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安芸国人のフランスで嫁さん探し!

フランスでボンジュールしております。めそ
どうぞヨロシク仮面!

運命の帰国?オリンピック編!

2012-07-31 06:42:36 | 2011-2012年度旅行
みなさん、おはようございます。

今日はこれから高速鉄道で青島に向かいます。そして8月2日のファりーで帰国の予定です。日本着は4日の朝に着きます。

せっかくなので、青島で少しナンパもしてこようかと思っているのですが・・・。

今の時期、こんな運命の出会いが待ってるかも。



突然の彼女との運命の出会い・・・。(90年代と違ってパンチラはNG。。厳しい世の中になりましたよね)

でも。。。



僕はフェリーで日本へ帰国。。。





なく彼女。。。



でも。。。



ぜえ、ぜえ。。。お、俺。。。

き、君のことが好きだ!



私もずっと好きだった!

ナンパの結果は帰国後にご報告いたします。



お楽しみに!

今回はオリンピックをテーマに画像選んでみました。

ガンガレニッポン!

運命の出会いfrom蒙山!

2012-07-31 00:53:46 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんばんは。

いよいよ旅行記最終回です。。

7月19日(木)。。



晋陽古城を見た後やってきた九龍廟で突然僕に話しかけてきた人物。。。

「もしかして君、日本人なの?」

それは。。。

40歳ぐらいのおっさんでした。。。

僕「そうだけど・・・何で俺が日本人だってわかったの?」

おじさん「いや、さっき境内で電話してただろ。。何となく日本語かな・・・と思って。。実は俺、日本語勉強してるんだ、四日前から。。あ、い、う、え、お・・・でしょ??」

四日間の日本語学習歴でよく僕が喋ってたのが日本語ってわかったな、ある意味才能あるかも。

おじさん「君、九龍廟には何しに来たの?」

僕「観光さ」

おじさん「へえ~。じゃあ、もう蒙山には行った?」

僕「蒙山???いや、行ってないけど・・・・」

おじさん「蒙山には絶対行った方がいいよ。高さの60mの大仏があるんだから」

この後、おじさん、丁寧にも僕の持ってた市内地図で蒙山の位置を懇切丁寧に教えてくれました。ギリギリ市内地図には載っていなかったのですが、確かにここからそんなに遠くない場所にありました。

僕「おじさん、ありがとう。行くかどうか考えてみるよ」

お礼をいって僕は九龍廟を去りました。

そして。。。



九龍廟の向かいにある教会などを見学しながら写真を撮ってたら。。。

チリンチリン~

さっきのおじさんが自転車に跨って僕に話しかけてきました。

おじさん「もし蒙山に行くのなら、途中まで自転車で乗っけてってあげるよ。俺の家、蒙山に行く途中にあるんだ。途中からタクシー拾っていけばすぐに蒙山に着くよ」

一見ありがたい申し出なのですが・・・・・。一応外国を旅行している以上、こういう申し出は疑ってかからないといけません。実際、騙されて後で高いガイド料を請求されたり、怪しいお店に連れてかれたりといった被害も報告されていますから。。。

でも。。。

今回は、このおじさんと会ったのが観光地でも何でもない中国のど田舎で、外国人を狙って九龍廟にいたとは思えないし。。。たとえタクシー料を請求されたとしても、自転車だからそんなにたくさん取られることはないだろう・・・・ということで。。。



