安芸国人のフランスで嫁さん探し!

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漢光武帝陵&秘伝の激ウマ羊肉スープ!

2013-08-01 10:33:03 | 2011-2012年度旅行
みなさん、こんにちは。。

今日も旅行記を書きたいと思います。

7月22日(月)。。。

朝7時ごろ。。



洛陽は雨でした。。。

この日は洛陽のお隣、孟津県に行くつもりだったので、早めに観光を開始したかったのですが、雨に濡れるのが嫌でしばらくホテルで待機しました。。。

で。。。

8時ごろようやく観光開始。。。

この日の最初の目的地は後漢光武帝陵です。。。ガイドブックでは光武帝陵は85番の市バスで行けるということだったのですが、85番のバスは郊外が始発になるので、まず洛陽駅から41番のバスに乗って85番のバスが停まる東花壇という停留所まで行きました。



東花壇停留所。。。ここでしばらく85番のバスを待ったのですが、なかなか来ません。。

うーん。。。かなりの郊外なのでバスの本数が少ないのかも。。

そんな時。。。



路線バスではないのですが、停留所の前を徐行運転するバス。。。このバス、白鶴行きと書いてありました。。

あれ??確か光武帝陵は孟津県の白鶴鎮の近くじゃなかったっけ???もしかして、このバスでも光武帝陵まで行けるかも。。。

というわけで、バスに駆け寄って聞いてみたところ。。

運転手「うん、光武帝陵まで行くよ。乗れ!」

これはラッキー!



白鶴鎮行きのバスに乗って。。。

40分。。。



光武帝陵前で降ろしてもらいました。。

85番の路線バスだと確かバスを降りた後で3キロぐらい歩かないといけないんですよね、これはまたまた、ラッキー!

ちなみに、このバス、始発は僕の泊まっていたホテルのすぐ近くのバスターミナルから出ているようです。わざわざ市バスを乗り継いだのに、これはちょっと失敗でした。。



墓道を歩いてお墓まで行きましたが、流石皇帝のお墓、入場ゲートは遥かかなた、天気が悪いのでこの画像では肉眼で確認できませんね。。

それでも。。。



入場門まで到着。。



15元の学割で入場です。。。

入場した後は。。。



石碑が並ぶ墓道を通って。。。



ようやくお墓に着きました。。

光武帝陵。。。光武帝劉秀は約2000年前の人で、昔少年ジャンプでやってた「赤龍王」でもおなじみの劉邦の子孫です。劉邦が建国した漢の国は、奸臣王莽によって簒奪されてしまいます。その王莽を倒して再び漢の国を復活させたのがこの光武帝劉秀です。

小高い山全体が彼のお墓です。



お墓を一周してみることに。。。



途中、階段を見つけました。。

お墓の上まで登れるんですね。

早速登ってみました。。



階段を登って奥の方へ歩いていくと。。



マンホール??

しかも最近作られたもののようですが。。。。



説明がありました。。

なになに。。。

千年宝洞。。。。この千年宝洞にコインを落としてディンダンディンダンという音が返ってくれば、なんやかんやで幸せになれるそうです。。。

コインを落とすってどこから???

もう一度マンホールの蓋を見てみると。。。



あった。。。

この小さな穴からコインを入れるわけですね。。



早速、コインを入れてみました・・・が。。。

なにやら音は返ってきましたが、それがディンダンという音なのかどうかはちょっと微妙でした。。。

これ以外には何もないので、階段を降りて、再びお墓を一周しました。。



墓の周りは沢山の柏の木が植えられています。

しかも、それらの柏の木にはそれぞれ逸話が紹介されてました。。

例えば。。。



この柏木。。。

お腹を割いてるように見えませんか?これは光武帝が崩御したことを悲しんで、柏木が自ら割腹して自害したとのこと。。。



グロケーモードで撮ると何だか人の内臓がお腹から飛び出た感じに見えますよね。

お墓を見た後は。。。



光武帝廟の見学。。。



光武帝像、それから事績を記したパネル展示がありました。。。



2階に上ることができます。。



2階外からの眺め。。。

光武帝陵のすぐ北側は黄河のはずなのですが、残念ながらここからは確認できませんでした。。

この後。。。



光武帝の功臣の像を見たり。。。



墓から出土した文物を見たりして光武帝陵の見学を終えました。。。

再び墓道を歩いて。。。



先ほどバスを降りた、一般道に戻りました。。。

と。。。

向こうの方で何やら賑わっています。。

なんだ、なんだ??



羊肉湯(羊肉スープ)のお店が2軒並んでいました。。。



かなりのお客さんで賑わっています。。

2軒のうち、より沢山お客が入ってるお店を覗いてみると。。。



何やら3代100年も続く羊肉湯の名店のようでした。。。

しかも。。。



洛陽市の無形文化遺産にも登録されているようです。。

羊肉湯好きの僕としてはぜひとも食べたい!

でも、レジもないし、店員もメニューを持ってこないし、どうやって注文するんだろう。。

そう思っていると。。。



シャオビン(焼餅、小麦粉を練ったものを焼いた硬いパンで、羊肉湯のスープに付けながら食べるものです)を焼いているおじさんが。。

「羊肉湯なら、中の調理場に行って注文しな」

と教えてくれました。。

そこで。。。



調理場に行って並んだのですが、よほどの人気店なのか結構な行列になってました。。。



最初、このお店の注文&会計のシステムがよくわからなかったのですが、羊肉を計り売りで買って、お金を払った後に肉をどんぶりに入れてスープを注いでもらうということでした。。。



何故か肉を取るための器具でお金の受け渡しをするお店のおばちゃん。。。



どんぶりの中には事前にズーランという調味料と魔法の白い粉を入れておきます。100年の伝統の味で行き着いた究極の味が魔法の白い粉だったというわけですね。

僕は一人だったので、16元で2両の肉を買って。。。



シャオビンも2枚買っていただきました。。。

味は。。。

スープは普通。。。でしたが。。。



羊肉はトロトロで柔らかくてとてもおいしゅうございました。。。



他のお客さんがみんな注文していたので、「海碧」というジュースも注文。。このジュース、洛陽の地元メーカーのジュースなのですが、多分「雪碧(スプライト)」のパクリですね。



ほぼ完食。。。。だったのですが、お店にはレンゲが置いてなくて、直接口にどんぶりをつけてスープを飲まないといけなかったので、ちょっとだけ肝炎の感染が心配かも。。。お皿も微妙に汚かったし。。。

ちなみに。。。

このお店、観光客や市内からのお客さんも多いということで。。。



無料駐車場完備。。。

だったのですが。。。



駐車場って、一般道じゃないか!

駐車場の標識立てて、一般道に停めさせていいんでしょうか?

次回は孟津観光後編です。

おたのしみに。