今日だけは、自分の精神を鍛えよう。
何か有益な事を学びとろう。精神的な無精者にはなるまい。
努力と思考と集中力を必要とする物を読もう。
D・カーネギー
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「絶対的な積極」
そもそも多くの人は、積極という言葉の意味を、消極に
相対したものと考えています。
英語で言うとポジティブとネガティブ、プラスとマイナス
というふうに、消極に対しての積極というふうに思っている。
だから、時によると、積極精神というのは、何か強気な気持ちで
という意味にとられて、がむしゃらに強がったり、強情はって
頑張るということがそうだと思っている人が多くないですか?
こういうのは、もちろん積極精神の一部だと言えないことも
ないけれど、これはあくまでも消極に相対しているものです。
だから、「相対的な積極」なんであります。
私が教える積極精神というのは、消極というものに相対した
積極でなくして、「絶対的な積極」のことなんです。
心がその対象なり相手というものに、けっしてとらわれて
いない、心に雑念とか妄念とか、あるいは感情的ないろいろな
恐れとか、そういうものが一切ない状態。
けっして張り合おうとか、対抗しようとか、打ち負かそうとか、
負けまいといったような、そういう気持ちでない、
もう一段高いところにある気持ち、境地、
これが絶対的な積極なんです。
「中村天風]
「ウフフ!頼みますぞ!」
新加入です。
写真:緒方弘之「素晴らしい自然」阿蘇(南郷谷の春)
阿蘇は九州で最も遅く春が訪れます。コブシの花が咲き終わる頃、南郷谷の植物達は一斉に芽を出し花をつけます。青い空に菜の花が揺れる陽炎のような光景に、しばし時間を忘れます。 れんげや菜の花が咲くと遠い昔の里山の風景が思い出され、花を摘んだり、弁当を広げた日が懐かしくなります。そんな雰囲気が南郷谷には残されています。
拡大します。阿蘇南郷谷