安芸国人のフランスで嫁さん探し!

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占いの聖地?会盟鎮の「龍馬負図寺」!

2013-08-02 11:04:14 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんにちは。

昨晩の天気は大荒れで雷もすごかったのですが、明けてみると晴天。。。今日も暑くなりそうです。

さて。。。

今日も旅行記です。

7月22日(月)。。。

羊肉スープと焼餅でお腹一杯になった後は。。。



ひたすら県道を東に向かって歩きました。。。

次なる目的地、龍馬負図寺は、光武帝陵から歩いて3キロ東。。。行きで乗ってきたバスも龍馬負図寺の前を通っていたので、同じ路線のバスで戻ってもよかったのですが、たかだか3キロでお金払うのももったいないですからね。。。結局歩いて行きました。

ご覧の通り、周りはトウモロコシ畑が広がっていました。。

20分ほど歩いて。。。



龍馬負図寺に着きました。。。

この間、洛陽方面に戻るバスは一台も通りませんでしたから、結局はバスより歩いた方が早かったことになります。

入場チケットは学割が効いて15元(約225円)。。。



写真は入り口の大門の二階から。。。。

向こうに見えるのが本堂です。。

まず僕は本堂に向かいました。。

と。。。

その時。。。



ぽっちゃりギャルが一人寂しそうにしていました。。。

こ、これはナンパのチャンス・・・・じゃなくて、僕が慰めてあげなくては!

ぽっちゃりギャル。。。一人ぼっちでよほど寂しかったのか。。。



電話をかけ始めました。。。

電話が終わったら、ナンパ・・・・じゃなくて、話しかけて慰めてあげよう。。。

しばらく待つことに。。。

が。。。

彼女、電話を切るとそそくさと、入場門の方へ向かっていきます!



なんだよーーー。

彼氏とはぐれてしまっただけでした。。。
 
この後、この二人、抱き合ったりチューしたり、イチャイチャぶりを見せ付けられました。本当、ムカつきますね。

さて。。。



本殿の伏羲廟。。。実はこの龍馬負図寺、「寺」とありますが、仏教寺院ではありません。

伏羲という神話上の人物を祭ったお廟なんです。

では、伏羲とは一体何者なのか。。。



左側が伏羲。。。右側は伏羲の奥さん、女?(「女?」の像は本堂の裏側にありました)。。。

中国神話ではこの二人は夫婦(兄妹の説も)で、特に女?は粘土をこねくり回して人類を創造したと考えられています。キリスト教世界でいえば、アダムとイブ、日本神話で言えば、イザナギとイザナミといったところでしょうか。。。

それから。。

伏羲は『易』の八卦を発明した人物と考えられています。『易』は中国の有名な占いの本。。。日本の大人気占い師でテレビでもおなじみの、細木和子先生も確かこの『易』の八卦を占いの理論としていたはず。。。

さらに。。。



コチラは周の文王(左)と孔子様(右)の像。。。

周の文王はやはり『易』の六十四卦を作った人物、孔子は十翼を作った人物と考えられています。

『易』を著した三人の聖人が祭られているわけです(ただし、本当にこの三人が『易』を著したのかは謎です。そもそも伏羲は神話上の人物で実在したとは考えられませんから。恐らく後世の人が有名人の名前を騙って書いたものなのでしょう)。。

