赤い椅子

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たっぷり12時間…

2019-04-30 16:33:00 | ノンジャンル
1ヶ月以上前になるが、新聞の広告で映画「砂の器」が
オーケストラの生演奏と共に上映されるという広告を見つけた。
ぜひ聴きたい…見たいと思い長女に話したら、一緒に行くわ!
ちょっと早い父の日と母の日を兼ねてご招待するわ…という。
4月29日、開演16時…S席のチケットをゲットしてくれた。

その日の朝、我々の予定を知っているはずの次女から
またまた急なお誘いの電話!

和歌山の清水町までワサビ寿司を食べに行こう…と(@_@;)
でも今日は夕方からフェスティバルホールだよ~
うん、それまでに帰ってホールまで送り届ける…と言う。

息子の1年間留学をした新城を通り過ぎ(懐かしい風景~)
はるばる2時間近くかけて清水町のお店へ…
お目当てのワサビ寿司とアマゴの刺身定食を食べ
余りゆっくりする時間もなくあたふたと店を出る。

有田川のきれいな水で育つワサビとあまごだろう。



柿の葉寿司の山葵の葉バージョン(^_-)
サバとアユの甘露煮、マスなどが包まれている。
美味しかったけれど~こんなに遠くまで来なくては
食べられないものでもないでしょ!…って感じ( 一一)

ドライブ中の山や野のみどり、まだ桜…?藤の花など
なかなかいいドライブだった
雨の降る前に一緒に連れてあげよう…という
むこ殿の気持ちが嬉しい!車も新しくなったことだし~

3時20分頃、高石の長女を迎えに寄り、肥後橋まで…
余裕の到着で新しくなって初めてのフェスティバルホールへ

ハリウッドのアカデミー賞の時に見るような
赤い絨毯の大階段をのぼる(^_-)


この日は満員で大混雑だったが~

巨大スクリーンでの映画全編上映と日本センチュリ―交響楽団の
フルオーケストラの生演奏による映画音楽!
“シネマ・オーケストラ・コンサート”とは、
オリジナル映画のセリフや効果音はそのままに、
音楽部分のみをフルオーケストラが生演奏をするという
最新のライブ・エンタテインメントらしい。

原作者の松本清張も「小説では絶対に表現できない」と
高く評価をしたという映画のクライマックスシーンで
演奏される組曲「宿命」他、生演奏で目の前に美しく
感動的に甦る、広がる!

1947年の映画で和賀英良を加藤剛が、刑事今西を
丹波哲郎…今はもう亡き名優たちに混じり、緒方拳…
渥美清の若い頃がかわいくて印象に残った(^_-)




アンコールでピアノ演奏をしてくれた近藤嘉宏氏、
指揮の竹本泰蔵氏に拍手が鳴りやまない。

終演のあと涙を拭き拭き出てくる人もある。
3階席まで満員の人だった波に押されて地下鉄へ~
ホール近辺は人で混雑中なので阿倍野まで戻り、
うな重をご馳走になり夜9時半帰宅。
たっぷり12時間遊ばせてもらった1日だった。
コメント (4)
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庭の花々

2019-04-27 17:09:00 | ノンジャンル
平成という代があと三日になりました。
どういうわけか寒いです…今頃~
何日か前は夏のようで、いまは北海道や東北で
雪が降っているらしいです(@_@;)

庭のわずかな花たちは健気に季節を感じさせてくれます。

裏の紅白の花水木が散り初めました。
台風で傷んだのかな~?花の数が毎年より少ないような
気がするのだが~

去年までは1本しか咲かなかった黄エビネ…
今年は立派な花を3本咲かせてくれました。



君子蘭、3本、クレマチスはたった1輪ですが
なかなか魅力的です(^_-)





ストレチリアも6本ばかり咲いてきそうです。
つぼみが首をかしげてきました。
先日、自治会の当番で年会費を集めに回ったら、
ああ…ゴクラクチョウの咲くお宅ね…アベリアもあったわね~
…と言われ驚きました。こんな奥の家のお花までご存知なの…?


