花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

クロッカス

2010-02-26 16:15:04 | 
クロッカス   別名 ハナサフラン

原産地は地中海沿岸から。
ヨーロッパでは「幸福の使者」とも呼ばれています。

同じ仲間で、クロッカスとサスラン。めしべが糸状に長く伸びることに由来なのです。

サフランには、晩秋に咲き、紫の花で、薬用やスパイスとしています。クロッカスは、早春の花で、白、黄、紫と豊富な色の花。ヨーロッパでは、昔から親しまれていて、「花サフラン」ともいうのです。

ギリシア神話にはいくつかあります。伝令神ヘルメスと婚約者クローカスです。銀世界を遊んで帰るとき、谷底に落ちて死んでいました。その後、この地を訪れたヘルメスには、沢山の綺麗な花てから、愛の証として、クロッカスと名付けたのでした。

また、聖バレンタインには、捧げる花だともいわれています。

花言葉 あなたを待っています・私を信じてください・あなたを信じながらも心配で
す・信頼・裏切らないで・青春の喜び・楽しみ・切望・じれったい

キルタンサス

2010-02-25 09:44:38 | 
キルタンサス  
別名 ファイアーリリー
南アフリカ原産 明治末頃からきました。

寒い冬~春にかけていて、心を和ましてくます。下向きに咲き、重くて風によく揺れ、たくさん付けるので魅力。

そして彼岸花科なのです。なんとなく花が湾曲してますよ。6枚の花弁が少し反り返っている様子からか、キルタンサス=「曲がった花」というのです。つまりギリシャ語で“曲がった”+“花”がそうなのです。

また、英名にはファイアリリー です。南アフリカの春に多い野火のあとの原野に、忽然と咲くことによることだったからなのだそうです。キルタンサス、ファイアリリー、面白いですね。

花に鼻を近づけると、ストロベリーの甘い香りがしています。花の色は、朱紅、ピンク、オレンジ、黄、白。

花言葉 恥ずかしがりや 気まぐれの恋 忍耐 屈折した魅力

ウメ

2010-02-19 09:49:08 | 
ウメ(梅)
別名 コウブンボン(好文木) ハルツゲグサ(春告草) コノハナ(木の花)
   ハツナグサ(初名草) カザミグサ(香散見草)
   カゼマチグサ(風待草) ニオイグサ(匂草)

中国四川省あたりの高地が原産です。渡来したのは8世紀ごろ。

綺麗な花。
宮廷人たちはその清雅なたたずまいと、ふくいくたる香りの妙にたちまち魅せられ、
貴族たちは競って庭に植えたというのでした。(ふくいく=馥郁 は、「とてもよい香り」といいますが、ほとんど、梅の香りにしか使われないようです。)

「万葉集」の頃は白梅で、百首以上が詠まれています。
平安時代になると紅梅がもてはやされ、
桜は、平安時代中頃からのことでした。

さて、花を観賞するほかには、梅干し、梅酒、梅酢、ジャム、方薬。
日本の中では、花に大事にしているようなのですね。

しら梅に 明る夜ばかりと なりにけり
          与謝蕪村

白梅や ひと日南を あこがれぬ
      石川啄木

大空は 梅のにほひに かすみつつ
くもりもはてぬ 春の夜の月
            藤原定家

花言葉 高潔 忠義 忠心 澄んだ心
    あでやかさ 忍耐 独立

サクラ 2

2010-02-17 22:18:12 | 
カワジザクラ (河津桜)

河津桜(かわずざくら)は、ようやく開花が始まりました。
満開時は淡紅色になり、ソメイヨシノと比べるとピンク色が強い。

2月~3月下旬と早く咲くのです。寒い日が続いているため、ちらちら雪とかありました。
サクラは違うかなあとびっくりしまこともあって。

カワジザクラは、1950年に野生状態でされていたのです。いまいろんな場所に、たくん咲いています。伊豆急河津駅には、5000本もあるそうです。

きょうは、大森駅のところで3本もあるのでした。リハビリに行く時、思わずうれしかったのです。


ミモザ

2010-02-12 11:35:04 | 
モザ 
また ミモザアカシア ギンヨウアカシア(銀葉あかしあ) 
   フサアカシア(房あかしあ) アカシア

原産地 オーストラリア
明治時代に輸入されたのです。

2~4月に黄色の房状の集団花を咲かせます。
青空に輝く黄色い宝石。遠くからでも良く目立つ明るくする花です。
それに、ひとつひとつの花なので、ポンポンのような可愛い。

