奉(とも)の独り言

「オギャー」と泣きながら生まれてきました。
だから、死ぬ時は、笑って死ねるように生きたい!

困難に出会ったときに=寝床で考えない=

2007年04月20日 | 中村天風語録

 寝た間は仏
       =どんな人間でも、寝ている間は苦労を忘れて仏の
        ように無心になれるということ= 

     ゆらゆら(ドナルド)「投票してあげてね(^_-)-☆」 

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       「寝床で考えない」

今夜から寝がけに、必ず、寝床の中に入ったら最後、昼間の出来事と心を関係づけさせない努力をするんだ。人間、生きている間、自分がいくら朗らかに生きていようとしたって、はたから来る波や風は、これはもう防ぐことができない。そこが人生だ。

けれども、いったん寝床へ入ったら最後、どんなつらいこと、悲しいこと、腹の立つことあったにせよ、明日の朝、起きてから考えることにするんだ。

寝ることと、考えることをいっしょにしたら、寝れなくなってしまいます。どんな頭のいい人でも、いちどきに二つのことを思いもできなければ、おこなうこともできない。たった一つのことしかできないはず。

寝るなら寝なさいよ。寝床に何しに行くんだ。考えに行くんじゃないでしょう。あそこは考えごとは無用なところだ。

一日中、昼の間に消耗したところのエネルギーを、一夜の睡眠、夢ゆたけく眠ったときに、また蘇る、盛り返る力をうけるところだ。

寝ている間、あなた方の命を守ってくれている大宇宙は、ただ守ってくれているばかりではなく、疲れた体に、蘇る力を与えてくれている。

昔からいうだろう。「寝る子は育つ。よく寝る病人は治る」その力をうけようとする前に、眉に皺をよせて恨んだり嫉んだり、泣いたりするなんて、罰当たりなことはしないようにするんだ、今夜から。
                                「中村天風」

    うふふ(ミニー) チョット・チョット・(?_?)

 

    写真:緒方弘之「素晴らしい自然」菊池渓谷(熊本県菊池市)
     
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 菊池川の源をなす菊池渓谷は、うっそうとした天然生広葉樹で覆われ、その間をぬって流れる淡水は、大小さまざまな瀬と渕と滝をつくり、その変化に富む渓流と,美しい森林とがおりなす姿は絶景です。
また、天然クーラーと称され、夏の平均水温は13度と低く、身を切るような清流は避暑地として最適であり、渓谷ぞいは、川のせせらぎと小鳥のさえずりで、楽しい夢をさそい、秋は渓流に映える紅葉がすばらしく、春は新緑、冬は全山に霧氷の花が咲くなど四季を通うじて訪れる人々の心をなごませてくれるところです。