みなさん、こんにちは。。
明日青島から山口県下関行きのフェリーが出るのですが、旅行から帰ってからすぐまた青島に行くのは流石にしんどいし、お土産も買ってないし、部屋ももう一回片付けておきたいしで、次回の便で帰ることにしました。次回の出航は8月5日。。。7日には日本に戻ってこれますので、10日のオフ会には間に合います。。なのでふりーばるーんさん、お店はキャンセルなしでお願いします。
さて。。。
今日も旅行記です。
7月21日(日)。。。
洛陽周王城天子駕六博物館を見学の後。。。
洛陽での宿探しをすることに。。
時間はすでに11時。。。どこのホテルも一番安くていい部屋が空いている時間帯です。。
駅の周辺をうろうろしていると。。。
おばちゃんが話しかけてきました。。。
おばちゃん「兄ちゃん、兄ちゃん、ホテル探してるの?ウチに泊まりなよ」
僕「でも、おばちゃんのところって招待所でしょう?今回はオレ、いいホテルに泊まりたいから」
いいホテル・・・・僕はいわゆるドミトリーというのは苦手なので、必ずシングル部屋に泊まることにしているのですが、今回の旅は一週間程度といつもより短いし、多少いいホテルに泊まってもいいかなあ・・・と。。で、僕にとってのいいホテルの定義は何かというと。。。
1、トイレとシャワーが付いている。
2、蒲団や枕が臭くない。。
この2点です。
1の条件なら一泊50元~60元で泊まれると思うのですが、2の条件を入れるとやはり70元は出さなければなりません。
更に。。。
この暑さに対応するためにも、もう一つ。。。
3、エアコンつき
今まで夏の旅行ではエアコン付きの部屋に泊まることって少なかったんですけどねえ。。。ラオスでは暑さにやられて体調崩してしまいましたし、今回は多少お金がかけられるので、エアコン付きというのもこだわって見ることに。。。
で。。。
中国の招待所と呼ばれるホテルはこの3つの条件を満たしていることはほとんどありません。。。
僕「だから、オレ、招待所には泊まらないつもりなの」
すると。。。
おばちゃん「大丈夫、大丈夫。とにかくついてきな!」
えらい自信のおばちゃんのブレない発言に押されて。。。

とりあえず、おばちゃんのホテルを見てみることに。。。
でも。。。招待所の外見を見ただけでダメダメなのがわかります。。。
結局。。。
自信満々のおばちゃんが紹介してくれた部屋は。。。
条件3のエアコン付き・・・・という部分だけ。。。
トイレ・シャワー共同、蒲団だけじゃなく部屋自体が熱き中国男どもの体臭ただよう、ある意味僕の旅では「いつもの」部屋でした。。
しかもそんな部屋がエアコン付きだからって一泊50元(約750円)というのはいただけません。
もう2、30元出しても今回はいい部屋に泊まりたいところです。。
結局。。。
おばちゃんのホテルは断って。。。
もうしばらく歩いてみることに。。。

ホテル街を発見です。

好男儿,要当兵...(よい男は兵隊になるべきだ)
今回の旅では、やたらとこのスローガンを見かけたのですが、兵隊を増やさなければならない、早急な用件でもあるのですかね?

ホテル街のホテルもさっきの招待所と似たり寄ったり。。。
もう一度大通りに出ました。。。

ここでビジネスホテルを発見。。。
電光掲示板に「一泊78元」とあったので、ここを当たってみることにしました。。。
僕「老板、部屋ある」
ホテルの老板「あるよ。身分証を出して」
僕「オレ、外国人だから、パスポートでいい?」
老板「あ、ごめん。。。ウチは外国人ダメなんだ」
僕「ええっ!」
仕方なく。。。

向かいのちょっと高級なビジネスホテルへ。。。
でも。。。
ホテルのお姉さん「ウチのホテルには外国人を泊める権利がないのよ・・・ごめんね」
どうやら南京や済南、鄭州と同じく、市の規則で安ホテルに外国人は泊まれないようです。
それでもめげずに。。。