蕾の向うの小さな鉢はアッツ桜の芽が出てきたところ。
空木も可愛い白い花を咲かせています。

なんやかやと言っても春なんですネ~楽しみです。

でもなんだかお鍋が恋しくなり、
今夜はしゃぶしゃぶにしようと思います(*^^)v

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よく遊びます(^_-)

2019-04-17 11:34:00 | ノンジャンル
いつまでも寒さが長引いたおかげで、今年のさくらは
まだあちこちできれいに咲いている。

4月10日、友人たちと予て約束をしていた美術館を
梯子して巡ってきた。生憎の冷たい雨の日だったが~

まず、期間が14日までなので急いで行かなくっちゃ!
「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アート」へ
アベノハルカスまで…
いつでも行けるから…とのんびり構えていたら、
もうあまり期間がなくなっていた(^_-)

よくもま~こんなものが…!と驚きの連発(*^^)v

本物と見まがう野菜や果物、自在に動く動物や昆虫、
精緻な装飾や細かなパーツで表現された器やオブジェ…
人間の手が生み出す奇跡のような技術に加え、
洗練された造形センスと機知に富んだ、驚異の美の世界。






パイナップルの質感、バナナを食べようとして
剥きかけのリアルさ(これは象牙細工)、
食べかけの秋刀魚は一木彫りだとか~
いまにも飛んでいきそうな綿毛…素敵だった。

七宝、磁器、金工、木彫りなど明治元年からの作品の
いろいろに驚きに連発。「お静かにして下さい」と
係員に声をかけられてしまうほど興奮…(^_-)
中には虫嫌い、蝶嫌いなmamaGONの苦手なリアルなものも。

友人とランチのあと、大阪市立美術館へ…
しばらくぶりの天王寺公園はすっかり雰囲気が変わり
よそよそしいようなきれいな公園に変わっていた(^_-)

レトロな雰囲気のエントランスの美術館へ…
久しぶりの市立美術館…フェルメール展に
テンションがあがります(*^^)v







人も多く作品も同時代のオランダ画家の作品も多くあり、
まず、いちばん奥にあるフェルメールの展示室へ
長い廊下を期待しながら渡っていく。
寡作と言われる作家の、日本に初めてくる作品などある。
窓から差し込むやさしい光の中の女たちの姿が美しい。
「リュートを調弦する女」「手紙を書く女」のモデルは
同じ人みたい…モデルは誰だろう…?
毛皮のついた薄黄色い上着を着た少女のような
丸い茹で卵のような額が印象に残る。

疲れて外に出ると、見下ろす公園のさくらが薄暮のなかに
大きく存在感を持って迫ってきた。
きれいな桜も見れたし…という充実感に包まれた
1日だった。幸い雨もあるかなしかの霧雨になっている。

写真はすべてネットからお借りしました<(_ _)>
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待ち時間と山道の長い小さな旅

2019-04-07 16:36:00 | ノンジャンル
いつものことで突然のお誘いだが、土曜夜(31日)
次女から電話。「明日は二人とも暇…?」
「うん予定なしだよ!」
「それじゃ、9時半に迎えに行くから彦根へ行こう。
伊賀焼の長谷園へ土鍋の蓋を買いに行くから…」と

もう何年か前だが、オール電化の我が家に婿殿が土鍋を買って
きてくれた。ご飯が美味しく炊けるから~と…
有り難く頂き、おかげでつどつどカセットコンロを出して
炊飯している(^_-)

しばらく使ってからmamaGONが蓋を割ってしまった
(扱うのは主婦のわたしだけ)
接着剤で修理をしてもらい、無事にその後も使っているが
伊賀の窯元まで、それを買いにつれてくれららしいから
丁寧に包んで持って行く。

彦根城へはまだ行ったことが無いから…と婿殿の望みで
彦根城の天守閣へ…入城まで40分待ち。

これでmamaGONも国宝の城、5座制覇することになるから
我慢我慢で待つことにする!
桜は1本だけソメイヨシノではないのだろうが咲いていたが、
あとはまるっきりの蕾( 一一)だってその日も寒かったもんな~

時々降る予報の時雨にぴったり出会い、傘をさしてお城へ…



さすが400年の歴史を持つお城…骨組みが違います(*^^)v
中にいる間は降らなくて下りてきたらまた雨…
雨女は誰じゃ!!!
天守を下りて東側の桜の花の向うに大きな虹が見えた!




気が付いたら窯元の門限に間にあわない時刻(@_@;)
仕方が無いから諦めましょう…また来ますよ…という婿殿に
何にも言えない~気長に次を待ちましょう(-。-)y-゜゜゜

実は彦根城の前に長浜の親子丼が食べたいからと、
商店街の滋賀銀行の前、アーケードに40分ばかり待機をした!


たかが親子丼なのに…寒いし…などなど不服を言いながら
4人で延々と待つこと待つこと~
美味しかったと言えば美味しかったが、
たかだか親子丼じゃん!!!思いついたらまっしぐらの彼。
20席くらいの小さなお店だから無理もないけれど~



そんな、こんなであちこちの待ち時間のために
かんじんの窯元は5時閉店と時間切れ(@_@;)

彦根城を出て帰る方向だからと、あらかじめネットで
検索をしていたらしいしだれ桜を見に行くという!

