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早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

衆議院選挙、中盤に突入。

2017-10-15 06:28:11 | 妄想

写真は、私の本棚。

眠れない夜、私は妄想する。遊説先のホテルでくつろぐ小池希望の党代表のもとにかかってきた、一本の電話を。

「もしもし、ゆりちゃん、安倍です」

「あら、随分と余裕だこと」

「そうでもないけど、自民党で極秘行った最新の世論調査の結果が出たので、ちょとお知らせしようとかと」

「あら、わざわざよろしいこと、それで」

「どうやら、自民だけでなんとか過半数は行けそうな情勢でね」

「あら、よろしいこと、でもまだ中盤、蓋を開けるまでは分かりませんことよ」

「希望も100は行きそう、良かったね」

「ですから、まだ、選挙は中盤、蓋を」

「立憲も、善戦したけど、弾が足りないし」

「だから、まだ、選挙は」

「そこで、何なんだけど、選挙後の事なんだけど」

「だから、まだ」

「当然、私が続投」

「だから、まだ」

「憲法改正案出すから、希望も賛成」

「だから」

「つぎはゆりちゃんで、これどうよ」

小池百合子に火が点いたところで私の妄想は終わり、浅い眠りにつく、今度は見果てぬ夢をみながら。


立憲民主党 旗揚げ

2017-10-04 05:34:29 | 妄想

写真は、「右も左も誤解だらけの立憲主義」倉山 満

眠れない夜、私は妄想する。衆議院選挙公示1日目の池袋西口広場の街頭に立つ、立憲民主党枝野代表の姿を。

澄み渡る空の下、街頭車の上には枝野の他、長妻や辻元清美、岡田らの姿がある。皆それぞれに朗らかで晴れ晴れしい顏をしている。始めにマイクを手にしたのは枝野代表だ。

「 みなさんおはようございます、立憲民主党の枝野です。本日の空のように私達立憲民主党のメンバーの心も晴れ晴れとしています」

それぞれ見つめ合い、相貌を崩すなか、辻元など破顔一笑といったところだ。

「衆議院の解散、希望の党の結党、民進党の合流、一連の流れの中で、私達はいつも強い違和感を抱いていました。そしてそれは希望の党代表の小池氏の排除の論理で顕在化しました。小池氏の元ではリベラルの火は灯せない、まして打倒安倍内閣も叶わない。前原さんは盛んに打倒安倍内閣と叫びますが、小池氏の口から打倒安倍内閣と聞いたことがありません。まさに希望の党は、正体見たり自民党なんです。そんな自民党の補助勢力なんてこっちから願い下げです。私達はリベラルを旗印に立憲民主党を旗揚げしました」

ひと際、大きな拍手が起きる。ぐっと表情を引き締め聴衆を見渡す枝野。

「私達は誰も排除しません、立憲主義の下に集う者として誰も排除しません。暴走する権力を止める者として誰も排除しません。打倒安倍内閣、志を同じものとして誰も排除しません。どうかみなさん、私達と共にリベラルの火を大きく掲げようではありませんか」

ひときわ大きな拍手と歓声が池袋西口広場に谺していく。

ここで私眠りにつく、今度は見果てぬ夢をみながら。


衆議院、解散近し!

