奉(とも)の独り言

「オギャー」と泣きながら生まれてきました。
だから、死ぬ時は、笑って死ねるように生きたい!

「夫婦」というもの

2007年04月17日 | 松下幸之助「人生談義」

 冬来たりなば春遠からじ
        =暗く寒い冬がくれば、明るく暖かい春がすぐに
         やってくる。今は辛く苦しい状態であっても、それさえ
         しのげば、やがて明るい未来が開けてくる=

    たんぽぽよろしくね!(*^_^*) 
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          褒めあうことが必要

夫婦というものを、これだけ長くつづけてきますと、ときに、「夫婦にとって大事な事はなんでしょうか」とたずねられることもあるのです。ぼくは、それに答えられるにふさわしい人間かどうかはわかりませんが、しかしぼくなりに、これだけは大事だと思うようなことがあるのです。

それは、奥さんというのは、しかるべくご主人をほめるというか、その長所をよく認め、素直にそれを伝えていく、またご主人の方もある程度は奥さんをほめていくということです。

ほめるということはいたわりであり、お互い人間同士をしっかり結びつける一つの大切な絆ではないかと思うのです。

ぼくは、これまでにたくさんのご夫婦をみてきましたが、あまりうまっくいっていないご夫婦はどうもあまりほめあっていないように思える。
その反対に、うまくいっているご夫婦は、たくまず自然のうちに、お互いがほめあっている。そういうことがいえると思うのです。

男というものは、いや人間というものは他人からほめられるのもうれしいものですが、自分の奥さんなり、ご主人からそういうことを言われると、ひとしおうれしいものです。

ぼく自身も、たまに家内から「あなた、うまいこと考えましたね」とかいわれれば、正直なところ、うれしい気分になりますものね。反対にほめてくれないと、何か物足りない。そんなものですよ。

まあ、何といっても、夫婦はお互いによき夫、よき妻であり、信頼しあえることがいちばん幸せなことでしょうね。しかし、それには多少の辛抱が必要です。辛抱しないで、自分の好き勝手をして、いい奥さん、いい夫になるというのはどだいムリな話ですわ。

やはり、いい妻、いい夫になるためには、それだけの努力をしなければならない、ぼくは、そんなことを最近とくに感じるんです。
                                    「松下幸之助:人生談義より抜粋 」

          すげー!          よろしくね!(^_-)-☆

              写真:天草
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大矢野島、上島、下島を中心に大小120余りの島々が散在する天草。1966年20万島民の悲願であった本土と島が5つの橋で結ばれた。天草パールラインと命名されロマンの島も身近に観光できるようになったのである。
素朴な土地柄と新鮮な海の幸が訪れる人を歓迎してくれる。しかし、この美しい風土の背景には天草四郎をはじめとするキリシタン悲哀の歴史が秘められている。