花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

トウガラシ

2010-08-30 08:09:59 | 
トウガラシ(唐辛子)

この赤い実が”あの”トウガラシになります。
いかにも、からそうな色♪
辛味種と甘味種とがあるますね。

メキシコ原産(アンデス地方という説も)

コロンブスがアメリカ大陸から持ち帰ったときに、胡椒と間違えてペッパーと呼んだのでした。今でも海外ではペッパーとも呼ばれているようです。

さて辛味があり香辛料としては、コロンブスによって伝播されてから、各地の食文化に大きな影響を与えたのでした。辛味がないときにも、代わりに糖度が高く、主に野菜として食される甘唐辛子でもあります。

中国原産には「唐」の名なのですが、日本には中国からだありませんでした。16世紀にポルトガルから渡来したのです。赤トウガラシを乾燥させたものを、その形状から「鷹の爪(たかのつめ)」と呼ぶのでした。はい、から~い。

しかし、日本にはトウガラシが好きになったのですね。この「七味唐辛子」のふりかけ瓶には、江戸時代初期の1625年に、浅草両国の「薬研堀(やげんぼり)」という薬問屋には、集まるところで売り出されました。その後、京都、大阪など全国に広まったのでした。

花言葉 旧友 嫉妬 雅味 生命力

イチジク

2010-08-28 21:20:43 | 
ちょっとかわいい花ではありませんが、好きな気持です。

イチジク (無花果、映日果)

ふっくらと大きくて、お尻の部分が裂けそうになり、ヘタのところまで赤褐色に染まると食べ頃なのです。果実を半分に切ると、赤いつぶつぶがたくさんつまっています。

はい、実の中に小さな花をつけるためなのです。外からには確認できないのですよね。
つまり、「無花果」の字から、花を咲かせずに実をつけるように見えるのです。

イチジクの原産地は現在のイエメン辺りと言われ、有史以前から栽培が始まっていたと考えられています。

ヨルダン渓谷に新石器時代の遺跡から、1万1千年以上前の炭化した実が出土しました。
4000年前には古代エジプトに、ミイラを入れる棺の材料として使われました。
3400年前には古代ギリシアに水の少ない地域でその生命力から、伝わっています。
また、沙漠を放浪する部族民は、しばしばイチジクの木の下にキャンプを設営していまようです。

さて、いまではイチジク生産量のトップ3は、エジプト、トルコ、イランでした。

江戸時代の初めに中国から渡来しました。当初は薬樹としてもたらされのですが、甘味を楽しむように、ひろく植えたのでした。

イチジクをその古さゆえ、最も有名なものは、旧約聖書のアダムとイブが楽園を追放されるものでした。彼らは蛇にそそのかされ、「知恵の実」を口にすると同時に、裸でいることが恥ずかしくなりました。近くにあったイチジクの葉で大事な箇所を覆います。この記述から、しばしば「知恵の実」はイチジクだとされていました。(リンゴであるという説が一般的にもありますが)

中学校のころ、大きなイチジクがいっぱいありました。わたしジャムをたくさん作りましたねえ。

花言葉  多産 飽和 実りある恋 裕福 
     謙遜 子宝に恵まれる 感謝


マリーゴールド

2010-08-19 14:47:31 | 
マリーゴールド

別名 マンジュギク〈万寿菊〉 クジャクソウ〈孔雀草〉
原産地 メキシコ

黄色い花が咲いていてくます。
熱い時に、やはり気分をホッとさせてくれます。

日本には江戸時代前半に渡来したと言われています。で、仏様にお供えするお花でおなじみですね。

ギリシャ神話に、太陽に恋した乙女カルタの化身といわれていました。それは、太陽神アポロンに恋をして、姿を見ることが生甲斐にいたのでした。太陽が昇る、そのときを待ち焦がれる毎日で、眠りにつくことも忘れただただひたすら。恋わずらいの果て、姿はやせ細り、
ついには魂になって消えのでした。すると、太陽神アポロンを待っていた場所に、一輪のマーリーゴールドの花が咲いたのでした。つまり、カルタが一途な愛の証なのですね。

また、古代ギリシャ人は、マリーゴールドを冠婚葬祭のハーブとして、婚礼の祝いの席を飾ったりしたそうです。やはり家に幸運を運んでくる花で、明るい黄色の花には守護の力があると信じられていました。

キリスト教圏の文化からか、聖母マリアの祝日に咲いたので、マリーゴールドは「マリア様の黄金の花」と呼ばれます。

でも、この文化には、花言葉については「黄色を嫌忌する」ともいうのです。はい、キリストを裏切った「ユダ」には、黄色は服の色とされるのでした。

さて独特の強い香りあります。線虫の防除効果があるので、根に作物の間などに植えられるのだそうです。

花言葉 健康 信頼 濃厚な愛情 友情 生きる 
    変わらぬ愛 生命の輝き 厚な愛情 嫉妬 絶望 

ひまわり

2010-08-04 07:16:53 | 
さて、座間にヒマワリにいきました。
なんと!!ちょっと見事!!

ヒマワリ(向日葵 日回り)
別名 ニチリンソウ(日輪草) ヒグルマ(日車)

原産地は北アメリカ

夏にかなり大きな黄色の花を咲かせます。既に紀元前からインディアンの食用作物として、
重要な位置を占めていたのでした。種実を食用や油糧とするためですから、いまも、美味しくたべるのですね。あるいは花を観賞するために広くいたのですね。

江戸時代、寛文時代に見ました。
また、1510年、スペイン人がヒマワリの種を持ち帰り、マドリード植物園で栽培を開始したのだそうです。
インカ帝国では太陽神の象徴とされましたが、欧米ではどこでも「太陽の花」と、意味で呼ばれていました。
フランスのルイ14世は「太陽王」の名前の通り、太陽の花ひまわりを好み、自分の紋章にしているのです。

ひまわりとは、ゴッホによって描かれたことですね。花瓶に生けられた向日葵をモチーフとする絵画。豊かな花が広がり、1つ1つが表情を持つ花達は、全体で生命の輝きをうたいあげています。

向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ
            北原白秋

向日葵の 空かがやけり 波の群
          水原秋桜子

髪に挿せば かくやくと射る 夏の日や
     王者の花の こがねひぐるま
            与謝野晶子

花言葉 あこがれ 熱愛 愛慕 光輝 敬慕
    あなただけを見つめます 長い恋からの結婚


ギボウシ

2010-08-03 08:22:17 | 
前にコバギボウシでした。今日は「ギボウシ」です。

別名 ギボシ ギボウシュ シガク(紫萼)
東アジア原産で40種ほどもあるのです。

コバギボウシよりも、花が美しく栽培されています。楊貴妃が好んだという大輪の白花もそうだったそうです。江戸時代には多数園芸品種としていたのでした。葉にもきれいな白や黄色の斑が入り、鑑賞価値が高いのも魅力ですね。

そして、シーボルトらによってヨーロッパに紹介されて、半日陰の庭植えには、たいへん人気なのでした。花の寿命は短く一日でしぼむので、「デイリリー」という英名もありまた。
ギボウシ、コバギボウシ、オオバギボウシなのについては、別名をウルイともいいます。
若芽は山菜として親しまれているので、ほどよい苦みとぬめりが有り、おひたしや天ぷらにすると美味しい。

たしかに、ギボウシとオオバギボウシには一年中。いろいろ油炒めと利用方法も多彩なのでしたよ。