赤い椅子

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ヒスイのきらめきを見に~

2018-11-27 10:55:00 | ノンジャンル
9月1日から大阪市立東洋陶磁美術館で開催中の
「高麗青磁展」をみたいな~と思いつつ日が過ぎ、閉展の
せまった21日に見に行くことが出来た。

中之島の市役所、公会堂の並びにある小じんまりした美術館。
沿道の並木道は紅葉最中…クレーン車が2~3台出てその木々に
イルミネーションの電飾を巻きつける作業中。

線を巻かれた樹はくすぐったそうで、なんだか心地悪げで
気の毒だな~と思いつつ見て通る。



平日の午前中にもかかわらず主に女性の中年以降の人が
いっぱい来ている。
ご夫婦連れもあり平和な雰囲気に満ちている(^_-)


透きとおるような翡翠の器や花瓶、
赤茶色がかった私には珍しい青磁などあり、
たっぷり静かな芸術の秋を楽しませてもらった。

遅いお昼を、中之島公会堂の地下グリルで名物のオムライスを
いただく。改装後は以前のオムライスと少し様子が
違うようだが…よく煮込まれた牛肉が美味しかった(*^^)v

あのグルグル巻きにされた木々がどんな光を纏うのだろうと
ネットで見てみたが…去年のだか今年のだか判らないが~




木々はしばらく面映ゆい感じで夜を過ごすことになるだろう。

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行きあたりばったりの渓谷

2018-11-25 22:08:00 | ノンジャンル
豊岡にある標高760mの金山峠を源流にする阿瀬川の
最上流部一帯で渓流や滝の宝庫といわれる景勝地の阿瀬渓谷。
大小様々、多くの滝からなる阿瀬四十八滝があり、
ひょうご風景100選にも選ばれているところらしい。

三重県にある赤目四十八滝とよく似た感じ~
紅葉は少し盛りを過ぎていたが、心地よい渓流沿いの道を
ゆっくり滝を眺めながらハイキング。






一つづつ滝に名前が付いているが…
日曜日なので家族連れやハイキングの人にたくさん出会う。
渓流に手をつけて日向でしばらく遊んでのんびり~

ちょっとお腹もすいたことだし~と方向がどうなっているのか
さっぱり私にはわからないが、出石に蕎麦を食べに行くことに~

道の途中でコウノトリが田んぼで遊んでいるのを見つける。


そ~と追いかけては飛びさり、少し離れたところにまた止まり…




しばらく鳥と追いかけっこをして遊ぶ(^_-)

出石についたのが2時過ぎ。蕎麦好きの婿殿がこだわりの店へ…



石臼でついた自家製粉の蕎麦が自慢のお店らしいが、おめあての

田舎そばの本日分は終了で、皿そばを頂く。


満足のお蕎麦で出石を発ち、帰り道でおかきの播磨屋へ寄る。
袋いっぱいの買い物をして、3千5百円以上でぜんざい2杯の
サービスと言われ、またまた食い意地が張り
ぜんざいを頂く!(^^)!

急がないと帰りが遅くなりそう…案の定少し渋滞に会い
7時ころ帰宅。途中で電話があり所用のある長女が合流し、
5人で夕食へ…

お酒を気持ちよく飲みたい次女夫婦は大喜び…
運転する人が出来たので気兼ねなく飲めるぞ~と (^_-)
そして明朝早くに出勤することにして、
その夜はバタンキューとお泊まりしていきました。

長い長い1日でした(*^^)v
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雲海の城へ~

2018-11-25 21:14:00 | ノンジャンル
小春日和の暖かい土曜日の24日。
月1度の読書会の宇治の会の途中で次女から電話が入る。
「明日の日曜は暇…?暇なら竹田城の雲海を一緒に見に行く?
…とのお誘い!

バタバタしていて出来ていない月曜日の宿題を、明日すべきと
覚悟していたがゆらゆら雲海に惑わされてしまう…(^_-)

夜、11時半頃迎えが来て播但連絡有料道路の和田山でおり、
竹田城の向い側にある立雲峡へ到着したのが夜中の2時頃。
すでに駐車場は満杯で、道路に片側駐車が始まっているところへ
滑り込んで2時間ばかり車中で仮寝…というが眠れない。
若夫婦と夫は熟睡中(-_-)zzz

周りがざわざわしだした4時頃、おでこに電池を付け
寒さ対策の 武装をして登山を始める。
霧の状態はすこぶる良さそうだという情報…
何回も挑戦している人があるそうだがラッキーかも知れない!

