赤い椅子

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人のものを~

2015-09-27 20:51:00 | ノンジャンル
著書に深い読みが出来ているはずもないが、
太宰治に改めて興味を持った最近の新聞記事があった。

当時、芥川賞の審査員の一人であった佐藤春夫にあてた手紙に
「今度の芥川賞は私に下さい」と書いて送ったという。

ちょうどそんな折に図書で借りてきた本はこれ!



「花火」「女生徒」「太宰治の辞書」と3話から成る1冊。

青森銘菓だという〈生れて墨ませんべい)の話は
(「苦悩」は意外と満腹感で薄まります。さあ、バリバリ食べて、
太宰治的悩みを美味しく解決しましょう)…と書かれているそうな!
有名な太宰の言葉「生まれてすみません」は寺内寿太郎さんという
人のものだったそうだ。
なにはともあれ面白そうなせんべい…一度食べてみたいな~

それから中編『女生徒』の話
太宰治夫人、島津美智子氏の『回想の太宰治』によると
…『女生徒』は若い女性の愛読者(有明淑)の日記によるという。

ノートに書かれた日記が太宰に送られ、ちょうど書き下ろしの
原稿の依頼があり、これをもとにして中編に仕上げたという。

「可憐で、魅力的で高貴な雰囲気、魂をさっとつかみ」…
「文学界」に発表した。
数か月の日記を1日のこととして凝縮し、あれだけの世界を作り上げた
太宰の手腕にいまさらながら驚くと言う北村薫氏。

太宰は『女生徒』の中で、「人のものを盗んできて自分のものにちゃんと
作りなおす才能は、そのずるさは、これは私の唯一の特技だ。
このずるさ、いんちきには嫌になる」と作中の女生徒に語らせている。
この言葉も日記に自己批判の弁として書かれているらしい。

つまリ、有明淑の日記がすでに太宰的だということになる。

…この本では、遠慮会釈なく引用しました。
もちろん、それが欠かせないから使用しているわけです。
私は引用元を明らかにしていますけれど、意志を持って出典を
書かない方もいますし、それが盗作になるかどうかとなると、
難しい問題です。…という北村氏。
 
ただ、ある才能を持って作品化できる人においては、
そういうこともありだと思うと…

島津美智子氏の『回想の太宰治』によると太宰は結婚直後に
「陰で舌を出してもよいから、うわべはいい顔を見せてくれ」と
言われ唖然としたと語る。
そして最後に心中をするときに奥さんに残した手紙には
「お前を誰よりも愛していました」と書かれていたという。
身勝手といえば身勝手、どちらもすごい言葉です。

傍らに置き、持ち歩いた辞書のことなど調べて行き、
話はいろんな方に進んでいき、楽しい発見のある1冊でした(*^^)v

『女生徒』…読み改めてみる必要があります。


コメント (2)
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なみだ目…その後

2015-09-25 21:10:00 | ノンジャンル
      

秋の雨が続きましたが、明日からはよい天気になるそうです。
日曜日は仲秋の名月だそうで、よい月見が出来そうです(*^^)v

眼科医で頂いた目薬、2本ずつ2種類、1本あまり差し終えた頃から
なみだ目という鬱陶しい目から徐々に解放されたようです。

なみだ目に効くらしい目薬を根気よく差し、暇さえあれば
医師から勧められたあかんべーをして、網膜を伸ばしていました(^_-)

あかんベーの顔を見あきたころから、そして目薬をさす回数が
減った頃から、あふれ出ていた涙が出なくなりました。

涙もろくない、もとの冷血漢のmamaGONの復活ですヽ(^o^)丿

加齢とともにいろんな部品が故障してくるようですが、
負けずに一つづつ克服していきます。
ご心配ありがとうございました<(_ _)>

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何処の松茸かしら・・・?