4軒目。。。
これでダメだったら、もう一つレベルが上の全国チェーンのビジネスホテルに行かなきゃだめだな・・・と思っていたのですが。。。
ホテルのおばさん「もちろん、パスポートがあれば外国人でもOKよ。一泊100元」
僕「ええっ、本当に?でも100元は高いよ。もっと安い部屋はないの??」
ホテルのおばさん「88元の特別価格部屋が空いてるけど・・・」
うーん、88元か。。ちょっと予算オーバーだけど。。。他の同レベルのホテルでここより安くても、外国人だから断られる可能性もあるし。。。ホテル探しを始めてもう一時間、これ以上重い荷物を持って歩くのもしんどいし。。
ということで。。。
このホテルに決めました。。。

一泊88元。。。ただし、ベッドが二台ついてるから、一人44元ですね。これはお得!
重い荷物を部屋に置いて、午後の観光開始です!

まずバスターミナルに行って。。

68番の市バスに乗ります。。。
40分後。。。

ちょっと寂れた郊外の停留所で下りて。。。

信号を渡って歩くこと10分。。。

洛陽博物館に着きました。。
流石古都洛陽の博物館だけあって、収蔵文物も桁違いに多いからでしょう、市立博物館であるにも関わらず、規模は省博物館レベルでした。

入場無料。。。入り口で入場券をもらいます。。。
で。。。
博物館に入ってすぐ。。。

人が沢山います。。。舞台も設置されていて、何かのイベントが始まるみたい。。。
まあ、僕はイベントには興味がないので、エレベーターに乗って、2階展示室へ。。。
そして。。。
2階に上ったところで。。。
突然の大音響!
なんだ、なんだ???

ロックの演奏とソウルのこもった歌が始まりました!
今まで中国でいろんな博物館に行きましたが、こんなのは始めてです。博物館って普通は静かに観るところだと思うのですが、そうでもないんですね。。。
展示品を見ている間、ずっとうるさくて、正直落ち着いて観られませんでした。
それでも。。。

ぽっちゃり美女を発見。。。

彼女と一緒に展示を見ていくイメージで。。。

自分なりに楽しみましたが。。。
2階の展示を観た後。。。
再び一階に戻ると。。。

イベント会場で何かを購入する人々の群れ。。。このイベント、何かの商品の販促イベントだったようです。
と、舞台裏で。。

ピチピチギャルを発見!
彼女たちのダンス?はちょっと見たいなあと思って、カメラを構えて待っていたのですが、一向に彼女たちの出番は来ず。。
仕方ないので、諦めて。。。
一階の展示を見ました。。

マンモス。。。

それから青銅器の数々。。。
1、お酒を入れたり温めたりする器。。
2、王ジン(ジンは「女壬」)キ。。。キというのは食物を盛る器のことです。
3、青銅器に王ジンの名が鋳込んでありますが、この写真ではちょっとわかりにくいですね。王ジン(ジンは「女壬 」)は周の王様の王妃でジン(ジンは「女壬 」)という姓の女性。一方周の王様は「姫」姓。この王ジンに限らず、「姫」姓ではない女性が迎えられています。この時代から中国では同姓不婚(同じ苗字の同族とは結婚してはいけない)が守られていたんでしょうね。
4、陶ハン。。。青銅器を作る際、青銅を溶かして鋳型に流し込むわけですが、その鋳型に当たるのがこの陶ハンです。名前の通り陶器でできた鋳型です。
博物館を見終わった後は。。。
博物館の隣に広がる。。。