2017-09-20 05:25:58 | 妄想

写真は「国家のエゴ」佐藤 優 朝日新書 720円+税

眠れない夜。私は妄想する、小沢一郎と亀井静香の密談を。

都内ホテルの一室。対峙するのは小沢一郎と亀井静香。

まず口を開くのは亀井静香。

「しかし、安倍ちゃんもえげつ無いな、この時期に解散とは」

「戦略的には正解ですわな、民進党の体たらく、小池新党の準備不足、何処にも風が吹かなければ、自民が有利と踏めば有りですわ」

「しかしだ、何の大義も無い、まことにもってけしからん」

「大義を振りかざしても、選挙は勝たにゃ意味がない」

「そこだよ、イッチャン、何か秘策はないのか、安倍ちゃんをぎゃふんと言わせる秘策は」

「民進党と共産党の選挙協力が実現しないと難しいですわな」

「前原の野郎も共産党は組めんなどとぬかしおって、だったらとっとと自民に行けばスッキリするものを」

「せめて、民進離党者の選挙区に候補を立てず自民、共産の対立軸すれば、見返りに1人区で共産候補を降ろさせるぐらいの工作が出来るのに、あの石頭では無理ですわ」

「だいたい、あんたが2大政党制を日本に根ずかせるなどとぬかして小選挙区制など導入したのが、間違いの始まりじゃ、何とかせい」

「いつでも政権交代が出来る2大政党制が憲政の常道ですわな」

「あんたはいつもそう言うが、対立軸がなくて何の2大政党制じゃ、今の前原など安倍ちゃんより右だし、小池にしたって集団的自衛権や安保法制には賛成だったし、アンチ安倍の受け皿が何処にもない、何とかせい」

「何とかせいと言われても、今更新党と言っても時間も金も無いですわ」

「あんた、せめて理念を打ち出せ、理念を」

「理念?」

「じゃなかった、政策じゃ、安倍ちゃんと対峙する政策じゃ」

「例えばどんな政策を」

「まずは脱原発、そして福島の廃炉の国家プロジェクト化」

「消費税5パーセント値下げ、物品税の復活、沖縄及び東北三県の10年間消費税無し」

「待機児童0パーセント、企業内保育園の義務ずけ」

「難民法の整備」

「コンクリートから人じゃ」

「何処かで聞いたセリフだわ」

「とにかく、あんたが悪い、何とかせい」

ここで私は深い眠りにつく、今度は見果てぬ夢を見ながら。

 

 

 


初夢かなわず初妄想?

2017-01-02 05:27:47 | 妄想

写真は、虚人の星 島田雅彦 講談社 1600円(税別)

初夢の夜。私は妄想する。

「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。

 戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針をこれからも貫いてまいります。

………………。

戦争の惨禍は、いまだ世界から消えない。憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。寛容の心、和解の力を世界はいま、いまこそ必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、いま、いまこそ寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。」

これは私の妄想ではなく、先日、安倍内閣総理大臣が真珠湾において行ったスピーチの一部だ。

きっと安倍内閣総理大臣の中に、違う人格の安倍内閣総理大臣がいて、このスピーチはそっちの安倍内閣総理大臣がしたに違いない。

でなけりゃこんなこと言えるはずがない。

もう一人の安倍さん、あなたなら自分の言ったことは実行してくれますよね。

 手始めに集団的自衛権の解釈を存在すれぞ行使せずに戻してください。

  お願いいたします。

私の妄想は何処までも続く。

夢が叶うまで。

 

 


トランプ大統領電撃訪日。

2016-11-10 05:57:53 | 妄想

写真は[トランプ大統領が日米関係を壊す] 日高義樹 徳間書店 1500円 税別。

眠れない夜、私は妄想する。

アメリカ合衆国大統領就任式を終えて3日後、トランプ大統領は沖縄普天間飛行場に軍用機で舞い降りた。あくまでも訪日ではなく軍の慰問という形が貫かれた。そして表敬の名の下に翁長知事との会談が行われ、今まさに共同会見が始まろうとしている。

たくさんのフラッシュがたかれる中、トランプ大統領が静かに語り始める。

わたしは知っている、70年前、この地で何が起きたのかを。

そしてわたしは知っている、この地に流れた70年の時を。

おそらくこの国の総理大臣よりも。

かつて世界は二つの大国が覇権を争っていた。

その時代、1つの大国にとってこの地は重要な拠点となった。

やがて時は流れ、1つの思想が自壊した。

これからは、民主主義と資本主義が世界を席巻するとわれわれは歓喜した。

われわれは思考を停止したままでも世界を手に入れられると思った。

だがその時は訪れず世界は混沌とするばかりだ。

われわれは転回を決意した。

この地からまず海兵隊を引き揚げグアムに移す。つまり辺野古は必要ない。

嫌がるレディーを無理やり押し倒したりわたしはしない。

これで美しい珊瑚は守られるはずだ。

3年をめどにこの島からアメリカ軍をすべて撤退させる。

そしてこの島に平和が訪れ、世界に広がっていくとわたしは確信している。

トランプ大統領が傍の翁長知事にウインクした。

翁長知事は凍りついたように立ち尽くしていた。

ここで私の妄想は終わり、浅い眠りにつく、今度は悪夢にうなされながら。