目は心の鏡
=目は人の心を映し出す鏡のようなもので、その人の胸中に
にある善悪の思いは、瞳に出て隠す事ができない。
心が正しければその瞳は澄んでおり、心が正しくなければ
その瞳は暗く曇っているということ=
「春だから投票してあげるね」
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「恵まれている」
松下幸之助「道をひらく」より
人間というものはまことに勝手なもので、他人をうらやみ、そねむことがあっても、自分がどんなに恵まれた境遇にあるか、ということには案外、気のつかないことが多い。だからちょっとしたことにも、すぐに不平がですし不満を持つのだが、不平や不満の心から、よい知恵も才覚もわきそうなはずがない。
そんなことから、せっかく恵まれた自分の境遇も、これを自覚しないままに、いつのまにか自分の手でこわしていまいがちである。
恵みにたいして感謝をし、その感謝の心で生き生きと働いたならば、次々とよい知恵も生まれて、自他ともにどんなしあわせな暮らしができることか、思えば愚かなことである。
だが恵みを知ることは、そう容易なことではない。古来の聖賢が、恵みを知れ、と幾万言を費やしてきても、実感としてこれを受け取る人はどれだけあるのだろう。
頭で理解はしていても、心に直接ひびかないのである。そこに人間の弱さがある。
お互いに修業をしよう。自分は恵まれているということを、直接、自分の心にひびかすために、日常の立居振る舞いに、今一度の反省を加えてみよう。
写真:人吉城跡・熊本県人吉市
熊本県の南部、熊本市から直線距離で真南に約70kmの場所に位置する。市域中央部の盆地(人吉盆地)が市の中心部である。人吉盆地の中を球磨川が東西に貫流し、市内では万江川・山田川・鹿目川・胸川など多数の支流が球磨川へ流れ込んでいる。北部と南部は九州山地の一角をなす山地である。市域南部は宮崎県と鹿児島県に接している。中心部は古くからの城下町の町並みが残っており、小京都と呼ばれる。
そして、ここ球磨人吉には私の大好きな焼酎「六調子酒造」の圓(えん)がある。