隋唐城遺跡植物園へ行きました。。
隋・唐の時代ですから、日本では聖徳太子の時代から平安前期ごろの城壁跡が残っているはずなのですが。。。

今は普通の公園。。。
日曜日だったこともあり。。。

家族の憩いの場となってました。。。
この後、62番のバスでホテルに戻りました。。
夜。。。
洛陽の町を散策しました。。

カルフール。。。徐州以上ににぎわっててびっくり・・・洛陽・・・もしかしたら、徐州より規模は大きいかも。

晩御飯はこのお店で。。。

洛陽名物、模糊面を食べました。。

どろどろのスープが面によく絡まって。。。薄味ながらも非常においしゅうございました。
今日はここまで。。。
次回は漢の光武帝のお墓をご紹介します。
それではみなさん、おやすみなさい。
明日青島から山口県下関行きのフェリーが出るのですが、旅行から帰ってからすぐまた青島に行くのは流石にしんどいし、お土産も買ってないし、部屋ももう一回片付けておきたいしで、次回の便で帰ることにしました。次回の出航は8月5日。。。7日には日本に戻ってこれますので、10日のオフ会には間に合います。。なのでふりーばるーんさん、お店はキャンセルなしでお願いします。
さて。。。
今日も旅行記です。
7月21日(日)。。。
洛陽周王城天子駕六博物館を見学の後。。。
洛陽での宿探しをすることに。。
時間はすでに11時。。。どこのホテルも一番安くていい部屋が空いている時間帯です。。
駅の周辺をうろうろしていると。。。
おばちゃんが話しかけてきました。。。
おばちゃん「兄ちゃん、兄ちゃん、ホテル探してるの?ウチに泊まりなよ」
僕「でも、おばちゃんのところって招待所でしょう?今回はオレ、いいホテルに泊まりたいから」
いいホテル・・・・僕はいわゆるドミトリーというのは苦手なので、必ずシングル部屋に泊まることにしているのですが、今回の旅は一週間程度といつもより短いし、多少いいホテルに泊まってもいいかなあ・・・と。。で、僕にとってのいいホテルの定義は何かというと。。。
1、トイレとシャワーが付いている。
2、蒲団や枕が臭くない。。
この2点です。
1の条件なら一泊50元~60元で泊まれると思うのですが、2の条件を入れるとやはり70元は出さなければなりません。
更に。。。
この暑さに対応するためにも、もう一つ。。。
3、エアコンつき
今まで夏の旅行ではエアコン付きの部屋に泊まることって少なかったんですけどねえ。。。ラオスでは暑さにやられて体調崩してしまいましたし、今回は多少お金がかけられるので、エアコン付きというのもこだわって見ることに。。。
で。。。
中国の招待所と呼ばれるホテルはこの3つの条件を満たしていることはほとんどありません。。。
僕「だから、オレ、招待所には泊まらないつもりなの」
すると。。。
おばちゃん「大丈夫、大丈夫。とにかくついてきな!」
えらい自信のおばちゃんのブレない発言に押されて。。。

とりあえず、おばちゃんのホテルを見てみることに。。。
でも。。。招待所の外見を見ただけでダメダメなのがわかります。。。
結局。。。
自信満々のおばちゃんが紹介してくれた部屋は。。。
条件3のエアコン付き・・・・という部分だけ。。。
トイレ・シャワー共同、蒲団だけじゃなく部屋自体が熱き中国男どもの体臭ただよう、ある意味僕の旅では「いつもの」部屋でした。。
しかもそんな部屋がエアコン付きだからって一泊50元(約750円)というのはいただけません。
もう2、30元出しても今回はいい部屋に泊まりたいところです。。
結局。。。
おばちゃんのホテルは断って。。。
もうしばらく歩いてみることに。。。

ホテル街を発見です。

好男儿,要当兵...(よい男は兵隊になるべきだ)
今回の旅では、やたらとこのスローガンを見かけたのですが、兵隊を増やさなければならない、早急な用件でもあるのですかね?

ホテル街のホテルもさっきの招待所と似たり寄ったり。。。
もう一度大通りに出ました。。。

ここでビジネスホテルを発見。。。
電光掲示板に「一泊78元」とあったので、ここを当たってみることにしました。。。
僕「老板、部屋ある」
ホテルの老板「あるよ。身分証を出して」
僕「オレ、外国人だから、パスポートでいい?」
老板「あ、ごめん。。。ウチは外国人ダメなんだ」
僕「ええっ!」
仕方なく。。。

向かいのちょっと高級なビジネスホテルへ。。。
でも。。。
ホテルのお姉さん「ウチのホテルには外国人を泊める権利がないのよ・・・ごめんね」
どうやら南京や済南、鄭州と同じく、市の規則で安ホテルに外国人は泊まれないようです。
それでもめげずに。。。

