花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

キンモクセイ

2011-10-19 20:58:38 | 
キンモクセイ
中国南部の桂林地方原産。
江戸時代に渡来しました。

小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放つのです。
一般には桂花の名で呼ばれることがあるのです。

かなり遠くからでも匂っています。
またどの花も一斉に匂い出すのが、不思議だとか思いますね。
そして、咲いたあとで雨風があると、
あっけなく散ってしまう。はかない。

日本にあるのは雄株のみとされています。
つまり、結実しないのです。種子はできない。
で、取り木でしかありません。

深まりゆく秋を、優雅に彩どると、お香もあり、
香水のように、贅沢なフローラルの香りのあるのですね。

でも、花は甘めでしっかりした強い香りであることから、
香りがトイレの芳香剤としています。
学生さんは「トイレの臭い」などには表現してしまうのですよ。
台無しだそうですよねえ。

花言葉 真実の愛 変わらぬ魅力 謙遜 高潔な人
    真実 陶酔 初恋

ハゼラン(爆蘭)

2011-10-19 20:56:14 | 
ハゼラン(爆蘭)
別名 三時草(サンジソウ)  花火草(ハナビグサ) 
  〈いろいろあるのです〉

熱帯アフリカ原産

夏から秋です。
極めて小さな5mmほどの小さなお花。
明治の中ごろに日本へ入って、観賞用でしたが、
持ち込まれた花に、野生化したものとなって、
散歩道の道路わきに咲きますね。

爆蘭の名の由来には、
蕾が爆ぜるようにしているのでした。
つまり、丸い蕾の状態が、線香花火を連想させいるから、
また、果実が熟すと中の種子が爆ぜて飛び出すから、
そういうことなのでした。

また、午後の2 - 3時間ほどしか開かないのに、
また夕方にも閉じてしまうのでした。
そういうことで花を、そのものズバリには、
「三時に咲く花」や「三時花」、「三時の貴公子」、
「三時のあなた」、「午後三時の天使」、「三時の乙女」
という名前になっているのですね。

で、丸いつぼみの状態で見かけることが多くなれば、
「花火草」、「江戸の花火」、「花の雫」、
「星月草」、「星の雫」、「夕日草」。 
茶花として使うときには「星の雫」でした。

英名は「コーラル・フラワー」なのです。
褐色で球形の小さな実なので、
サンゴ(コーラル)のように見えるのでしょうね。

この葉っぱは食用になると言うのです。
茹でて御浸しや和え物にして食べるらしい。
原産地でも柔らかい葉は野菜として利用するそうです。
花言葉 真心

サンゴバナ(珊瑚花)

2011-10-09 21:48:08 | 
サンゴバナ(珊瑚花)
別名:フラミンゴプランツ(桃花) ホワイトホーム(白花)
    ジャスティシア・カルネア  ジャコビニア プルームプランツ
    マンネンカ

原産地 南米・ブラジル原産
江戸末期に渡来。

1853年にオランダ船から長崎に渡来した。

夏から秋にかけて、花びらが噴水のようなので、
花が珊瑚のよう見えるので、
サンゴバナ(珊瑚花)という名前がついたのです。
濃桃赤色の唇形の花を、密に穂状につけた姿が豪華。

温室内では冬でも花を咲かせていますが、
四季咲きにしますよ。
温室内では耐暑性抜群で、ほとんど不死身の植物です。
また、花色は桃色と白花もあります。

花言葉 繊細な想い 華やかな恋 揺れる心 煌き
    きらめき

ハゲイトウ(葉鶏頭)

2011-10-09 21:46:35 | 
ハゲイトウ(葉鶏頭)
別名 ガンライコウ(雁来紅)(雁来紅)
   アマランサス

原産地 熱帯アジア

ケイトウ(鶏頭)は派手な花を観賞するものです。
万葉集にもあるのですよ。
ハゲイトウには、日本には明治後期に渡来しました。
鮮やかな紅色におそくなってきましたね。

夏の中頃から晩秋にかければ、
赤、黄、緑、白に色づく葉を鑑賞するもので、
雁の渡ってくる頃に色づくというのです。
で、ガンライコウ(雁来紅)といいますね。
葉がきれいな姿を見せて、
紅さが際だつことからでしたのですね。

また、英名について、
旧約聖書に登場するヤコブが
ヨセフに与えた多色の上着のことから、
鮮やかな葉色をこの上着にたとえていたこともあったのです。

真っ赤な長い花穂で、
ヒモのように垂れ下がるヒモゲイトウです。
それは、マランサスの1種で、
種子は、雑穀としても利用されているそうです。

また、ハゲイトウとケイトウは、近縁ですが、
厳密に言うと同じ仲間とはいえません。
でも、ケイトウとハゲイトウと、花が長く咲くのですから、
「不老不死」という花言葉になっていたのでした。

花言葉 不老不死 高尚 情愛 見栄坊 気取り屋 絶望