では。。。

なぜ、この龍馬負図寺に占いの聖人たちが祭られいるのかというと。。。

この場所では2000年前ごろ。。。「河図」「洛書」と呼ばれる預言書がたびたび出土してるからなんですよね。



こちらは預言書が出土したことを記念する碑です。。。

お寺の名前、龍馬負図寺というのも「龍馬(もちろん幕末の人ではなく伝説上の動物)が預言書を背負ってやっていた場所だよ」ということから名づけられているのですね。。。

このように、このお寺は占いやスピリチュアルの信奉者にとっては聖地と言える場所なんですね。



本堂の裏は木が植えてあったのですが。。。

説明文が。。。

九官八卦陣。。。



八卦陣というのは、迷路のこと。。。画像のように低い木々で作った迷路で遊ぶことができるんですね。

せっかくなので、僕も迷路で遊んでみることに。。。



スタートです。。。



木はすでに僕の身長の高さぐらいになって。。。

しかも手入れしてないのか。。。迷路は荒れ放題。。。

しかも。。。

ぷーん、ぷーん。。。



蚊やへんな虫がよって来るので、手で払いながら進みました。。。



くそっ!片付いたら後で焼き払ってやる! byム○カ大佐

結局途中で断念・・・来た道を戻りました。。。

龍馬負図寺を出て。。。

次なる目的地、会盟台を探します。。

会盟台。。。3000年前(紀元前1065年~1025年ごろ)、『封神演義』で有名な周の武王は悪逆非道の殷の紂王を倒すため、800もの諸侯と対面を果たします。その場所が会盟台で、今は石碑が残ってるようです。

ガイドブックでは会盟鎮の扣馬村というところにあると書いてあったのですが、具体的な場所、行き方がわからなかったので、現地の住民に聞きながら探しました。

まず、龍馬負図寺のチケット売り場のおばさんに聞いてみたのですが。。。

おばさん「ここからだと、すごく遠いよ。絶対に歩いては行けないよ」

と言われたのですが。。。

とりあえず、扣馬村の方向だけ教えてもらって、その方向に進んでいきました。。

と。。。

歩いていると、扣馬村行きのバスを発見。。。そこでバスを停めて聞いてみたのですが。。

バスのおばちゃん「この路線、客が少ないからねえ。あんた一人じゃ扣馬村まで行かないよ」

と乗車拒否。。。

仕方がないので、再び歩きます。。。



途中、おばさんがいたので、聞いてみました。。

すると。。

おばさん「扣馬村ならここからずっとまっすぐ行って、一つ目の信号を左に曲がって、ずっと行ったら着くよ」

とのこと。。。

まずはこの道をまっすぐ行って最初の信号を目指しました。。

途中。。。



会盟鎮の標識が。。。このあたりが会盟鎮の中心部のようです。

そして2、3キロ歩いて。。。

ようやく。。。



信号を発見。。。

ここで、地元のおじさんに聞いてみました。。。

僕「おじさん、扣馬鎮はこの道を行けばいいの?」

おじさん「そうだけど・・・・・。ここから扣馬鎮までは40里もあるから、歩いていくのは無理だよ」

40里も!

って。。。

40里ってメートル法でどのくらいの距離になるんでしょうか?

それでも歩いていける距離ではないことは何となくわかったので。。。

赤↑の三輪タクシーのおじさんにも聞いて、三輪タクシーの利用も視野に入れて、交渉してみることに。

でも。。

おじさん「ダメダメ。。ここから扣馬鎮までは17、8キロもあるんだから。無理だよ」

17、8キロか。。。三輪タクシーでは確かに距離がありすぎます。。

仕方なく会盟台はあきらめて。。。

バスに乗って洛陽市内に戻りました。。。



市内のバスターミナルを出ると。。。



駅前でした。。。

僕が泊まってるホテルまで歩いて5分のところ。。。

行きはバスを乗り換えて行ったけど、このバスターミナルからなら乗り換えなしで行けたわけですね。

時間は午後4時。。。

そこでもう少し市内を観光することに。。。



隋唐洛陽城国家遺跡公園。。。



残念ながら工事中で入場できませんでした。工事が終わったら高いチケット代取るのかな。。。

続いて。。



周公廟。。。

ここも閉まってました。。。この日は月曜日、周公廟は博物館にもなっているので、定休日なのでしょう。。

というわけで、改めて後日行くことに。。。

時間も5時を過ぎたので。。。




歩いてホテルまで戻りました。。。



晩御飯は昨晩と同じこのお店で。。。

前日注文した模糊麺が激ウマだったので、今回はトマト卵麺を注文しました。。



トマト卵麺が来るまで、洛陽のビール洛陽宮ビールを飲みながら待ちます。




前菜をつつきながら、待っていると。。。

来ました。。。

トマト卵麺が!



どうです。おいしそうでしょう。。。

食後。。。

町を歩いていると。。。



一泊5元(約75円)のホテルを発見。。。

5元って。。。大体学食と同じ値段なのですが、一体どんな部屋なんでしょう。。。いわゆるドミトリーだと思うけど。

今日はここまで。。。

次回は世界遺産龍門石窟で、運命の出会いを果たします。

みなさん、お楽しみに。