花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

ハンゲショウ

2010-07-26 08:11:11 | 

ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
別名 カタシログサ(片白草)
原産地 日本の本州また朝鮮・中国・フィリピン 

葉はふつうの緑色です。太陽の黄経が 100 度になる日に、夏至から 11 日目(7 月の 2 日頃)なのですね。それには半分白い葉は、花びらのように見えるのです。

そういうことで“半夏生”。
また、葉の一部を残して白く変化する様子から”半化粧”。
で、白くなることから古くはカタシログサとも呼ばれています。

ほんとうに水のときに、暑い時でも、白い葉でなかなかいい感時です。
9月すぎから、白くなくなりましたよ。

また土地が減少していることから、近年減少傾向にあります。
地域によっては絶滅が懸念されているので、なかなか、会えないことがあえないことですね。

福知山方面では、「半夏生」に「タコを食べる」と、いう風習があったそうでした。
そのことからかどうかですが、「半夏生にたこづくし」には、面白い料理がありましたよ。

花言葉 秘めた思い 内に秘めた情熱 内気

コバギボウシ

2010-07-25 21:37:26 | 
熱い、熱いですねえ!

もうボウーとしています。なかなか、メールなぞではしませんでした!
それでも、ほとんど水のところなので、コバギボウシ ハンゲショウ を思わす見ていまのでした。多摩川駅のところです。

コバギボウシ(小葉擬宝珠)
別名 ミズギボウシ・サジギボウシ ヒメギボウシ

山野の湿地に群生するので、人気の高い多年草。
大群落で、湿地が段々になっているところなど、なかなかうれしいもので、懐かしく思い出されるもありますが、1日花なのです。

また、平安時代末期には、この花がありました。室町時代には活け花としても用いられたようなのでした。

もともと、ギボウシと同じ仲間ですから、この名がついたのは、花穂が「擬宝珠」のことからです。橋の欄干についている飾りに似ていることからだそうです。

花言葉 心の落ち着き 沈静 静かな人

クチナシ

2010-07-13 11:01:36 | 
クチナシ (梔子 巵子 支子〉

別名 せんぷく

原産地 東アジア 日本西部
日本・中国には自生するそうなのです。

白い花で、一個ずつ花を咲かせるのです。強い芳香があり、遠くからでも香っていますね。
香りでは春の沈丁花、秋の金木犀と、このクチナシ。三つも大好き。

さて八重咲きものは実がならないことで、実の口が開かないところから、 ”口無し”の名になったようです。
またクチナワナシとも云うのでして、つまり「クチナワ=ヘビ、ナシ=果実のなる木」、これはヘビくらいしか食べない果実なのでした。

さて、一重咲きものは実がなります。
で、実はオレンジ色で薬用・染料になります。無毒なので、布以外にも、また、きんとん、たくあんの着色料にもなるのです。

さらに「せんぷく」ともいうものもありました。
漢訳仏典では蔔(せんぷく)と音写したものでした。中国ではいつからか 、クチナシには「蔔」にいいうのです。そいうことでクチナシでは、日本にも、センプクともいうものもあるのでした。

さて「くちなしの花」という歌詞には、
〈いまでは指輪も まわるほど〉
ほとんど知っているように思いますよね。

耳なしの 山の くちなしえてしかな
     思ひの色の 下染めにせむ
古今和歌集ですが「読人知らず」でした。

夏の日は なつかしきかな
  こころよく 梔子の花 汗もちてちる
           北原 白秋

薄月夜 花くちなしの 匂いけり
     正岡子規

花言葉 私は幸せ者 優雅 洗練 清潔
    喜びを運ぶ 夢中 沈黙

ユリ

2010-07-12 13:43:31 | 
ユリ

蒲田駅に毎年「ユリ」がいっぱいあったのでした。一週間の花で、ちょっと遅いのですけど、今では終わってしまいましたが。

さて、日本語の「ゆり」の語源は、「ゆする、ゆらぐ」の意味という説。
風に揺れることから「ゆる(揺)」から、「ゆり」になったようでした。

ケルト語で「百合」は”白い花”の意味をしています。
ギリシャ神話では、ゼウスの妻ヘラの乳から、生まれた聖花は、ユリといわれています。
古代ローマでは、女性と結婚することで、希望の象徴でした。

そしてキリスト教においては、聖書で、ユリはしばしば言及される花のこと。「ソロモンの栄華もユリに如かない」と喩えました。
キリスト教には白ユリを純潔の象徴として用いられ、マリアの祭壇を飾る花については、「聖母のユリ」と呼ばれているのです。

中国と日本には百合の宝庫といわれていて、また、「ユリ大国日本」ともいいまれるのです。1830年代に、シーボルトが持ち帰った百合の球根でしたが、ヨーロッパ人の好みに合致したのでした。

いま、現在、純白の大輪、「カサブランカ」など、日本のユリを主体に改良されたことなのでした。で「聖母のユリ」はマドンナリリーと呼ばれますが、はい、日本のテッポウユリなのですよ。

さて、万葉集では、
「夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の
知らえぬ恋は 苦しきものそ」
      大伴坂上郎女

言葉 注目を浴びる 子としての愛
   純潔、栄華、威厳 無垢
 あなたは私をだますことができない

ヒペリカム・ヒドコート

2010-07-03 08:39:27 | 
ヒペリカム・ヒドコート

別名 セイヨウキンシバイ

由来なら、大輪金糸梅で、「金の糸」から花が梅の花に似ているからです。

中国原産のキンシバイをもとに作られた園芸品種穏やかな印象を持つ「キンシバイ」の仲間ですから、梅雨に輝く金色の花で、いっぱいにかさせ、思えない程、豪快に咲き誇ります。
で、道路脇や公園で植え込みとしています。

花言葉 悲しみを止める きらめき 秘密

クララ

2010-07-02 23:23:06 | 
クララ(苦参〉

古名 ヒマリグサ(末比里久佐〉

我が国の山野に普通に見られるマメ科。
日当たりの良い草原などに自生しき、花はうすい淡黄色の蝶形花が穂になって、たくさんつきます。

クララは、奈良時代にはすでに、薬草としての利用があったようです。
その強烈な苦さを、根の汁をなめると目が”くらくら”するほど、苦いことから「くらら」。もともと眩草(くららぐさ)と呼ばれたのです。

根は、漢方では根を乾燥したものを、苦参(くじん)といい、健胃・利尿・解熱・鎮痛薬として用いられています。日本薬局方に収録されています。

また、全草有毒で、根の部分が特に毒性が強いそうです。

さて、クララはオオルリシジミの幼虫の食草なのでした。幼虫はつぼみを食べて育ち、阿蘇や久住の火山性高原の草地では、オオルリシジミがみられます。

のどのお薬から龍角散のことがあって、むかしむかし、聞いたこと来がありましたね。いまはどうなっているでしょうか?

また、『アルプスの少女ハイジ』のクララですね。
日産ノートからなら、アニメなら思わず見てしまいますね。
『家畜人ヤプー』のクララもそうなのです。

花言葉 個性的な