2015-09-21 20:56:00 | ノンジャンル
20日、日曜日の夕方から太閤園へ行き、秋の夜長を楽しみました!
大阪城の近くで広大な回遊庭園と日本建築の粋を集めたお屋敷です。
フジタグループの一つで、東京、椿山荘や藤田ホテル、
藤田美術館などの系列です。
甥の結婚式や、ホタルの夕べなどで行ったことがありますが、
久しぶりでした。灯りの点された庭園も好い雰囲気でしたヽ(^o^)丿



春と夏に旅行に連れてもらった長女や次女の夫婦への
お礼の食事会と言うところ(^_-)
「網焼き松茸&ビュッフェ」という案内がありました。

次女たちはマンションから近いので歩いて、私たちは長女夫婦が車で
一緒に乗せてくれました。



正面入り口。元財閥のお屋敷の風格があります。




各テーブルにコンロがあり、籠に入れたキノコが置かれています。
今頃の松茸はどこの産でしょうか…とか思いながらも、
いい香りに包まれて焼きたての熱々を頂きました!(^^)!

土瓶蒸しも各テーブルへ…あとのお料理は、和 洋 中とりどりが
ビュッフェ様式…食べ放題!


注文すればアルコールの飲み放題も…
飲む人が3人半いるのでそれにしました(^_-)

松茸ごはんも小さな松茸ですがちょろちょろと入っていました。
あとはデザートのケーキから果物、コーヒーまで~

大きな会場に約100人くらいいましたかね~
それぞれ家族やグループで楽しそうに過ごしていました。

食べることとおしゃべりに夢中で、
写真はみんなネットからの借り物です<(_ _)>

そうそう、太閤園の門の向かいに長い土塀のお屋敷があり、
大阪市長公舎だと書かれていました。
橋本徹さんはこんな広大なお屋敷にお住まいなのかしら~(^_-)
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白曼珠沙華

2015-09-21 09:12:00 | ノンジャンル
早々と涼しくなった今年の秋…この涼しさで文字どうりのお彼岸です。
涼しさが早かった分、彼岸花も少し早くから咲きだしたようです。

先日、白曼珠沙華を見に行きました。
近いのですが、いつも通るところではないので、
きっともう咲いているだろうと思い、寄り道をしました。




白い鳥が飛んでいるようで素敵です。
携帯なのであまり期待はしていませんでしたが、
きれいに写りました!(^^)!


コメント (3)
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なみだ目

2015-09-04 22:11:00 | ノンジャンル
秋風が吹き、虫の声が聞こえて先日までの暑さが夢のようです。

1週間ばかり前から、急に眼に涙がたまり気持ち悪くて、
目が絶えずうるうるして涙が次々湧いてくる状態が
続いていました。

初めはやや粘りがあるような気がして、眼やにかな~涙かな~
という感じで、眼科に行くタイミングが悪く、
薬局で症状を言って抗菌目薬を買いました。
差しても差しても改善されることなく、いま考えると…
溢れた涙に目薬という涙を足していたようで、
すっきりする筈がありませんね~

今日午前中、ようやく眼科医へ行く時間が取れて行きました。
お年寄りばかり…眼科医院も満員です( 一一)
自分も年寄りなんですが、もっともっと老人です。
杖をついている人、先生の話が聞こえにくい人、ヘルパーさんに
付き添われている人などなど…

診察結果は…結膜弛緩(ケツマクシカン)
何だか聞き慣れない名前ですが、白目(結膜)の部分にできる
(しわ)の事だそうです。ようするに…
加齢による目の周りの筋肉の衰えから来るそうです( 一一)
結膜も年齢と共にしわがよってくるのですが、
しわがちょうどまぶたの縁に堤防のように寄ってしまい、
涙が外にあふれ出てくる状態らしいです。

この症状には〈あかんベー〉をしたらいいと医師に言われました(^_-)

涙は上まぶたの外側あたりで作られ、目の表面をまばたきごとに洗い、
目頭にある涙点(ルイテン)から鼻に流れていきます。
この鼻に流れていく部分、鼻涙管がつまってしまうと、
水道の下水がつまってしまう状態と同じ状態になり、
目から涙があふれ出ることもあるそうです。

この症状は涙腺を抑えて下水を掃除するとか…
これは友人から聞いたこと。

つまるところは原因は加齢です。いろんなところに出てきます(@_@;)
若いつもりで、若い気持ちで、飛び回って過ごしていますが…
身体は正直に反応してきます。

目薬をもらって帰ってきました。いろんな検査をしてもらいましたが、
白内障も加齢による黄斑の異常もなくきれいだと言われました。
でも眼鏡をかけていても視力がずいぶん落ちていました。
しばらく様子を見てみましょう…ということです(^_-)

目の画像をお借りしようと思いましたが…今日は文字ばかりです。


コメント (4)
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