山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

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#地震発生から343日目「雪下ろしで死傷者続出」

2012年02月16日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から343日目(平成24年2月16日、木曜日)。
 また、大震災発生から343日目の新しい朝を迎えた。

 この2・3日山形市内も暖かい感じ。雪が降っても小雪程度。昨日はちょっと雨になった。ほとんど降雪がなく、雪も多少とけたかなと心持ち感じる。
 路肩の雪が背丈半分ぐらい積み上がっている。すぱっと直角状に切りそろっているのは気持ちいい。除雪オペレーターの職人技だ。ただ、路肩の雪は薄汚れてしまっている。排気ガスのせいだろうか。
 天気予報ではまた週末寒気が入って北日本は風が強まり、雪も多いと言っている。まだ春まで遠い。

 ところで、今日も深刻な雪ネタ。
 雪下ろしで死傷者が続いている。多くは高齢者。
 次に山形新聞Yamagata News Onlineから引用する。   
 
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【引用始め】

http://yamagata-np.jp/news/201202/15/kj_2012021500566.php

山形で雪下ろし男性死亡 県内雪害、重体や重傷も4人
2012年02月15日 08:54

 県内では14日も雪下ろしや除雪中の事故が相次いだ。山形市で1人が死亡、大蔵村で1人が意識不明となるなど計5人が死傷した。

 午後4時20分ごろ、山形市江南3丁目で、無職朝倉義晴さん(63)が自宅敷地内に倒れているのを妻が見つけ、119番通報した。朝倉さんは病院に搬送されたが同5時48分、死亡が確認された。死因は外傷性くも膜下出血。山形署は屋根の雪下ろし中に転落したとみて調べている。

 同署によると、朝倉さんは軒下の凍結した雪の上に横向きに倒れ、口や鼻から血を流していた。同日午前から1人で作業していたという。
     ◆
 午後3時ごろ、大蔵村南山の肘折温泉にある旅館「葉山館」で、経営者の三原庸さん(56)が小型ブルドーザーのバケットに乗って雪下ろし中に転落、頭を強く打ち、意識不明の重体。

 新庄署によると、三原さんはバケットの上で別館屋根の雪庇(せっぴ)をスコップで落としていた際、落ちてきた雪塊が直撃し、約3.5メートル下に転落した。屋根には約1メートルの積雪があったという。1人で作業していた。
     ◆
 午後2時ごろ、長井市草岡、無職横山浩喜さん(73)が自宅2階屋根の雪下ろし中に転落し、胸椎を折る大けがをした。

 長井署によると、横山さんは屋根の雪で足を滑らせ、2.2メートル下の1階屋根に落ちた後、2メートル下の地面に転げ落ちた。
     ◆
 午後2時半ごろ、山形市宮町5丁目で、民家の2階屋根の雪下ろしをしていた山辺町畑谷、板金工川田孝2さん(51)が転落、背中の骨を折るなどの大けがをした。

 山形署によると、川田さんはハンマーで屋根の氷を砕いていた際、崩れた雪に足を取られ転び、約5.6メートル下に落ちた。川田さんは業務で雪下ろしを請け負っていた。
     ◆
 午後3時20分ごろ、村山市名取、無職矢萩敏治さん(85)が自宅の除雪中、屋根からの落雪に当たり、背骨を折る大けがをした。

 村山署によると、矢萩さんが軒下で除雪していた際、高さ8メートルの屋根から雪が落ちてきた。屋根には約50センチの積雪があったという。

【引用終わり】

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 屋根からの転落、落雪にあたってということである。いかに除雪作業は危険を伴うかがわかる。雪を注意していじっていても、一気に雪が落ちてきたりする。それがすごい勢いである。雪下ろしとなれば足元がおぼつかない。雪と共に一気に滑り落ちるときさえある。
 雪かき、雪下ろしは二人以上でと言われているが、そのとおりなかなか出来ない。
 わかっているのだが、老夫婦二人家族、一人暮らしの多い現状ではなんともしょうがない。
 障がい者のいる家族だって無理を承知で雪かきせざるを得ない。
 少なくても、除雪車が家の前に置いていった雪ぐらい自分たちで片づけないと。
 今のところ、雪で悩ませられている。
 雪はいずれとける。それを待とう。無理のない範囲で雪かきしながら。

 「明けない夜はない」ことを思いながら。
 (ケー)



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