花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

キルタンサス

2012-03-27 19:53:11 | 
キルタンサス
別名 ファイアリリー キルタンツス

南アフリカ原産
明治末頃からきたのでした。

寒い冬〜春にかけていて、
下向きに咲き、重くて風によく揺れ、
心を和ましてくますね。
鼻を近づけると甘くほんのりと良い香りがします。

ギリシャ語では、キルタンサスには「曲がった花」なのでした。
6枚の花弁が少し反り返っている様子なのです。

また南アフリカの春に多い野火のあと,
なんと、原野に忽然と咲くことだったのでそうです。
さくさんにつけるなど見事かもしれませんね。

花言葉  恥ずかしがり屋  屈折した魅力
     はにかみや ロマンティック
     気まぐれの恋 忍耐

カワズザクラ〈河津桜〉

2012-03-27 19:51:46 | 
カワズザクラ〈河津桜〉
満開になるピンク色の桜。
ソメイヨシノよりも桃色が濃いです。

早咲きの特色は早くいるのです。
毎年2月上旬から開花しはじめ、
約1ヶ月を経て満開になります。
ただ、今年は遅くなりましたですね。
昨日、藤沢で満開しました!

もともと、伊豆の温暖な気候でした。
寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種で、
1955年からこんな花で作っていのでした。
1674年に「カワヅザクラ(河津桜)」が命名しました。

カワジザクラはまだ知らないほうですが、
たくさんのピンクに作っているのですよ。

フクジュソウ(福寿草〉

2012-03-21 20:51:55 | 
フクジュソウ(福寿草〉
別名 ガンジツソウ(元日草)  ツイタチソウ〈朔日草〉

原産地 日本 中国 朝鮮半島 シベリア

日本全土に生えます。
お正月に花屋さんで売られているものですが、
春を告げる花の代表で、
ふつうは咲き出すのは2、3月から咲きます。

黄色の、みごとな色の花。
いろんな品種で、紅色もあります。

根と茎は有毒。食べないように。
また、根には強心作用、利尿作用があり、
民間薬として使われることなのです。
薬理作用、毒性共に、アドニンという成分で、考えています。

朝日さす 老師が家や 福寿草
与謝蕪村

日のあたる 窓の硝子や 福寿草
永井荷風

水入りの 水をやりけり 福寿草
正岡子規

花言葉 幸福 幸せを招く 永久の幸福 回想
    思い出 悲しき思い出

ウメ(梅〉

2012-03-21 20:49:58 | 
ウメ(梅〉
別名 好文木(こうぶんぼく)、春告草(はるつげぐさ)、
   木の花(このはな)、初名草(はつなぐさ)、
   香散見草(かざみぐさ)、風待草(かぜまちぐさ)、
   匂草(においぐさ)

1月の終わりから咲き始め、寒さの中にも春の訪れを感じ、
ゆっくりと咲いて楽しませ、とてもよい香りで、
「馥郁たる梅の香り」とか、あるのですね。

梅は中国原産。
奈良時代の遣隋使か遣唐使か、
中国から持ち帰ったらしいそうです。

奈良時代以前に「花」といえばウメ。
万葉集は百首以上に詠まれ、白梅がよかったようでした。

平安時代になると、紅梅がもてはやされそうです。
そして、平安時代中頃からのことだったら、
サクラには、より愛好にされるとで「花」となりました。

さてウメは花を観賞するほかには、
強い酸味で、果実を梅干し、
梅酒、梅酢、などに食用しているのです。
いまもね。

春されば まづ咲く宿の 梅の花
ひとり見つつや 春日暮らさむ
      万葉集 山上憶良

わぎもこが 植えし梅の木
見るごとに むせつつ 涙し流る
  万葉集 大伴旅人

しはすには あわゆき降ると
知らねかも 梅の花咲く ふふめらずして
万葉集 紀少鹿郎女

月夜には それとも見えず 梅の花
かをたづねてぞ 知るべかりける
      古今集 凡河内躬恒

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ
      拾遺和歌集 菅原道真

大空は 梅のにほひに かすみつつ
くもりもはてぬ 春の夜の月
       新古今集 藤原定家

春もやや けしきととのう 月と梅
    松尾芭蕉

ふたもとの 梅に遅速を愛す哉
  与謝蕪村

白梅や ひと日南を あこがれぬ
  石川啄木

花言葉 高潔 上品 忍耐 忠実 独立 厳しい美しさ
    あでやかさ
(白)気品

アセビ(馬酔木)

2012-03-11 21:25:07 | 
アセビ(馬酔木)
別名 アセホ、アシヒ、アセボ、アセゴ、アセミ、アセモ、
   アシビ、ウシクワズ、シタスクミ、カンフジ  

春先に赤く芽吹く若葉が美しく、
春にすずらんのような可憐で、白または桃色の小花。

万葉の昔から、歌にも、うたわれ、10首詠まれています。

磯の上に 生ふる馬酔木を手折らめど
  見すべき君が 在りといわなくに
               大伯皇女

池水に 影さへ見えて 咲きにほう
   馬酔木の花を 袖に扱入れな
               大伴家持

他には、
花馬酔木春日の巫女の袖触れぬ   高浜 虚子

馬酔木咲く金堂の扉にわが触れぬ  水原秋桜子
        
月よりも暗きともしび花馬酔木  山口 青邨

さて、中国名の馬酔木から、日本から逆輸入されたものでした。
馬が葉を食べれば苦しむという所で、ついた名前でした。
そして多くの草食ほ乳類は食べるのを避け、
つまり食べ残されていました。
江戸時代には、葉の煎汁を冷やし、
殺虫剤に用いたそうなのでした。

花言葉 東菊 都忘れ 野春菊
    清純な愛 犠牲 献身

セツブンソウ(節分草)

2012-03-11 21:22:39 | 
セツブンソウ(節分草)
うんん、ほんとうに、高10cmほど。
直径2cmの白い花には1輪。
透き通るような脆さに感じさせる5弁。
花びらの先が2裂し、
先端が蜜腺になっているそうです。

そうなので早春に芽を出し、
節分の頃に花を咲かせることで、
セツブンソウ になりました。

さて、石灰岩地で多く咲くらしい。
関東だと、秩父の武甲山あたりだそうです。
しかし、可憐な花は人気が高くなるからか、
乱獲や自生地の環境破壊によっているそうで、
希少植物になっているそうです。
はい「準絶滅危惧」なのですね。

見事に咲いていたのでした。