花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

アロエ

2008-01-30 21:38:47 | 
アロエ  
原産地はアフリカ南部です。および、マダガスカルに集中していたようなのです。で、日本で古くは蘆薈(ろかい)と称したのでした。いまはまったく アロエ となっています。冬に、12・1月に入り、暖地では戸外でも育ち、赤橙色の花をつけました。「木立ち」の名の通り茎が伸びて立ち上がるのですね。

アロエは、その幅広い効き方から、「医者いらず」「医者泣かせ」とか「薬サボテン」などと呼ばれています。歴史は、古代ギリシャ時代にすでに有用植物とし人々に知られていました。英雄アレキサンダー大王はアリストテレスのすすめで、遠征の時はアロエを持参し病気を防いだと言われています。そして、ヨーロッパ、アジア、アメリカまでに広まりました。

アロエが日本に伝わって来たのは鎌倉時代でした。実際には、薬草として使われだしたのは、江戸時代の初期からのようです。さて、いま、ワシントン条約によってアロエのことで輸出入は制限されているのでそうです。

日本ではキダチアロエとアロエベラ、アロエ・サポナリア とかが、咲いています。とくに、キダチアロエはよく作っています。薬効となって、成分とかがあります。が、やはり、赤橙色の花がきれいですから、育てているでしょうね。

でも「真っ赤な花が咲くんだね、ちょっとグロテスクだけだなあ」といわれましたのですよねえ!

花言葉 永遠の健康(とわのけんこう) 万能 迷信

セイヨウクモマグサ

2008-01-29 21:15:08 | 
セイヨウクモマグサ (西洋雲間草)また クモマグサ(雲間草)また コケクモマグサ また ヨウシュクモマグサ

草丈は上には伸びず、茎がはうように伸びて細かく枝分かれしてこんもりと茂った草姿になります。春に花茎を伸ばして5枚の花びらを持った梅のような形の可愛らしい花を株いっぱいに咲かせます。花色は、白、ピンク、赤などがあります。春になると花茎が伸びて沢山咲くのですよ。

初冬から鉢花用に出回るのは,ヨーロッパ北部~イギリス原産の「西洋クモマグサ」なのです。

しかし、花屋さんでは「クモマグサ」として流通するのです。もともと、クモマグサとは、日本の高い山の雲の間に生えている草という意味なので、表記しているのでした。で、洋種クモマグサとは、まったくクモマグサとは別種です。ちょっとちがっているのです。が、やはり「雲間草」という言葉が出来るように思ったようですね。高地で雲が流れるような感じがおもしろいでしょうか。

花言葉 愛らしい告白 活力 プロミスドランド(約束の国)


キンカチャ

2008-01-28 08:00:30 | 
キンカチャ(金茶花)

中国原産の椿の珍品で人気のある花です。1980年ごろに中国から導入されたのでした。新しい花。もちろん日本になかった黄色のツバキで珍しいです。植物園では温室で育てられてるぐらいかなあ。なんとか、金茶花を見たい!!いきました!

はい、ほのかな香りがします。お茶の木によく似ています。で、蝋細工を思わせる花びらや葉の形を見ると 椿のイメージとは少し違いますねえ。

けっこう、花がいっぱいありました。でも、そして、花が落ちていました。そうなんだなあ。椿だからちゃんとポトンと落ちているのでしたよ。 

シクラメン

2008-01-26 23:25:51 | 
シクラメン また ブタノマンジュウ また カガリビバナ

冬の花として有名です。赤、白、ピンク、紅色、などはなやかな色がそろっています。ギリシャ語で「螺旋形の」という意味のキクロスからきたもので、茎が螺旋状に丸まることからついたとされています。

和名は「豚の饅頭」と「篝火花」の二種類あります。シクラメンの英名(雌豚のパン sow bread)を日本語に翻訳した名でした。で、「篝火花」のは、日本の貴婦人、つまり九条武子の方たのが、赤花は反り返った花びらが炎に見えるでした。つまり「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのでした。で、牧野富太郎が名づけたのでした。

トルコからイスラエルにかけて原種が自生しているようです。古来は花ではなく、塊茎の澱粉を注目され、サポニン配糖体を含む有毒にもかかわらず「アルプスのスミレ」などの美称があり、食用とされていたのでした。しかし、大航海時代以後ジャガイモがもたらされることなので、シクラメンを食用にする習慣はなくなったのでした。いま、きれいな花があれば素敵ですね。

草花好きだったソロモン王が王冠に何か花のデザインを取り入れようと思い、しかし、様々な花と交渉するが断られました。ようやく承諾してくれたシクラメンに感謝すると、シクラメンはそれまで上を向いていたのを、恥ずかしさと嬉しさのあまりにうつむいてしまったのでした。

で、『シクラメンのかほり』(小椋佳作詞・作曲)がヒットしたことによって要望されるようになりました。シクラメンは香りが失われたのでした。でもいま、日本の中で、2001年に香りを持ったのでした。成功!うんん、見たいですが、、。


花言葉 清純 思慮深い 内気 はにかみ


カランコエ

2008-01-25 13:45:25 | 
カランコエ

かわいいお星様をたくさん集めたような、お花の珊瑚のよう!
4弁の花が群がって沢山つくります。マダガスカル原産で、葉っぱに厚みのある多肉植物です。で、桃、赤、黄、橙、といろいろ。独特の奇妙な姿が思い起こされます。

昼の長さが短くなるとそれに反応して花芽を付ける短日植物なのです。本来は春咲きですが、現在は開花調節技術が進んで一年中店頭に並ぶようになっていますね。

日本なら、ベニベンケイ(紅弁慶)であることが多いようです。

花言葉 あなたを守る 幸福を告げる おおらかな心 

レウカンサ

2008-01-24 18:45:41 | 
 サルビア・レウカンサ また メキシカンブッシュセージ、 サルビア・スプレデンス 、アメジストセージ、ベルベットセージ

