本日は、平成25年(2013年)3月10日(日)。
東日本大震災の発生(平成23年(2011年)3月11日)から明日でちょうど2年目になる。
障がい者があの時、どんな大変な状況におかれたか、ふりかえっている。
藤井克徳氏のレポートから引用する。
その第5回目。
JDF(日本障害フォーラム)では、被災3県(宮城県・福島県・岩手県)に支援センターを設置して、次のような支援活動を行ってきた。
******************************************************
【引用始め】
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/intl/un/un_expert_group_meeting_120420_fujii.html
東日本大震災と被災障害者
高い死亡率と生活支援を阻んだ背景に何が、当面の課題を中心に
報告者:藤井克徳
(日本障害フォーラム幹事会議長)
国連専門家会議「ICTと障害-アクセスと共生社会、すべての人のための開発へ」
特別セッション「障害とアクセスを組み込んだ自然災害・緊急事態への対応と政策」
共催:国連経済社会局、国連広報センター、日本財団
期日:2012年4月20日 9:30~11:30
会場:日本財団ビル2階
4.JDFによる支援活動
震災発生直後より、JDFは関係団体と連携しながら支援体制をとってきた。
具体的には、3つの支援センターを設置し、ここを中心に支援活動を展開している。
宮城センター
(2011年3月30日開設、主な活動は同年12月末より現地の団体に引き継ぐ)
福島センター(2011年4月6日開設、現在活動中)
岩手センター(2011年9月22日開設、現在活動中)
主な支援活動としては、
① 初動期の安否確認、
② 避難所での生活支援(必要物品などの搬送を含めて)、
③ 障害者事業所の再開支援(清掃、修復など)、
④ 避難所から仮設住宅などへの移転支援ならびに修復箇所の点検、
⑤ 仮設住宅などからの移送支援(病院や買い物など)、などがあげられる。
また、福島県南相馬市、岩手県陸前高田市にあっては、
市側からの依頼により障害者手帳所持者の悉皆調査を実施
(南相馬市は終了、陸前高田市はこれから)。
なお、これまでの延べ支援者は、
宮城センターで5000人余、福島センターで3000人余となっている。
なお、支援活動に必要な経費は
すべて日本国内もしくは海外の団体及び個人の寄付によるもので、
この機会に謝意を表したい。
【引用終わり】
*******************************************************
JDFによる支援活動は、上記のように必要な人に対して、必要なことを、必要な時期に、スピーディーに展開された。
その資金は寄付によってまかなわれた。
資金が有効に使われたに違いない。
発災から2年が経過してJDFの支援活動はどのようになっているのだろうか。
また、資金調達もどうなっているのだろうか。
一般的にはボランティアが減っているという話は聞く。
まだ、復興には遠いところもあるはず。
支援活動が必要の場はまだまだ残っているだろう。
(ケー)
東日本大震災の発生(平成23年(2011年)3月11日)から明日でちょうど2年目になる。
障がい者があの時、どんな大変な状況におかれたか、ふりかえっている。
藤井克徳氏のレポートから引用する。
その第5回目。
JDF(日本障害フォーラム)では、被災3県(宮城県・福島県・岩手県)に支援センターを設置して、次のような支援活動を行ってきた。
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【引用始め】
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/intl/un/un_expert_group_meeting_120420_fujii.html
東日本大震災と被災障害者
高い死亡率と生活支援を阻んだ背景に何が、当面の課題を中心に
報告者:藤井克徳
(日本障害フォーラム幹事会議長)
国連専門家会議「ICTと障害-アクセスと共生社会、すべての人のための開発へ」
特別セッション「障害とアクセスを組み込んだ自然災害・緊急事態への対応と政策」
共催:国連経済社会局、国連広報センター、日本財団
期日:2012年4月20日 9:30~11:30
会場:日本財団ビル2階
4.JDFによる支援活動
震災発生直後より、JDFは関係団体と連携しながら支援体制をとってきた。
具体的には、3つの支援センターを設置し、ここを中心に支援活動を展開している。
宮城センター
(2011年3月30日開設、主な活動は同年12月末より現地の団体に引き継ぐ)
福島センター(2011年4月6日開設、現在活動中)
岩手センター(2011年9月22日開設、現在活動中)
主な支援活動としては、
① 初動期の安否確認、
② 避難所での生活支援(必要物品などの搬送を含めて)、
③ 障害者事業所の再開支援(清掃、修復など)、
④ 避難所から仮設住宅などへの移転支援ならびに修復箇所の点検、
⑤ 仮設住宅などからの移送支援(病院や買い物など)、などがあげられる。
また、福島県南相馬市、岩手県陸前高田市にあっては、
市側からの依頼により障害者手帳所持者の悉皆調査を実施
(南相馬市は終了、陸前高田市はこれから)。
なお、これまでの延べ支援者は、
宮城センターで5000人余、福島センターで3000人余となっている。
なお、支援活動に必要な経費は
すべて日本国内もしくは海外の団体及び個人の寄付によるもので、
この機会に謝意を表したい。
【引用終わり】
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JDFによる支援活動は、上記のように必要な人に対して、必要なことを、必要な時期に、スピーディーに展開された。
その資金は寄付によってまかなわれた。
資金が有効に使われたに違いない。
発災から2年が経過してJDFの支援活動はどのようになっているのだろうか。
また、資金調達もどうなっているのだろうか。
一般的にはボランティアが減っているという話は聞く。
まだ、復興には遠いところもあるはず。
支援活動が必要の場はまだまだ残っているだろう。
(ケー)