山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

#地震発生から23日目=通い慣れた道がわからない

2011年04月02日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から23日目(4月2日、土曜日)。
 また、大震災発生から23日目の新しい朝を迎えた。

がれきが片付くと

 被災地の中には少しずつだが、津波で破壊された街中のがれきが片付いてきているところもある。
 今まで住み慣れた、通い慣れていた街の風景が一変しているという。
 がれきが山のようになっていた時には、声も出ないほどのショックがおそった。
 そして、がれきが片付くとどこを走り回っているかわからなくなる。
 今まで、街中にあったものがすっかりなくなってしまった。
 手がかりになるものがなくなっていて、今いるのはどこだろうと考えてしまう。
 あそこの角にあった店や会社がない。家がない。コンビニもない。
 ほとんどの建物がなくなっている。
 どこに何があったのか全然わからない。
 今まで見慣れた街でなくなっているので、方向感覚が狂ってしまう。
 何もなくなった別世界にいる感覚だそうだ。

 それでも、「明けない夜はない」。難しい課題は山積している。しかし、がれきの片づけに精出している。こうした前向きの取り組みさえしていけば、徐々に復旧は進む。
 今必要なこと、今できることをやっていくしかない。
 未だかつて味わったことのない困難な共通体験を、なんとか次に生かしていかたいものだ。
 (ケー)