まず、オフロード四駆がそろそろと水に入っていき、無事アンダーパスを通り抜けた。
次は白いセダンだ。
前のクルマが行けたのだから大丈夫だろうと思ったのだろう。
そのまま水に入っていった。
僕は車内から様子を見ていた。
やがて白いセダンは、一番深いV字の底を通り抜け、上り坂に差し掛かったところで停止してしまった。
水位はすでにドアの半分くらいまであったと思う。
エンジンが止まったのかどうかはわからない。
ただ、白いセダンはそのような危険なところで停止してしまったのだ。
ふとバックミラーを見ると、僕のクルマの後ろは渋滞している。
外はゲリラ豪雨状態。
とりあえず僕は強引にクルマの向きを変え、別ルートを走ることにした。
向きを変えて逆車線に入ったところで、路肩にクルマをとめ、警察に連絡をした。
アンダーパス内でクルマが水没しそうになってると伝えた。

その後白いセダンはどうなったのかわからない。
その豪雨で、三重県内での死者はいなかったので、死んではいなかったはずだ。

クルマが水没すると、ドアが開かなくなったり、最悪の場合水流に流されたりするなど、命の危険につながるので、決して無理をしてはいけない。




コメント (2)