花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

キンモクセイ(金木犀〉

2012-10-21 23:01:19 | 
キンモクセイ(金木犀〉
別名 ケイカ〈桂花〉(柱桂)  タンケイ〈丹桂〉
   モクセイカ(金木犀)(木犀花)

原産地 中国原産

江戸時代に渡来しました。
黄色い小花をいっぱいにつけ、
すばらしい芳香をあたり一面にただよわせます。
日本人には、最も馴染みの深い花に、
香りのひとつではないかと思います。

さて、中国にはキンモクセイを、月に生える仙木でした。
中秋の満月が金色あざやかなのでしたら、
やはり月が咲いたからだとかいうそうです。
また、花を砂糖漬けにした「桂花糖」は、
食材・調味料としてお粥に入れたり、
お菓子の香りづけなどしたそうなのです。

日本には心地よはい芳香でしたのですが、
トイレの芳香剤として、キンモクセイの香りが当たり前でした。
いまは様々な香りのバリエーションが出ていますから、
キンモクセイとはないようかもしれませんね。

花言葉 謙遜 真実 陶酔 初恋 変わらぬ魅力

ネコノヒゲ(猫の髭)

2012-10-21 23:00:06 | 
ネコノヒゲ(猫の髭)
別名 クミスクチン
英名では キャッツウィスカー(cat's whiskers〉  

原産地 インド、マレーシア

秋にかけて白色・淡紫色の花。
毛をぴーんと立てて猫の髭。
そう、ぴょこぴょこ、ヒゲが飛び出してきて可愛い!
連想させるところからこの名前では、
ユニークで「ネコノヒゲ」とついたようです。

また、薬用植物園にもあるので、
紫蘇の仲間のハーブにも利用されるといいます。
日本では、昭和14年 から西表島で栽培されました。
戦後になって効果が注目されるようになり、
健康茶として愛飲されているそうです。

インドネシアでは全草では、
腎臓疾患や水腫のときの利尿などに用いるそうです。

花言葉 貢献 進歩 楽しい家庭

オミナエシ(女郎花〉

2012-10-21 22:59:30 | 
オミナエシ(女郎花〉
別名 アワバナ(粟花〉 オモイグサ〈思い草〉
   オミナメシ

黄色い清楚な5弁花。
沖縄をのぞく日本全土および、
中国から東シベリアにかけて分布しています。

日本では万葉から秋の七草ですね。
おとなしい、たたずまいですから、
端正で美しい花姿は、古くから広く愛されていました。

女郎花 秋萩凌ぎ さを鹿の
露分け鳴かむ たかまどの野そ
万葉集 大伴家持

さを鹿の 己が棲む野の 女郎花
花にあかずと 音をや鳴くらむ
金槐和歌集 源実朝

ひょろひょろと なお露けしや 女郎花
松尾芭蕉

芭蕉が詠んだように細長い茎をもって、
花にはあって、風にそよぐ様子なのでした。
いかにも女性的で、ふさわしい花。

万葉集に14首、古今和歌集にも17首とあって、
オミナエシは「美しい人」を意味するものでした。
現代では、あまり良い意味で使われないかもしれまいかなあ。

花言葉 親切 美人 はかない恋 忍耐
    深い愛 やさしさ 心づくし

ウコン(鬱金、宇金、郁金、玉金)

2012-10-21 22:57:43 | 
ウコン(鬱金、宇金、郁金、玉金)
別名 ハルウコン(春鬱金) キョウオウ(薑黄)
   クルクマ

原産地 熱帯アジア
江戸時代に渡来しました。

とても一段と鮮やかになり、綺麗で、
春、秋に、目を楽しませてくれます。
頭頂のキレイな花に見えますけれども、
花苞と包葉とかなどとか呼ばれ、
はい、つまり葉っぱの変化なのでした。
花には本当には下の方の脇から、
小指の先ほどに、淡い黄色の顔を出しています。

さて、根茎には芳香があります。
和名にはキョウオウ(薑黄)とかなので、
「薑」の訓読みは「はじかみ」、「しょうが」で、
ショウガ科の植物であることがわかりますね。

そして根茎や塊根が薬用として使われ、
キョウオウとは「鬱金」といいますようで、
またその黄色い色素になりました。
カレー粉の黄色い色素〈いわゆるターメリック)、
香辛料、健康食品、生薬、食品着色料、染料
に使われています。

花言葉 乙女の香り あなたの姿に酔いしれる 忍耐

ジンジャー

2012-10-21 22:57:10 | 
ジンジャー
別名 ハナショクシャ〈花縮砂〉 ヘディキウム シュクシャ(縮砂)
   ハナショウガ(花生姜)

原産地はヒマラヤから東南アジア

夏の暑さには強いので、一日花だけなのですね。
次々と花を咲かせ、甘いよい香りをさせます。
白、黄とかあります。

これは、ジンジャー花ではないのですが、
1271年にはマルコポーロが中国を訪れたので、
彼がジンジャーを知って、以来となっていまのでした。
ヨーロッパに大量に運ばれるようになってから、
ジンジャーと、コショウのように、
“スパイスの道”と呼ばれていまのでした。

花言葉 豊かな心 豊かな心 信頼
    慕われる愛 無駄なこと

ホウセンカ(鳳仙花〉

2012-10-21 22:54:07 | 
ホウセンカ(鳳仙花〉
別名 ツマクレナイ ツマベニ〈爪紅〉 ツマグロ
   ツマグレ ホネヌキ

原産地 インド 中国南部

日本には室町時代に渡来したらしいそうです。
盛夏から、咲く草花に古くから親しまれていますね。

とてもやさしい好きなのですが、
種子が熟すと果皮が破れ、非常に目を引く特徴なのでした。
つまり触れるとはじける果実には、飛散することに基づくものでした。

むかしわたしなど、もうもう、
「ブッチ」と「勢いよくはじけ飛ぶこと」
と、弾けるから遊んでいまのでした!

さて、唐の楊貴妃は手足のつめが紅色だったので、
宮廷の女性たちには、それをまねたことから、
爪紅の始まりとする伝説があったのでしたそうでした。

韓国では、爪にホウセンカの汁を塗り、
「初雪まで色が残っていたら恋が実る」
と言う伝承もあるそうなのでした。

日本では、赤い花を突き砕きをして、
・ミョウバンか重曹をすこし加えとか、
・カタバミの葉をもみ合わせると、
爪を染めるのにしましたのでした。

沖縄では「てぃんさぐ」とか呼ばれています。
民謡「てぃんさぐぬ花」で有名ですね。
花言葉 私に触れないで 心を開く
    快活 せっかち