フランスでミモザ祭り、イタリアでは「ミモザの日」。とくに、イタリアには、女性にプレゼントされ、ミモザとなっています。小さな男の子たちも、大好きなママに贈るそうです。

料理では「ミモザサラダ」というのがあります。トマトの上にタマゴの黄身をこまかくかけた様子です。この花びらをふりかけた様子から、そうなりました。

花言葉 プラトニックな愛 秘密の恋 豊かな感受性
    感じやすい心

カゲツ

2010-02-11 21:47:07 | 
カゲツ(花月)

別名 カネノナルキ(金の成る木)、ナリキンソウ(成金草)
   オウゴンカゲツ(黄金花月)、フチベニベンケイ

原産地 南アフリカ
日本には昭和初期に渡来しました。

寒いのですが、花らしいものがない中で珍しい。小さな淡桃色の星形の花が固まって咲き、なかなか美しいものです。白もあります。

葉はつやのある緑色で、先端が濃い紅色になります。で、五円硬貨の穴を通ったままで、成長するように、硬貨がなったように見せるのでしたのです。

つまり「金のなる木」や「成金草」とかがあるのでした。うんん、星形の小花とかでは、気の毒な気が。

花言葉 温厚 一攫千金 幸運が招かれる 豊かさ 濃厚

ソシンロウバイ

2010-02-06 10:38:52 | 
ソシンロウバイ(素心蝋梅)また ロウバイ
原産地 中国、17世紀頃に渡来。

梅より早く春を告げる花です。寒風にさらされて凛と咲いていました。

ロウバイと違って、内側の花弁も、透き通るような淡い黄色の花を幾つも咲かせ、「素心蝋梅」は、まるで壊れものの蝋細工のような透明感です。良い香りが素敵な花で、庭木とし植えられていますね。

「素心」の意味は広辞苑では、「平生のおもい=普段の思い」となっていて難しい言葉。
まあ飾らないということらしいようです。

ソシンロウバイに、中学校のころ、母に教えてもらったのでした。母はかなり中国に過ごしているので、いろんな花とかいろいろ教えていたのでした。まだ黄色一色にはソシンロウバイですが、まだロウバイと母は思っていたのでしたけどもね。うん、50年前のことです。

芥川龍之介のことです。
臘梅や 雪うち透かす 枝の丈
蝋梅や 梅まばらなる 時雨ぞら 

花言葉 ゆかしさ 慈しみ 慈愛心 先導 先見

ストック

2010-02-04 09:06:18 | 
ストック
別名 アラセイトウ(紫羅欄花) マッティオラ

原産地 南ヨーロッパ
日本に入ってきたのは江戸時代だそうです。

初冬から春にかけ、可憐な花を花茎いっぱいに咲かせ、とってもよい芳香を放ちます。色は、白、ピンクの濃淡、紫の濃淡、ピーチ等、カラーバリエーションも多く、もう春のよう。

「部屋に飾ったら、ところ強烈な香りで驚きますね」と云わせたので、ちょっと向こうのほうがいいそうですね。

でも、甘い香りの豪華な花にやはりすばらしいです。とくに、「雪波」(白いです)の花には、暖かみのあるスパイシーな香りであり、「甘くなりがちなバラの香りを引き締める」とか、言わせているそうなのでした。

さて、古代ギリシャやローマ時代では、薬草として利用されていたのです。またストックをブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なのです。食用に栽培された花は、使用するそうで、花びらを砂糖漬けにしたものは、お菓子の飾り付けなど使われます。

花言葉 幸福 未来を見つめる 努力 愛の絆 
    豊かな愛 永遠の恋
◆赤(私を信じて)
◆黄(さびしい愛)(寂しい恋)
◆白(思いやり)(ひそやかな愛)(愛の結合)
◆ピンク(ふくよかな愛)(ふくよかな愛情)
◆紫(おおらかな愛情)