山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

グループホームの火災

2013年03月16日 | 災害
 大災害を経験した障がいのある人を取り巻く関係者にとって、
 命を守る取り組みは最優先課題である。
 当然、グループホームに住む知的障がいのある人は、
 その住まいの場が安全・安心の場でなければならない。
 そうした意味で、避難訓練は欠かせない。
 知的障がい者の避難訓練のあり方を検討した報告書の内容を紹介している。
 その第4回目。

 グループホームの火災予防のために、様々な見直しが図られてきた。
 それが、次のとおりである。  
 
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【引用始め】

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/jiritsushien_project/seika/research_09/dl/result/06-03c.pdf

グループホームにおける知的障害のある人の避難訓練に関する検討

平成21年度厚生労働省障害保健福祉推進事業
(障害者自立支援調査研究プロジェクト)

2.知的障害のある人の防災と避難訓練に関する課題の整理

 -主として障害のある人のグループホームに関して

 光増 昌久

1)はじめに

 2010年3月15日、札幌市で起きた
 認知症高齢者グループホームの火災は、全国に衝撃を与えた。
 繰り返し起こるグループホーム等の火災に関して、
 防災面、消防設備、避難訓練、夜間支援体制等の様々な問題が
 火災が起こるたびに見直されている。

 障害児施設は毎月避難訓練が義務付けられている。
 障害のある人が利用している入所、通所施設も避難訓練が定期的に行われている。
 避難訓練は火災だけではない。
 地震、台風、豪雨等により土砂災害など様々な災害に対処する必要がある。

【引用終わり】

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 ちょっとした不注意が大火災を招きかねない。
 大火災が大惨事につながる。
 こうしたことを繰り返してはならない。
 備えあれば憂いなし。
 防災には細心の配慮が必要となる。
 運営者、支援者、利用者、地域の協力も含めてそれぞれが責任ある防災活動を常日ごろから行うことである。
 災害に対する備えによって、最小の被害に止めることができるようにすることだ。
 (ケー)



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