花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

キツリフネ(黄釣舟)

2011-08-24 21:29:47 | 
キツリフネ(黄釣舟)
別名 ホラガイソウ

分 布 北海道〜九州
ユーラシア、北アメリカにも広く分布

黄色の花を数個咲かせ、清楚な美しさで、
釣り下がるように咲きます。

また、まるでモビールのように細い糸のような茎が、
花びらにつながって釣り下がっています。
不思議な花です。

そして、葉の下にぷらんと吊り下がっていて、
「さかな」のように思っている見たいです。
花言葉 じれったい 私にさわらないで 

ノラニンジン(野良人参)

2011-08-24 21:27:28 | 
ノラニンジン(野良人参)
別名 ワイルドキャロット(WILD CARROT)、QUEEN

原産地 西アジア〜地中海

北海道にたくさん、たくさんあるのでした。
もともと、ヨーロッパ原産の帰化植物で、広がっているのです。
純白の花火のようなきれいな花を咲かせます。

強くないけど甘い香りがあり、
根は人参のように太らないようです。
しかし、すぐに木質化するので、
食用には向かないらしいです。

果実が膨らんで隙間もなくなり、
独特の薄めの若草色の鳥の巣のように、なるのですよね。
花言葉 幼い夢

ヤブミョウガ(藪茗荷)

2011-08-10 23:11:00 | 
ヤブミョウガ(藪茗荷)
東アジア(中国、朝鮮半島、台湾、日本)

家の裏山には、白い花を咲かせます。
そして、早朝に咲いて一日で花が萎れる一日花です。
実には若いうちは緑色で熟すと、綺麗な濃い青紫色にわるのです。

また、葉っぱはミョウガによく似ていますが、食べられません。
でも、若芽、葉の開かない若葉を採取して、塩を入れて茹でて、
さらして、サラダに入れたり、炒め物、すまし汁、
と食べるのです。
はい、もちろんミョウガのように香りはしないです。

花言葉 報われない努力  苦しみを和らげる

メハジキ(目弾)

2011-08-10 23:06:44 | 
メハジキ(目弾)
別名 ヤクモソウ(益母草)

日本、中国、朝鮮、には広く分布するのです。

道端や野原に自生し、淡紫色の花。
子供たちが、茎を短く切って、
まぶたにくっつけて遊んだこと。
目を閉じる勢いで、遠くに弾き飛ばして遊んだことだそうです。

8月ころの花期に、
地上部を全部刈り採り日干しにして乾燥させるのです。
これを生薬の「益母草(やくもそう)」といいます。
打撲症や腹痛、月経不順、産後の出血などに、
煎じて用いられたのでした。

ヨーロッパでも、この近縁種にも、
Mother wort(マザ−ワ−ト=母のための草)と呼び、
やはり婦人病の薬草となっていたのでした。

また、古くから日本に自生しているのでした。
万葉の時代には土針(つちはり)=目弾と呼ばれました。

わがやどに 生ふる土針 心ゆも 
    思はぬ人の 衣に摺らゆな
           詠み人不明
花言葉 よき願い 現実逃避 憎悪

ナンバンギセル(南蛮煙管)

2011-08-01 16:29:31 | 
ナンバンギセル(南蛮煙管)
別名 オモイグサ(思草)   キセルソウ(煙管草)

ひっそり咲く寄生植物。
花柄の先端に、淡紅紫色で筒形の花。
横向きまたは下向きに開き、1個つけます。

むかし、近くに堤に、よく遊んでいたのです。
暑いころ、ススキなので、可愛らしい花を見ます。
名前の知らないままですが、嬉しかったのでした。

ぷっくりとふくらんだ萼があり、
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生しているのです。
そこから養分を取りながら、生育する寄生植物。
しかし、ススキ無しには生きていくことができないのですね。

さて、古くから日本古来の植物であるのです。
万葉集では「思草」の名前で登場しています。
うつむきかげんに咲く花の姿から来た名前でしょうか。
また、和歌の上で、
『思い草』は『忍ぶ恋』を表す植物として使われています。

姿をかつてからか、南蛮人と言われていたことなのです。
ポルトガル人やスペイン人にとって、
南蛮船でタバコが渡来だったのでしたね。
そして、喫煙具のキセルに似ていたことから
「ナンバンギセル」の名前が付きましたのです。

万葉集
道の辺の 尾花が下の 思ひ草
      今さらさらに 何をか思はむ
            作者未詳

新古今集
野辺見れば 尾花がもとの思ひ草
    かれゆく程に なりぞしにける
              和泉式部
花言葉  物思い

オニユリ(鬼百合)

2011-08-01 16:28:20 | 
オニユリ(鬼百合)
7月から8月まで咲いていて、 
北海道〜九州の田の畔など人家近くなど、また庭園にも。

炎の様な橙色。
くるんと丸まった花弁は、強く反り返ります。
また、個性的な黒い斑点が目立ますね。

中国、朝鮮半島、日本に自生します。
たぶん古い時代には、中国から伝わったものです。
つまり、鱗茎になって、
球根が食用になって、考えられていたのでした。
いまも、球根が食用にしていますね。
花言葉 愉快 華麗 陽気 賢者 純潔 富と誇り