花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

キダチチョウセンアサガオ

2008-10-27 18:32:46 | 
キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)

原産地は南米のブラジルやインドで、江戸時代や明治時代に薬用として渡来されたものが帰化して野生化していました。春から秋にかけて、トランペットのような大型の花が、下向きに垂れ下がる姿は豪華ですね。

本種はダツラ属に分類されていたので、ダチュラの名でも呼ばれます。また、テンシノラッパ(天使のラッパ)があり、英名のエンジェルストランペットの名でも流通しています。花色は白ですが、淡黄、淡桃もあります。

夜歩いていると強烈と言えるような香りが漂っていました。ようやく、その元が此花だったのでした。この花は煌くのは夜なのですね。秋の夜半、独特の甘い香りを辺りに漂わせ、月の明かりに浮かぶこの花は、なんとなく神秘的な雰囲気を感じさせてくれて、なかなか良いものなのです。

さて、キダチチョウセンアサガオでは、チョウセンアサガオの仲間であるのですね。それは、同様に有毒植物なのです。間違っても口にしないこと!

華岡青洲が日本で初めて乳ガンの手術で麻酔薬したのが、チョセンサガオ、つまりマンダラゲ(曼陀羅華)でしたよね。

花言葉 愛敬 偽りの魅力 変装