山辺の日ぐれは早いし、くねくねと山間の細い道を過ぎ、
たどり着いたのは、甲賀市信楽町畑(はた)という山間の丘。

一説には江戸時代初期、徳川家康が、江戸と京都を
行き来する折、刺客を避けるため、伊賀から、多羅尾、小川、
柞原から畑を通り田上不動寺を越えて瀬田、京都への道
(徳川家康隠密街道といわている)を往来したといわれている
場所であるらしい。家康の大河ドラマでの顔が見えそうだ!

畑で休憩された所に桜を植えられたというのが、このしだれ桜。
江戸時代初期から樹齢四百年といわれる古木である。

残念ながら夕方の薄暮のなかに見る桜は全くの蕾だった。
エドヒガンの枝垂れ桜で、根元から2本に別れ、咲けば
見事な古木のしだれ桜だと思うが… 寒かったしな~




去年の写真をネットからお借りしました。満開の様子です~

何やかやとドジなこと続きの彦根の小旅だったが
まあ…楽しかったかな~
コメント (3)
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心残りの街道を歩く

2019-04-04 14:55:00 | ノンジャンル
ほぼ連日のように、遊びに所用にと出かけ回って
この椅子に腰かける暇もなく過ぎていく日々のうちに
四月に入り、新しい元号が「令和」と決まる。

出典は万葉集だということで、万葉への注目度が高まり、
万葉集が書店に並び、万葉文化館へは開館時間から
見学者が訪れているらしい。

私を含めた多くの人たちが三元号を生きることになるが、
「令和」がよい時代であるよう望むことである。

そしてよかった…と思いながら閉じられる人生の終わりを
迎えることが出来たらと思う(^_-)

それにしても途中、季節が1ヶ月逆戻りし、
ようやく今日大阪の桜が満開になったという。
平年並みに開花かもしれないが、1ヶ月もの後戻りの
寒さを引きずっていたこの頃を思うと、ようやく…と思う。

日を遡るが、3月27日〈水〉、先日娘たちと歩いた
柳生街道の先を知りたくて、ジムのお友達と行ってきた(^_-)

柳生の里への途路にある円成寺まで近鉄奈良駅前から
1日に数本のバスの時間を調べて乗り約30分…
円成寺の山号は忍辱山(にんにくせん)で本尊は阿弥陀如来。
でも寺でゆっくりすることもなく約12キロの道を
ふもとの春日野まで石仏を見ながら下る計画。

円成寺からは広い道で民家もあり歩き良い道が続く。
よく晴れた日で長閑だった。




茶畑などを見ながら1時間半過ぎた頃、峠の茶屋到着。
茶屋には当主のお爺さんが座っていたが、
期待した草餅などもない。日当たりの良いこの家で
住まわれているらしい。




以前の記憶では、なげしに槍などが飾られていたと思うが…
しばらく歩き三つ葉つつじの花に出会う。



急に通行止めの看板に会う。台風などで荒れた道が
修復されていないのだろうか?
でも行けるところまで行ってみようなんて褒められないことを
考え、その看板の横をスル―する(^_-)

道の片側が崩れたり、倒木を乗り越えたり…やや冒険をして
見てみたかった「地獄谷石窟仏」に出会う。

現在はトタン屋根で覆われていて、金網よりこちら側からでも、
奥深い洞窟の中にある地蔵菩薩や観音像、如来像などが
確認できる。石をくりぬいてできた洞窟に、
仏像が数体、しかも彩色が残っている驚異の石仏様だ。
これらの石仏は、同時期に彫られたものではなく、
古いものは奈良時代(!)、新しいもので室町時代といわれる。
ここから確認できるのは正面の三体だが、
まだまだ彩りが美しい!残る彩色に、深く生えた苔が
グラデーションのように広がり、
石仏たちをあやしく浮かび上がらている。



しばらく行くと先日の三叉路、首切り地蔵に出る。

ここの東屋で昼食にし休憩をして朝日観音、夕日観音、
寝仏などに再会しふもとへ戻る。
距離や歩数はずいぶんあったが、殆んど下りの行程なので、
しんどい感はなく、爽やかなハイキングだった!(^^)!

春日野に出て例の見事な建造物、国立博物館の
仏教美術資料研究センターへ来るとしだれ桜が八分咲!


3時過ぎ近鉄電車へ…今日の一日は満足で終えることが出来た。

奈良へ来たので柿の葉寿司…帰りになんばの高島屋で買う(^_-)
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