おじさんに途中まで連れて行ってもらうことにしました。

おじさんの名前はハンさん。。。

ハンさんは生まれてからずっとこの辺りに暮らしていて、10歳の息子を持つお父さんなのですが。。。

ハンさん「実は俺が働いてる工場が閉鎖されてしまってねえ。。今無職なんだよ」

僕「エエッ!」(;゜Д゜)!10歳の息子さんいるんだから、変な日本人に構っていないで、早く仕事探さないと・・。

ハンさん「大丈夫!一応工場がこれから数ヶ月は生活費をくれるから」

いろいろ話をしながら。。



自転車は先へと進んでいきます。。

ところが。。。

途中から、ハンさん、完全に息切れ状態。。。坂もあったし、かなり疲れてる様子です。

僕「悪いから、下りるよ。歩きながら行こう」

僕が自転車を下りてすぐ。。。



蒙山の看板が見えてきました。どうやら着いたようです。。。って。。

僕「ハンさんの家、もう通り過ぎちゃったんじゃないの??」

ハンさん「いいから、いいから。。平日だけど、俺、暇だから、ついでに案内してあげるよ」



しばらくして、入場ゲートが見えてきました。

この時にはハンさんが親切心だけで案内してくれてることが(大体)わかっていたので。。。

流石に悪いなあ。。。

と思って。。。入場ゲートに着いたら、売店で水でも買ってあげようと思っていたのですが。。。



ハンさん「はい、これ」

逆に水を買ってもらってしまいました。。。(-_-;)

入場ゲートの前で自転車を置いて。。。

ここからは完全に歩いて行きます。

入場ゲートではお金は取られませんでした。



多分工事中なのでタダなんだと思います。

ここから結構距離がありました。



ハンさんと二人、3人のギャルの後ろをプチストーキングしながら歩きました。。



そして、歩くこと30分。。



開化寺の門をくぐって。。。



階段を上ると。。。




祭壇が!

遥か向こうに大仏が見えますが、皆さん分かりますかね??



こちらはもう大仏がはっきり見えますね。

階段を上ると。。。



本当にデカイ大仏が現れました。。



更に階段を上って。。




わっせーーーーっ。。

ついに眼前に大仏が!

ハンさんの説明によると、高さ60mの大仏とのこと。。今回の旅行でも行った世界遺産の雲岡石窟の大仏が13mぐらいだからねえ。。洒落にならない大きさです。

大仏が造られた年代も北魏の時代、つまり雲岡石窟と同時代です。

ただ。。。

残念なことに。。。



この大仏・・・以前首から上が砕け落ちてしまったということで、顔だけ後で作り直してるんですよね。

わかりますかね、首から上明らかに違うでしょう。。

それでも、大迫力で大満足でした。。。

そして来た道をまた戻って行くのですが。。。



いつの間にか、こんな山奥まで歩いてきてしまったんですねえ。。

で。。。

流石に歩いて帰るのはハンさんに悪いので。。。



帰りはカートに乗って入場ゲートまで戻りました。

ここもハンさんがお金を出そうとしてくれたのですが、ここだけはお願いして出させてもらいました。

それでも2人で12元・・・安いもんです。

と。。。

僕らと一緒に謎の男一人とギャル二人が一緒にカートに乗ったのですが。。。



ハンさんの後ろに座ったギャル。。。めっさ僕の好みのぽっちゃり系美女でした。

これを運命と言わずして何と言ったらよいのでしょう。。。

と、とにかく。。。

この後、ハンさんには自転車でバス停まで送ってもらってお別れしました。

いやあ、本当に親切な人っているもんですね。

翌20日(金)



この日は朝一番にもう一度美味しい羊雑湯を食べに行きました。。。

そして、そのあとはホテルでゆっくりインターネットをして、11時頃チェックアウト。。。

荷物をホテルに預けて。。。



もう一度山西博物院に行きました。。。この日も暑かったし、こういった文物は何度見てもいい物はいいですからね。。。

そして。。。



晩御飯。。。

お店が開店してすぐ行ったら、もやし炒めしかなくて、太原最後の食事は御飯ともやしになってしまいました。



そして、汽車に乗って、徐州まで戻りました。

最後は駆け足になってしまいましたが、これで旅行記を終わります。

最後まで我慢強く読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

でも。。。

正直言うと。。。



やっぱり、雲南に行って彼女に会いてえーーーーーっ!

QQ番号ゲット数。。。ギャル:ゼロ   もっさい男:1(ハンさんです)

運命への序曲?晋陽古城遺跡!

