山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆心をつなぐきろく(大阪手をつなぐ育成会)

2011年04月12日 | 日記
大阪手をつなぐ育成会から「心をつなぐきろく」というA4版のノートが送られてきました。
これは、全国各地区の育成会で作られ始めている「生活支援ノート」と同じようなものです。


このノートの作成は、大阪手をつなぐ育成会・高齢者対応部会が担当されたものです。

この部会では、毎月「成年後見制度や遺言」「介護保険制度の活用」などの勉強会や情報交換会などもおこなっているそうです。
そのなかで、親やきょうだいが亡くなった時、残された障がいのある人の日常の様子、過去の歴史、家族の思いを今のうちに記録に残すことができたら・・・という思いからノートの作成がはじまり、1年半をかけて完成したものだそうです。

興味のある方は、貸出いたします。
県育成会事務局に(本人用・家族用)1部ずつありますので、お申し出ください。

#地震発生から33日目=死ぬ気で直す人がいる

2011年04月12日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から33日目(4月12日、火曜日)。
 また、大震災発生から33日目の新しい朝を迎えた。

 山形市内は昨日の夕方17:16、またも大きな揺れに見舞われた。震度5弱の地震である。福島の浜通りは震度6弱。茨城に津波警報が出た。震源地は福島浜通りで、マグニチュードは7.0。東日本大震災の余震である。
 福島第一原発のある浜通りは震度6弱。外部からの電源供給が止まり、真水を注水するポンプが1時停止した。

 まだまだ、震災による現在進行形の課題が山積している。
 それでも、被災者だけでなく、日本中の人たちが「支えあおう日本」を合い言葉に大震災を乗り越えようと励ましあっている。
 この1カ月に紡いできた被災者を奮い立たせる言葉を「msn.産経ニュース」でまとめた記事を引用する。

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【引用始め】

msn.産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110409/dst11040920060062-n2.htm
「日本の救世主に」「死ぬ気で頑張ってくれてる人がいる」 震災乗り越える言葉の力2011.4.9 20:03 (2/2ページ)

 大規模な救援活動「トモダチ作戦」を展開する米国のルース駐日大使は23日、石巻市の避難所で被災者の肩を抱いた。「できることは何でもしたい。自然は人の命を奪うこともあるが、人の魂や思いを奪うことはできない」

 インターネットのミニブログ「ツイッター」ではこんな書き込みがあった。「停電すると、それを直す人がいて、断水すると、それを直す人がいて、原発で事故が起きると、それを直しに行く人がいる。(中略)寒い中死ぬ気で頑張ってくれてる人がいる」

 原発事故により避難指示や屋内退避の対象となっている福島県南相馬市の桜井勝延市長は26日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で切々と支援を訴えた。

 「政府、東電からの情報が不足している。食料も足りず、市民にとっては兵糧攻め的な状況。暮らしと命を守るため、協力をしていただきたい」。英語字幕付きの動画は20万回以上再生された。

 今月7日、震度6強の最大余震が宮城県を襲った。南三陸町から栗原市に避難する自営業、阿部春美さん(65)は漏らした。「地震がどこまでも追いかけてくる感じがする」


スマイル


 『大(槌)小6年 松橋瑞季より 今みんなができること 1、明るいあいさつ。2、進んで仕事を見つけること。3、元気に遊ぶこと。4、手あらい・うがい・健康第一!!』

 3月20日、大槌町避難所の弓道場に張り出された「スマイル」というタイトルのメッセージボード。拡声器で読み上げられ、場内に拍手と歓声が広がった。

 未来を担う子供は力強い。31日、岩手県山田町の大沢小学校で6年生が「20歳の自分」へのメッセージをタイムカプセルに入れた。祖父が死亡、祖母が行方不明の大川海渡(かいと)君(12)は手紙につづった。

 『海はとても恐ろしい。でも海はとても大切です。きれいできれいで僕はとても好き。だから漁師になってお父さんといっしょに船にのっていますか』

 双子の弟、海成(かいせい)君は手紙とペンを入れ、決意を語った。「将来は記事を書き、このペンを使って津波の恐ろしさを伝えたい」

 仙台が本拠地の楽天の嶋基宏選手は今月2日、日本ハムとの慈善試合で訴えた。「ともに頑張ろう、東北。支え合おう日本。僕たちも野球の底力を信じて精いっぱいプレーします」(年齢は発言当時)

【引用終わり】

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 そう、一人一人が今できることに一生懸命取り組んでいる。
 だから、「明けない夜はない」。1カ月すぎた今が正念場。ドン底から少しずつ立ち直る時。真っ暗闇の中を手探りで頑張り始めている。
 (ケー)