東洞山漢墓への道！

みなさん、こんにちは。

昨晩から停電、その上ネット接続ができなくなってしまいました。ようやくネット接続が回復したので、今日は遅めに記事を書いています。

さて。。。



ここは徐州東駅。。。

昨日はここから歩いて東洞山漢墓を見学にいきました。

東洞山漢墓。。。。２０００年前の楚の国の王様のお墓です。当時の大国、楚の都だったこともあり、徐州市内及び郊外は王様のお墓がたくさんあります。その中でも有名なのが獅子王山楚王陵及び兵馬俑と亀山漢墓なのですが、今回は比較的マイナーな王様のお墓を見学することにしました。



ルートはこの通り。。。

この地図だとそんなに遠くないように見えますが、実際は歩いて一時間ほどかかりました。



歩き始め・・・・駅の裏通りは高層マンションが並んでいたのですが。。。



すぐにそんなものはなくなってしまいました。。。

しかも、この辺りは工事中。。



砂埃がすごかったです。。。



お。。。あのワゴン車は誰かが乗り捨てていったのでしょうか？

いや、違いました。。。



商店でした。。。（テレビのアンテナもあるということは、お店の人、ここに住んでるのかも）

喉も乾いてきた所だったので、ジュースでも買って飲みたいところでしたが、口の中にまで砂埃が入ってきていて気持ち悪かったのでやめました。。。

そうこうしているうちに。。。



工業開発区に着きました。。。



この辺りは歩道もあってとても整備されていました。



小学校。。。

地図だとこの当たりに東洞山があるはずなのですが。。。



ありました！

ただし、学校の中に山があるようです。



徐州幼児市販高等専科学校。。。。

「幼児」とありますが、幼児が通う学校ではなくて、多分保母さんを育成する学校だと思います。

でも、保母さんの学校ということは、学生はほとんどギャルのはず（連休中でみんな実家に帰ってるようで、この日はギャルは見かけませんでしたが）。。。なので、僕みたいなおっさんが勝手に学校の中に入ってよいものか、迷う所です。。。正門にはちゃんと門衛さんもいるし。。。

ということで、どこか侵入できる裏口はないか。。。探してみました。

すると。。。



お！ここはどうだろう。。。

裏口を見つけたのでそこから入ろうとしたのですが、詰所にはちゃんと人がいて。。。

門衛さん「なんだ、お前！何しに来た？」

と怒られてしまいました。

僕「いや、東洞山の漢墓が見たいんだけど、この中だよね？」

すると。。。

門衛さん「ああ、確かに学校の中だけど、漢墓は今一般公開されていないよ。見たいなら、まず責任者に連絡取らないと・・・・」

責任者？誰それ？？

いつもだったら、ここで門衛さんに詳しい話を聞くのですが。。。

この日は。。。

僕「わかった。じゃあ、また出直すよ」

とあっさり引き下がりました。。

責任者というのは、恐らく徐州市か区の文物委員会。。。以前、河南省の商丘に行ったときも、鎮政府の文物局まで行って手続きして、お廟の入口の鍵を開けてもらったことがあるんですが、これが結構大変でした。この時は文物局の人がとても親切で、見せてもらうことができたのですが、こういった一般公開されていない観光地は、個人での見学は無理な場合が多いんですよねえ。

でも。。。

ここは徐州です。

そして僕は非常勤とはいえ一応大学の外国人教師で、外国人教師は学部長に準ずる身分。。。

大学を通して申請してもらえば、許可は下りるはず。。。

というわけで、連休明けに国際合作交流所（大学の外国人担当部署）の事務室に行って、大学に直接申請させることにしました。時には国際合作交流所の老師にも仕事させてあげないといけませんしね。普段は卓球ばかりしてるし。。。

国際合作交流所の老師も「国人先生、困ったことがあったら、何でもそうだんしてくれ」と言ってくれてますし。。

ただし。。。

以前、徐州のマイナー観光地の行き方がわからなかったので、国際合作交流所の老師に相談したら「ああ、それは自分でネットで調べろ」と突き放されたこともあるので、今回の件で助けてくれる可能性は。。。

半々ぐらいかな。。。



昨日のお昼ご飯。。。美脚麺。。。興奮しながら食べました。