4軒目。。。
これでダメだったら、もう一つレベルが上の全国チェーンのビジネスホテルに行かなきゃだめだな・・・と思っていたのですが。。。
ホテルのおばさん「もちろん、パスポートがあれば外国人でもOKよ。一泊100元」
僕「ええっ、本当に?でも100元は高いよ。もっと安い部屋はないの??」
ホテルのおばさん「88元の特別価格部屋が空いてるけど・・・」
うーん、88元か。。ちょっと予算オーバーだけど。。。他の同レベルのホテルでここより安くても、外国人だから断られる可能性もあるし。。。ホテル探しを始めてもう一時間、これ以上重い荷物を持って歩くのもしんどいし。。
ということで。。。
このホテルに決めました。。。

一泊88元。。。ただし、ベッドが二台ついてるから、一人44元ですね。これはお得!
重い荷物を部屋に置いて、午後の観光開始です!

まずバスターミナルに行って。。

68番の市バスに乗ります。。。
40分後。。。

ちょっと寂れた郊外の停留所で下りて。。。

信号を渡って歩くこと10分。。。

洛陽博物館に着きました。。
流石古都洛陽の博物館だけあって、収蔵文物も桁違いに多いからでしょう、市立博物館であるにも関わらず、規模は省博物館レベルでした。

入場無料。。。入り口で入場券をもらいます。。。
で。。。
博物館に入ってすぐ。。。

人が沢山います。。。舞台も設置されていて、何かのイベントが始まるみたい。。。
まあ、僕はイベントには興味がないので、エレベーターに乗って、2階展示室へ。。。
そして。。。
2階に上ったところで。。。
突然の大音響!
なんだ、なんだ???

ロックの演奏とソウルのこもった歌が始まりました!
今まで中国でいろんな博物館に行きましたが、こんなのは始めてです。博物館って普通は静かに観るところだと思うのですが、そうでもないんですね。。。
展示品を見ている間、ずっとうるさくて、正直落ち着いて観られませんでした。
それでも。。。

ぽっちゃり美女を発見。。。

彼女と一緒に展示を見ていくイメージで。。。

自分なりに楽しみましたが。。。
2階の展示を観た後。。。
再び一階に戻ると。。。

イベント会場で何かを購入する人々の群れ。。。このイベント、何かの商品の販促イベントだったようです。
と、舞台裏で。。

ピチピチギャルを発見!
彼女たちのダンス?はちょっと見たいなあと思って、カメラを構えて待っていたのですが、一向に彼女たちの出番は来ず。。
仕方ないので、諦めて。。。
一階の展示を見ました。。

マンモス。。。

それから青銅器の数々。。。
1、お酒を入れたり温めたりする器。。
2、王ジン(ジンは「女壬」)キ。。。キというのは食物を盛る器のことです。
3、青銅器に王ジンの名が鋳込んでありますが、この写真ではちょっとわかりにくいですね。王ジン(ジンは「女壬 」)は周の王様の王妃でジン(ジンは「女壬 」)という姓の女性。一方周の王様は「姫」姓。この王ジンに限らず、「姫」姓ではない女性が迎えられています。この時代から中国では同姓不婚(同じ苗字の同族とは結婚してはいけない)が守られていたんでしょうね。
4、陶ハン。。。青銅器を作る際、青銅を溶かして鋳型に流し込むわけですが、その鋳型に当たるのがこの陶ハンです。名前の通り陶器でできた鋳型です。
博物館を見終わった後は。。。
博物館の隣に広がる。。。

隋唐城遺跡植物園へ行きました。。
隋・唐の時代ですから、日本では聖徳太子の時代から平安前期ごろの城壁跡が残っているはずなのですが。。。

今は普通の公園。。。
日曜日だったこともあり。。。

家族の憩いの場となってました。。。
この後、62番のバスでホテルに戻りました。。
夜。。。
洛陽の町を散策しました。。

カルフール。。。徐州以上ににぎわっててびっくり・・・洛陽・・・もしかしたら、徐州より規模は大きいかも。

晩御飯はこのお店で。。。

洛陽名物、模糊面を食べました。。

どろどろのスープが面によく絡まって。。。薄味ながらも非常においしゅうございました。
今日はここまで。。。
次回は漢の光武帝のお墓をご紹介します。
それではみなさん、おやすみなさい。