7時に携帯のアラーム音で目が覚める、北海道の朝もかなり寒い。部屋には石油ファンヒーターもあるのだが、乾燥するのであえて使用しなかった。初日の出を期待しての早起き、歯磨き→洗顔を済ませ外に出る。
2010/1/1 EOS 5D/EF24-105mm(73mm)
残念なことに曇っている、原野方面(東)を見ても朝日は昇ってこない。諦め半分で朝日が見えるまで広間でテレビを観る。8時前に外を見ると少し明るくなってきた。慌てて外に出ると、唯一雲の切れ間からほんの少し朝日(8時8分)が見えたが、2010年度の初日の出はこれだけだった。
9時過ぎ、おせちや雑煮で朝飯を食べる。朝飯後に宿の前で恒例の記念撮影、4人のうちに2人は旅立っていった。その後、10時前にH氏と近くの神社に初詣に出かけた。
2010/1/1 EOS 5D/EF24-105mm(28mm)
朝より原野方面は青空が広がってきた、あしたの城の私道から道々444号へ、私道の入り口に看板がある。20分ほど歩いて豊徳の神社へ、お賽銭を入れようと財布を取り出すも、小銭が全く無いことにショックを覚える。泣く泣く1,000円を入れました、今年は良い事がありますように。
2010/1/1 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
豊徳の神社から来た道を再び戻り、あしたの城の前を通って稚咲内方面へと歩く。道々444号は所々にアスファルトが見えている。海側も青空が広がっているが、利尻富士は雲がかかっていて姿をあまり確認できなかった。
2010/1/1 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
道々444号から道々106号(オロロンライン)へ、ここまで来ると道は雪溶け水が目立つ。
2010/1/1 EOS 5D/EF24-105mm(99mm)
海岸まで来るとようやく、雪に覆われた利尻富士が姿を現した。初日の出は拝めなかったが、利尻富士が見る事ができた。やはり壮大である。この後に、H氏が持参したコーヒーとチョコレート飲食する。大変美味かったです、ご馳走様でした。
2010/1/1 EOS 5D/EF24-105mm(45mm)
海岸沿いの木道を少し歩く、H氏の足跡を辿っていくも、さすがに体力不足で距離は開く。
2010/1/1 EOS 5D/EF24-105mm(105mm)
先ほどよりも少し利尻富士に雲がかかる、いつまでも見ていたかったのだがキリが無いので宿に戻る事に。道々106号から道々444号へと歩き、宿に着いたのは13時過ぎだった。その後にこれも恒例の温泉ツアー、てしお温泉の夕映に出かけた。オーナーとH氏と自身の3人でオーナーの車で向かう、海岸線(道々106号)を走っているとオジロワシやエゾシカを見かけた。夕映に到着したのは15時30分、入浴料(500円)を払って温泉へ。
2010/1/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
この温泉も2年ぶりとなる、残念ながら露天風呂は閉鎖になっていた。温泉にじっくりと浸かり、ここでも日頃の疲れを癒す。1時間ほどのんびりとして宿に戻る事に、途中のコンビニで買い物(552円)をして宿に戻ったのは17時過ぎだった。
2010/1/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
宿に戻ってきてからは再びゴロゴロ、テレビを観たり薪ストーブの前で寝転がったりしながらのんびりと過ごす。
2010/1/1 EOS 5D/SIGMA DG15mm
18時過ぎに晩飯の時間となる、昨日に引き続き今日も宴会。楽しい時間が過ぎていきました、料理も大変美味しゅうございました。食事後もテレビを観たりしながら過ごす、夜になると外は吹雪きだしてきた。4日にあしたの城を脱出する予定だったが、このまま吹雪くと脱出できない可能性もある。天気予報を見ながら今後の予定を決めることにし、少々の不安を抱きながらも、楽しい元旦の夜を過ごした。
札幌の “鮭いくら丼” も、特急サロベツから望む雪景色も、羨ましい限りです。
道々444号は冷えたら一番恐ろしい路面になりそうですが、
道々106号はロードヒーティングでしょうか?
“稚内市街 41km” なんて看板を見たら乗り継いでx2、
最果ての街に行かれたんだなぁ~と思います。
”鮭”と”いくら”は最高のコラボと、勝手に思い込んでおります。本当はうにいくら丼にしようと思ったのですが、さすがにお値段の方が・・・(泣)
道々106号も444号もロードヒーティングは無いと思いますが、106号の方が通行量も多いですし、当日は太陽も照り付けていたので、解けは早かったのでしょうか?
私的には、最果てと云うより「僻地」かな?と。一緒に泊まり合わせの客に、「何にも無いところですね」とか言う人が居ますが、何も無いから良いんぢゃないっすか!と。冬のサロベツも良いのですが、春から夏にかけても良いんですよね。その時期は中々行けないのですが・・・