アマドコロと鳴子ユリ

今日、隣家の主人が風ランの植え替えをするから、お宅のも一緒にやってやるよ･･･と声をかけてくれました。
風ランをいっぱい育てている愛好家で、我が家にも三鉢ほどあるのを知っていたから声をかけてくれました。
毎年今頃、水苔で巻いて植え替えるそうです。
あるだけの水苔と鉢を提げてお隣の庭に侵入･･･しゃくなげ、ボタン、藤など
広い庭に季節の花がいっぱいです。
我が家が引っ越したときに株分けをして差し上げた鳴子ユリも、大いに繁殖していました。アマドコロも芽が出ているよ･･･という話からどちらがどうなんだろうという話になりネットで調べました。

鳴子ユリだと信じていた我が家にあるのが実はアマドコロらしいです。
鳴子ユリのほうが１ヶ月ほど花が遅いそうです。だから隣家のいま芽が出てきたのが鳴子ユリらしいです。



これがいま、我が家に咲いている鳴子だと思っていたが実はアマドコロです。
亡き父が大事に育てていたのを貰って育てています。



これが鳴子ユリです。

似ているはずです。どちらもゆり科。 アマドコロ属
地下茎が「野老（ところ。ヤマイモの一種）」に似て、かつ、野老は苦いのにこちらは甘いので「甘い野老」から「甘野老」になったそうです。
鳴子ユリは花が鳴子に似ているからです。

いろんな植木の話をしながら、株分けをしてもらい、６鉢になった風ラン。
今年は立派に咲くことでしょう。楽しみ！