2012-07-30 17:38:54 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんにちは。

どうしても青島行きまでに旅行記を終わらせたいので今日はもう一本記事を書きます。よろしければ、お付き合いください。

7月18日(水)夜。。。

翌日は世界遺産五台山の日帰りツアーに参加しようと思って旅行会社に行きました。

ところが。。。

旅行会社のおじさん「五台山の日帰りツアーは280元(約3360円)だよ」

僕「ええっ!だって日帰りツアーだよ。何でそんなに高いんだよ」

おじさん「そりゃそうさ。だって五台山の入場料だけで240元もするんだから」

うーん。。。日帰り旅行だから200元以内で行けると思ったんですが、こんなに高かったとは。。

とりあえず、ツアー申し込みの前にホテルの老板(オーナー)に280元という価格が妥当かどうか聞いてみることに。。。

すると。。。

老板「そのツアー怪しいよ。だって、240元というのはあくまで入山料だけで、観光スポットは別にお金がかかるはずだし、それに送迎バス、昼飯の料金入れたらとても280元で収まるはずがない。絶対にツアー料金以外に請求されると思うよ」

とのこと。。。

うーーん。。。本当はツアーを利用せずに自分で行くのが一番良かったのでしょうが、腰痛持ちで重いリュックを背負って山登りするのはキツイし(個人で行くと少なくとも一泊二日の旅程が必要で山中泊となるので、これまでのように荷物をホテルに預けていくというわけにはいきません)、何といっても時間的にも徐州に帰る日が近づいていたので、じゃあ、久しぶりに日帰りツアーを利用するか・・・・と考えていたのですが。。。

日帰りツアーだと行き帰りにお土産物屋に連れて行かれる時間を含めると、実質五台山で観光できるのは4、5時間程度・・・それで280元を出すのももったいないよなあ。。。

ということで、今回は五台山、堂々と諦めました。。。

じゃあ、19日はどこへ行こうか。。。ホテルの老板に相談にのってもらったのですが、すでに行った場所だったり、太原市内から遠すぎたりと・・・なかなか決まりません。。

で。。

結局、ガイドブックに載っていた晋陽古城遺跡に行くことにしました。

晋陽古城。。。昔の太原の中心地だった所で、今は太原市の郊外、しかもかなり辺鄙な場所にあります。今でも明代の城壁跡が見られるということです。。

7月19日(木)。。

568番のバスで。。。



太原郊外にやってきます。。。

一応市内地図にも載ってる地域なのですが、再開発のためか、地図とはかなり変わっていました。

ええと。。。この辺りは康庄通りのはずなんだけど。。。



おおっ、木に康庄大道って彫ってある!間違ってはないようです。

ただ、古城はすでに通り過ぎてしまっていたようなので、バスで乗ってきた道を少し戻りました。

すると。。。



古城に関する看板がありました。。。

停留所一つ早く降りてればちょうどよかったのかな。



看板には。。。

1、古城の再開発完成後のイメージ画像が。。うーん、ここもそのうちテーマパークのような所になってしまうのかな。。。

2、これは城門のようですが、恐らくこれが明代の城門なんでしょうね。

というわけで、とりあえずは2の城門に行くことを目標に奥に進んで行きました。

ちなみに赤↓の二人・・・欧米系のバックパッカーカップルをイメージしているようで、外国人も来るような観光地にしてやろうという意気込みが感じられるのですが、変に再開発するのだけはやめてほしいですね。