分厚くて、暖かそうなむらさき色の衣装で着飾ったレウカンサ。花に触るとベルベットのようなやさしい感触があり、つぼみもフワフワとして可愛いです。秋も深まってから、11月を見せていたのです。今もずっと、咲きっぱなしなのです。まあ、茂り放題。咲き放題。ですね。

これから木枯らしが吹くまでから、冬になって剪定するまで、この感じです。しかし、寒さに弱いサルビアなのです。花が咲いていても、霜でだめになっているようなのですね。

昨日では、朝から雪が降りました。レウカンサは、どうなるかなあ、とか思いましたが、きょうは、暖かだったのです。きっと、紫色の花が一面に咲いているとおもいます。

赤のサルビアが植えられていて、花を摘んで「甘~い」とはしゃぎながら、蜜を舐めていたのを思い出します。レウカンサは、ハーブのセージ(薬用サルビア)の仲間です。しかし、薬効は無いので、観賞用の品種となります。で、花が紫色のみなので、パープルメキシカンブッシュセージ、ブルー・サルビアとかにいうのでした。ビロードのような質感の花を咲かせることで、ドライフラワーなどのクラフトにも利用されるいます。

花言葉 燃える思い 心再燃したい

シンビジューム

2008-01-22 22:38:46 | 
花々の女王と言われるラン類の中で、一般の方の庭先でも育てやすいのがこのシンビジュームです。花の色も様々で、緑、白、ピンク、黄色や、大きな花の中で2色になっている種類もあります。

日本、中国、東南アジア、インド、ニューギニア、オーストラリアに分布しています。また、シンビジュームの名前はギリシャ語の舟=kymbe と 形=eidos からなり、唇弁(しんべん)の形が舟を連想させたものでした。

シンビジュームの中で正面から見たとき目に付く白い帽子のようなもの(葯帽と書かれた本もあります。)の内側に花粉が入っていてうっすらと黄色く見えます。この、白い帽子はまるで箱のふたのように簡単に取れてしまいます。さて、とくに緑のきれいなのです。また、「雌しべが雄しべをおんぶしている花」と聞いたこともあったのでした。

花言葉 高貴な美人 野心 誠実な愛情 華やかな恋 深窓の麗人 飾らない心 素朴

ストック

2008-01-21 11:37:24 | 
ストック また アラセイトウ(紫羅欄花)

地中海地方原産で、鮮やかに花を咲かせます。
寒さに対して強く、氷点下の温度にも十分に耐えられるため、秋から春の花壇なのです。寒い12月から4月にかけて、一重と八重とかで花がいっぱいなのです。

良い芳香と鮮明な色彩が人気の高い花でいわれています。でも、公園で見たのですが、匂いはほとんど感じませんでしたよ。花を早春の代表的な芳香花だったかもしれませんでしょうね。

さて、一重咲き・八重咲き、 白、桃、赤、紫など、多彩です。ストックの花束には、「私のもっとも大切な友」という意味が込められているため、恋の花としてもとても人気があります。

日本では、古くから紫羅欄花(アラセイトウ)の名で呼ばれてきました。妙な名前ですが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることから転訛したらしいです。

また、古代ギリシャやローマ時代では薬草として利用されていました。最近では食用花(エディブルフラワー)としても栽培されています。甘くやや強い香りをいかすならサラダやオードブル、カナッペに、ゼリーとか、いいそうです。

花言葉 豊かな愛 愛の結合 永遠の美 逆境の忠節 私を信じて


フクシア

2008-01-20 08:52:24 | 
フクシア また ホクシャ と ヒューシャ(読み方のちがい)
 また つりうきそう(釣浮草) またレディー・イヤドロップス

原種は中南米からです。古代インカでその優美な姿から「女王様の耳飾り」とも称され親しまれているフクシア!花屋さんでは,なまってホクシャと呼ばれていることもありますね。

風鈴のように垂れ下がる可憐な花があちこちで揺れる空間、フクシアが目の前に開けます。葉のつけ根のあたりから花柄が伸びてはなやかな花をたくさんぶらさげ、下向きに咲き、色はみごとな赤と、紫の着物を着ているようです。また、花は通年もあって、熱い時も、今のような時のきれいですねえ。

この花は、八重です。でも、一重の花弁がひらひらと誘っている見えますね。前に、知っている方が「花魁というイメージだなあ」とかいったのでしたよ。わたしは西洋人形のようなかわいい花形と鮮やかでエキゾチックな花色だなあと思いました。

花言葉 激しい心 恋の予感 センスのよさ 上品な趣味 信頼した愛 愛を信じます


球根ベゴリア

2008-01-18 21:50:12 | 
球根ベゴニ また エラチオールベゴニア また リーガース・ベゴニア

トテモ豪華な花を咲かます。ベゴニアガーデンの主役としても有名な品種です。アンデスの1500m以上の高地の環境でそうです。アンデスの遺跡に行くと、必ずと言っていいほどお目にかかれるようなのだそうです。地面に生えていると言うより、岩場にへばりついて生きているようなのでしょうね。

球根ベゴニアは暑さ寒さが大嫌いで、 特に30度以上の蒸し暑い日本の夏では枯れてしまうことがあるようです。一方、10度以下の低温では成長が止まってしまいます。うむむ、はっきり言って難しいなあ。で、赤,黄,ピンク,白と豊富で大輪のあでやかな花を次々に咲かせます。だから、温室内を別世界となるのです!

花言葉 親切 真心 片思い