のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



柿 柿酢

2014年11月05日 | つれづれ日記
柿を6個いただきました。これも、自然の恵み、見かけで判断してはいけません。
ブログを見ると多くの人が作っているので、私も2個柿酢にしました。
切って米酢につけただけです。
まろやかな酢ができるでしょう。どうやって使おうか楽しみです。

柿と言えば、韓ドラ「チャングム」の名場面が有名ですね。

チョン最高尚宮は、和え物の味見をさせて、味付けに使ったものを答えさせる。途中までは見事に答えたのだが、肉の下味に使ったものは何かと尋ね、クミョンが自信たっぷりに答えるのをきいた後、皆もそう思うか、と全員に尋ねる。

ここで、例の名場面です。

チャングム「柿でございます」

チョン最高尚宮「そなた、今なんといった」

チャングム「砂糖ではなく、熟した柿でございます」

チョン最高尚宮「なぜ熟した柿だと思った」

チャングム「わたしは、ただ口の中で肉を噛んだら、柿の味がしたので、なぜ柿だと思うかときかれましても、柿の味がしたから、柿を使っていると思ったので……」

チョン最高尚宮「あっははははは、そなたの味覚はずばぬけておるなあ。言われてみれば、なぜ柿の味がしたかと聞いたわたしが愚かだった。熟した柿です。熟した柿は砂糖より甘みが柔らかく淡白で、このような和え物にはよいのではないかと使ってみた。しかも柿は、季節の変わり目にはかぜの予防になるうえに、二日酔いにも効く。王様はきのうお酒を召し上がったのでな。皆、よくお聞き。料理というものは、作り手の腕には差があっても、味を見る人には、つまり味覚には差がない。従ってこれからは、料理についてはわたしはもちろん、あの端にすわっている者も、お互いに率直に話し合って刺激を与えながら努力していこう。努力を惜しまず、切磋琢磨して実力を付けた者には年に関係なく機会を与えることにしよう。いずれは、この最高尚宮の座も実力のある者に譲りたいと思う。だから皆、しっかりと精進しなさい。(クミョンにむかって)だからおまえも、自分の席にお戻り。さあ、長くなってしまった。戴きましょう」

さらに、母が親友ミョンイとともに作って埋めた柿酢、何十年も土中にあったものを見つけると、そこには母の手紙が・・・
そこで感動の涙、涙

柿から思い出した、懐かしい、大好きなドラマです。