しばらく歩いていると。。。



城壁のような土塁の残骸がありました。。。説明文には南門と書いてありましたが。。。ほとんど原形留めていませんねえ。。

南門を出てすぐ。。。





お廟がありました。

龍天廟。。。。一体誰が祀られているんでしょう。。。

というわけで、中に入ってみたところ。。。

「誰だ??」

と管理人らしきおじさんが事務室の中から声をかけてきました。

僕「いや、ちょっと見学したいだけなんだけど。。晋陽古城の城門ってどうやっていくの?」

すると。。

おじさん「入れ!」

言われるままに事務室に入ると。。。

おじさん「座れ!」

そして。。。



いろんな本を持ってきて古城の説明を始めました。。。

どうやらこのおじさん、龍天廟の管理人であると同時に郷土史家でもあるみたいです。

僕がさっきの4枚目の2の写真を見せて、ここに行きたいことを告げると。。。

おじさん「これは北門だね。さっきの南門(土塁の残骸)の通りをまっすぐ歩いてたらそのうち着くよ」

と教えてくれました。

おじさん「ところで、お前はどこから来たんだい?」

僕「ああ、僕は中国人じゃなくて日本人だよ」

おじさん「そう。日本人なら山西大学の留学生やら考古学者がここに来たことがあるよ」

僕「でも僕は考古学者じゃないから。単なる旅行さ。。。今は江蘇省の徐州で日本語の教師してるんだ」

おじさん「なにーーーーっ!徐州~!彼の故郷じゃないか!」

おじさん、何故か急に興奮!

僕「彼??」

僕が聞き返すよりも早く、おじさんは立ち上がって。。



お廟に向かいます。。

そして。。。




扉を開けて。。。



おじさん「彼だよ。彼の故郷だよ。ここには徐州人の彼が祀られているんだ」

僕「????誰???」

おじさん「漢の劉邦の息子、文帝だよ。」

劉邦は漢の初代皇帝で徐州の沛県(正確には豊県ですが)の出身。文帝が生まれたのも確か沛県だっけ?

僕「ああ、あの文帝!でも何でこんなところに文帝のお廟があるの?」

おじさん「それはな。昔太原は代と呼ばれていたんだけど、文帝が皇帝になる前、彼がこの代の王様だったんだよ」

そういうことか。。。



おじさん「(1)こっちは清代150年前に描かれた壁画。。。(2)こっちは最近俺が頑張って再現した壁画」

おじさんも頑張ってますね。。

この後、おじさん、色々とお廟について説明してくれたのですが。。。



この案内版に載ってることと大体一緒なので興味がある方は呼んでみてください。。。

この後。。。



おじさんには古城と龍天廟のパンフレットをいただいてしまいました。おじさん、ありがとう。。

おじさんと別れて。。。



北門に向かいました。。

途中。。。



関帝廟を見たりしながら行きます。



着きました。。。

先ほどの案内版のイラスト(4枚目の画像の2)とほぼ同じですね。



古い町並みも残っていました。。



別の門(恐らく西門)を見学していると。。。



お寺を発見。。。

参拝することにしました。

と。。。



強敵が吠えてきました。。。

あまりの恐怖にタジタジしてると。。。地元のおじさんが強敵を叱ってくれました。

その間に参拝をして、そそくさと逃げました。。



こちらは文廟(孔子のお廟)。。。かなり立派ですが、ドアがあいていたので入ってみたら、管理人らしきおじさんに怒られたので、すぐに退散しました。



こちらは建築中なのですが。。。

木造建築のようです。。。何を建てるのかな。。。

↓紹介がありました。。。



段氏という一族の宗祠を建設するようなのですが。。。

イタリアのカップルが描かれてました。。。

やはり世界的な観光地を目指しているようだな、ここ。。

後は。。



ドラミちゃんなどを発見して、とりあえず城内の見学を終えました。

続いては。。。



お城から出て東側をずっと歩いて行きます。。



営城鎮という村を入って。。。

途中。。。



仏塔を見学しながら。。

ずっとすすんでいくと。。。



九龍廟に辿り着きました。。。



九龍廟は金代の創建、明清代に改築されましたが、金代の建築様式を残す古い建物です。



ここは観光地ではなく(いやさっきの古城も観光客なんて一人もいませんでしたけどね)、地元の人たちが、中国将棋をしながら遊んでいました。。

その時、ブロ友のど田舎さんから電話がかかってきたので、しばらくど田舎さんと電話で話して。。。

電話が終わって、じゃあそろそろ九龍廟から出ようかな・・・と思っていると。。。

「ねえ、君日本人だよね」

とある人物が僕に話かけてきました。。。

この人物は一体何者なのか。。。

それは次回、旅行記最終回のお楽しみです。。。

いよいよ今回の山西旅行最大の運命の出会いの話になります。

みなさん、お楽しみに!

太原博物館巡り!

