花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

ナデシコ〈撫子、瞿麦〉

2012-11-12 14:19:01 | 
ナデシコ〈撫子、瞿麦〉

秋の七草の一つ。
ピンク色の可憐な花。
縁がこまかく切れ込んでいる。

しばしば子どもや女性にたとえられて、
我が子を撫でるように、かわいい花であるところから
「撫でし子」と語意に通じるのでした。

ナデシコを万葉集の歌人は、26首ありました。
うち11首は大伴家持で愛したのでした。

なでしこの その花にもが 朝な朝な 
    手に取り持ちて 恋ひぬ日無けむ
               大伴家持

また、当時の貴族に愛玩されたことから、
うかがえることで「枕草子」「源氏物語」からいうのでした。

3万年前の氷河期に、花を咲かせるのです。 
ロシアの永久凍土に、化石発掘し培養して育てたのでした。
白い花でした。

花言葉 純愛 思慕 純粋な愛 いつも愛して
    才能 無邪気 いなくなった人を慕う

アサガオ(朝顔、牽牛花、蕣〉

2012-11-12 14:17:16 | 
アサガオ(朝顔、牽牛花、蕣〉
11月なのに、こんな花。
たくさんいて、3時にも咲いています。

奈良時代末期には遣唐使を持ってきたのが、
薬として帰ったものでした。
種子が「牽牛子」(けんごし)の生薬なのです。

そして、花が清楚で早朝に咲き、
太陽が昇りきるには、はかない命の輝き。
つまり日本人の好みに合い、愛されるようになりました。

「枕草子」については「草の花は」、
「源氏物語」は「朝顔はつれない」などあるのですね。

千利休が茶の心を示した故事なのです。
満開のアサガオに、全て摘み取り、
一輪を残して、見物に来たのでした。

また江戸時代には七夕の頃、織姫を指してことで、
「牽牛花」「朝顔姫」「彦星」「織姫星」ともなりました。
また御家人では、アサガオを内職とし発展したのでした。
そいうことから、明治時代初期から、入谷朝顔市が始まりました。

はかなくて 過ぎにしかたを 思ふにも
      今もさこそは 朝顔の露
              西行法師
            
朝顔に 釣瓶とられて もらひ水
         加賀千代

朝顔や 客が好みの 立ち話
        水原秋桜子

花言葉 愛情 平静 愛情の絆 結束
    短い愛 明日もさわやかに はかない恋