2012-07-30 08:09:17 | 2011-2012年度旅行
みなさん、おはようございます。

今日も旅行記の続きです。

7月18日(水)。。。

前日まで朝が早い日が続いたためか・・・。

この日は9時半にようやく観光開始。。。



バスは一切使わず歩いて太原市内を回ることにしました。



まずは遅い朝飯包子。。。青菜と香豆腐が入っていました。



まずは朱色の古い町並みが残る通りを通って。。。



文廟(孔子様のお廟)にやってきました。

でも、文廟の門、閉まってますね。。

でもご安心を。。。



ちゃんと開いてる入口がありましたから。。。

太原の文廟は入場無料。。。パスポートや学生証など身分を証明できるものを提示すれば入場できます。



中はこんな感じ。。。

古くて厳かな感じがしますよね。

でも。。。

建物の中は。。。



とても近代的でした。。。

実は太原市の文廟・・・・リフォームして古建築の中は民俗博物館として近代的な内装にしてあるんです。

これにはちょっと興ざめかな。。。

外にも。。。



歴史を感じる石像や鉄像などがあったのですが、近所の子供が上に乗って、遊んでいました。

民俗博物館の見学の後は。。。

文廟から歩いて5分。。。



嵩善寺を見学。。。

入場料は3元(約36円)。。。これぐらいだったら、お賽銭感覚で入れるからいいですね。線香も無料でもらえたし。。

嵩善寺で参拝した後。。。

お昼時になったので。。。



文廟の向かいにあった羊肉湯のお店で、羊肉スープ&焼餅を食べました。。

食後は。。。



五一広場。。

そして。。。



純陽宮に行きました。入場料は20元。

純陽宮は道観(道教の寺院)で。。。



やはり古い古建築群が見学できるのですが。。

実は。。。



芸術博物館も兼ねているんですよね。

仏像や画像石、木像や青銅器などなど。。。主に刻む系の文物が展示してありました(青銅器は違うけど)。

続いて。。。




解放路。。。繁華街のような通りにきました。。



お・・・ユニクロもありますね。。流石太原、都会です。

この繁華街に。。。



清真古寺。。。イスラム寺院があるのですが。。。

ガイドブックに載っていたから来たのですが、見たところ観光地というより普通のイスラム寺院のよう。。

観光客入っていいのかな?

一応門の前にいたおじさんに聞いてみます。

僕「おじさん、中見学していい?」

おじさん「お前はムスリムか?」

僕「いや、違うけど・・・・」

おじさん「じゃあ、ダメ!」

残念だけどこれは仕方ないですよね。でも、観光客お断りの場所をガイドブックに載せるのはやめてほしいです(時々あるんですよねえ)。

続いては。。。



大関帝廟。。。三国志で有名な関羽が祀られています。。



喉が渇いたので、ハルピンビールを飲みながら街中を歩きます。



橋が見えてきました。。



太原市の中心を流れるフン河。。。

そして、橋を渡ったところにあるのが。。。




山西博物院です。

入場無料・・・・・・チケットに載っている青↓の鳥尊が天馬・曲村の晋侯墓地出土の青銅器であることに気づいたあなた、なかなかのツウです(僕はすぐに気づきましたけどね、ふっふふーん)。



わっせーーーっ!

博物院・・・流石に山西省の中心をなす博物館ということもあり、とにかくデカイ!



まずは特別展・・・・。シルクロードの文物が展示してあったのですが・・・。

向こうから懐かしい声が聞こえるなあ・・・と思っていたら。。。



NHKのシルクロードのビデオが流れていました(新しい方の)。ナレーションは松平さん・・・。この番組、日中共同の制作ですが、やはりNHKの番組、ドキュメンタリーに関してはレベル高いです。

続いて青銅器コーナーをゆっくり見ました。



チケットにも載っていた鳥尊。。。

天馬・曲村遺跡の青銅器がたくさん並べられていましたが、最も重要な晋侯蘇鐘は残念ながら上海博物館にあるんですよねえ。

それでもなかなか見ごたえがある展示でした。。

ただし、博物館の説明にはちょっと疑問があって、まだ断定されたわけじゃないのにあるお墓を晋文侯の墓と断定していたり・・・・あ、やっぱやめておきましょうね。。。こういう薀蓄語るとモテませんし、中国の学者の説に反対なんかすると、反中派としてお叱りコメントを受けたりすることがありますから。。



こちらは春秋時代最大の鼎だそうです。これはしらんかったけど、青銅器については、前の時代の西周時代の方が大きくていい物があるんですね。西周後期の毛公鼎や大克鼎などはこの青銅器の倍ぐらいのデカさがありますから(ちなみに毛公鼎は台湾の故宮博物院、大克鼎は上海博物館にあります。僕は毛公鼎はまだ見たことないので何とも言えませんが、大克鼎は本当にすごいので機会があったらぜひご覧下さい・・・って薀蓄はダメダメ)。。

閉館ギリギリまで山西博物院でブツブツ言いながら見てました。。

この日は期せずして3つの博物館を見学できました。文廟と純陽宮に関しては、博物館になってること知りませんでしたから。



晩御飯。。。

大同、渾源、応県と麺ばかり食べていたので、久々に御飯を食べました。。。

ちょっと少なく感じるかもしれませんが、このお店は最近中国で流行りの、安全な食材や添加物、調味料だけを使って作っていることが売りのレストラン。。。

これだけで17元(約204円)もしました。。。

次回はいよいよ太原最後の夜・・・。なんとか帰国までに旅行記負えられるかな。。。

応県木塔!

2012-07-29 18:21:34 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんばんは。。

今日は一時帰国を前に部屋の掃除をしました。前回部屋の掃除をしたのは山西旅行の直前、そして旅行から帰ってきて今日でちょうど一週間ですから、部屋自体はそんなに汚れてなくて、わずか2時間で掃除が完了しました。こまめに掃除をしておけば、今回のように一日かけなくても掃除ができること、頭では分かってるんですけどねえ。。。掃除が苦手なせいか、3ヶ月から半年に一度の掃除になってしまいます。。

さて。。

今日も旅行記書きます。

7月17日(火)。。

朝7時過ぎにホテルをチェックアウト。。。



渾源バスターミナルにやってきました。

事前に調べた所によると、8時に次の目的地応県行きのバスが出るとのことだったのですが。。。

実際は8時半発・・・でした。

しかも。。。



終点は東勝という場所で、応県は途中下車。。。

うーん、長距離バスの途中下車って、辺鄙な所や高速道路で下車させられたりして、町の中心まで行くのに時間がかかったりするから、嫌なんだよなあ。。

それにしても、応県は渾源の隣町なのに何で直通バスが出てないの??

ちょっと疑問だったのですが、後で応県の直通バスはバスターミナルから少し離れた空き地から出発することが分かりました。。そう言えば、バスターミナルに入る前、変なおじさんに「応県行きならこっちに来い」と話しかけられたのですが、どうせ白タクのドライバーだろうと思って無視しちゃったんですよね。一応話を聞いておくんでした。

と、とにかく。。。

8時半にバスは出発。。。

一応運転手さんに。。。

「応県の木塔に行きたいので、その近くでおろしてね」

とお願いしておいたところ。。

一時間後。。。



木塔の目の前で下ろしてもらえました(緑↓)。



木塔。。。遼の清寧2年(1056年)の建造ですでに950年の歴史があります。

で。。。この木塔のすごい所は二つ。

まず、中国最古の木造建築物であること。。。ということは、日本の法隆寺よりは新しい建物ということになりますが、中国では戦乱が多かったですし。。。それに、ボロくなっちゃったらピカピカの新しいのに立て替えちゃえ!ということで、なかなか古い木造建築って残らないんですよね。

それから、なんやかんやでなんやかんやの建築方法で、釘を一本も使わずに建てているということ。その特殊な建築方法が評価されて、ピサの斜塔、エッフェル塔と並んで世界三大奇塔の一つに数えられています。

歴史的価値は計り知れないということで、木塔は現在世界遺産に申請中・・・将来は世界遺産になっているかもしれません。

さて。。。

木塔の外観を見るだけで十分ならお金はかからないのですが、実際に中に入るには、入場券を買わなければなりません。



入場券は60元(約720円)。。

チケットを見せて入場します。。。



木塔。。。少し傾いてるの分かりますかねえ。。。最近どんどん傾いてきてるらしいです。



1、木塔の前には奇石が安置されていました。。中にはお賽銭がいっぱい。。

2、僕もお賽銭を入れて(5角=約6円)

3、奇石に向かって。。。

4、お祈りです。。。もちろんファイターズのV奪回、それからサエコとの結婚をお祈りしておきました。



続いて、木塔の中に入ります。。。



木塔の中にはでっかい仏像が安置されていました(撮影禁止)。

ガイドブックには2階まで上れると書いてあったのですが、実際には上ることはできませんでした。

応県での観光は木塔だけ。。。

続いて太原行きバスに乗るため、バスターミナルへ向かいます。。

ただ、途中下車してしまったので、バスターミナルの位置がわかりません。

そこで木塔の職員さんに聞いてみたところ。。

職員さん「太原行きバスなら西バスターミナルから出てるよ」

と教えてくれたので。。。



とりあえず西に向かって歩きました。

途中。。。



強敵5匹に襲われるなど、危険な目にも遭いましたが。。。

地元の人に道を聞きながら。。。



なんとか西バスターミナルに着きました。。

この時点で、11時。。。

これなら午後3時ぐらいまでには太原に着くかな・・・と思っていたのですが。。。

チケット売り場のお姉さん「太原行きの次のバスは1時だよ」

とのこと。。。

仕方がないので。。。



ご飯を食べながら待つことに。。。

お昼はやはり刀削面、卵付き。。。

でも。。。あまりにも脂っこくて。。。



スープは残してしまいました。。。

食後はバスターミナルの待合室で、携帯からブログをアップしたりしながら、暇つぶししました。

午後1時20分。。



ようやく太原行きバスが出発です。

途中まで、一般道をダラダラ走っていたのですが。。。



代県という所でようやく高速道路に。。

ってあれ。。。

山の方を見てみると。。。



あっ!長城だ!

高速道路から万里の長城の一部を形成する晋北長城が見えました。皆さん、わかりますかねえ。。

これはラッキー!

今回の旅行でも晋北長城に行きたかったのですが、時間がなくて結局諦めていたんですよね。



代県の辺りの長城だから、雁門関と呼ばれる関所がある辺りの長城ですね。



5時過ぎに太原に戻ってきました。。

早速宿探しですが・・・一週間前に太原に来た時は、外国人ということで結構宿泊拒否されましたからねえ。。

少し不安だったのですが。。。

客引きのおじさんに声をかけられたのでついて行ってみると。。



マンションを改装したホテルに連れて行かれ。。



パソコン&シャワー&トイレ付きの部屋に案内されました。

最初これで128元・・・と言われたのですが、88元になり、更に三日泊まるということで、80元までまけることに成功しました。。。

前回のホテル探しで太原のスタンダードルームはどんなに汚い部屋でも70元ぐらい・・・でも、この部屋はパソコン付きだから、まあ80元というのは妥当な所かな・・・・。

ということで、ここに決定。。。

ところで、この部屋。。。すごくいい香りがしました。

うーーん、まるで長年連れ添った女房の足の裏の香りを嗅いでるよう。。。

でも。。。

それもそのはず。。。

この部屋のすぐしたで。。。



臭豆腐屋さんが営業していたんですから。。。

早速臭豆腐食べようかなと思ったのですが、この日はリュックを背負ってかなり歩いたので、甘いものがほしくなり。。。

臭豆腐は翌日のお楽しみということで。。。

この日は。。。



アイスクリームを買って食べました。これ、1元(約12円)です。徐州よりも安いな。。

でも、この選択がのちのち悲劇をうみました。

というのも。。。

翌日、翌々日と・・・臭豆腐屋さん、なぜか屋台を休んじゃったから。。。

めっさ残念でした。。。



この日の夕食・・・・。○○麺という名前の麺なのですが、なんだっけな。。。名前忘れました。