雲海は麓を流れる円山川から蒸発した水蒸気が雲となって
発生するのだが、必ずしも毎日発生するものではないようだ。
次のような自然条件が重なった時に発生する現象なのである。

・季節は晩秋がベストだが、9月~2月頃まではチャンスあり。

・次に朝と昼の気温差。この気温差があればあるほど雲海は
 発生しやすいらしい。
 最低気温と最高気温の気温差10℃以上が一つの基準になる。

・そして天候。できれば天気は晴れの日で、ある程度は湿度が
 高い日のほうが良い…

立雲峡は海抜757M、第一展望台までは約40分登る。
結構段差があってきつい。到着したときは息が切れている!

向かいの竹田城はライトアップされているが、辺りは
深い霧に包まれている。
粘土質の山らしくて斜めの足場は滑りやすいので怖い!

6時ちょうど、城のライトは消され、6時半頃の日の出を待つ。
思いの外寒くはないが、足元とお尻の辺りがじわじわ冷える!

展望台の右後ろが東らしくて、徐々に朝日で周りの山が
照らされてくる。文字どうり荘厳!




mamaGONのカメラでは限界だが、婿殿の取った朝日の中の
竹田城址…それにしても観光写真のようにきれいには写らない



雲海が絶えず動いて城の様子が変わってゆく…
そろそろ下山しないと…と歩くと
その頃からも登ってくる人達にたくさん出会う。

8時頃ふもとの車へ。あ~お腹が空いた~と4人(^_-)
昨夜家を出るとき、日曜日に食べるべく買っておいた鯖寿司と、
宇治の帰りに淀屋橋の構内で買った豆大福で朝ご飯
(変な取り合わせだが美味しかった~)

コーヒーでも飲みたいところだが、市内に戻っても
生憎まだどこもお店が空いていない。
道路沿いのマクドナルドが行列になったいる(-。-)y-゜゜゜

しばらく車でうろうろしたら、沿道に古びた喫茶店を見つけ
やれやれと落ち着く。これからどこへ行く…?
行き当たりばったり、言い出したらすぐ動く…の次女たちに
付き合うのも大変!!!

紅葉をみながらハイキングが出来る阿瀬渓谷を見つけゴ―
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秋晴れの古都奈良の1日

2018-11-06 21:23:00 | ノンジャンル
11月4日、予て招待券を頂いていた正倉院展へ。
11時過ぎに家を出て約1時間、奈良興福寺近くの
駐車場に車を止める。

正倉院展は多分大混雑なので夕方4時頃からが狙い目…
という情報をもとに、先ずならまちを散策しようと
歩きはじめる。…とたんに鰻を焼くにおいに4人が連なって
うなぎ屋さんの暖簾をくぐることに~



予定外の早めの食事を済ませ、ならまちへ~
小物屋さんや古本屋さんなどぶらぶらしながら、元興寺へ。


蘇我馬子が飛鳥に建立した
日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が、
平城京内に移転した寺院である…と歴史をたどると
気が遠くなるほどの古い歴史のあるお寺。
僧侶の学問所だったとか…本尊は珍しい智光曼荼羅。

この石仏群は浮図田と言われ、昭和63年に元興寺境内を
整備する一環でおよそ2500基もの大量の石仏・石塔を
この場所に集めて「田園の稲穂」のごとく設置されるように
なったものだとか…。萩、桔梗、彼岸花などが咲く
季節にはカメラマンたちが多く訪れるらしい。

お堂の屋根は飛鳥時代創建の「法興寺」の屋根に載せていた瓦、
すなわち、1400年も遠い昔に作られた瓦が混じっていると
言われている。色のついた瓦がそうなんでしょう。
歴史を背負った古い屋根瓦はロマンをかきたてられる。




礎石や屋根がわらなど同行した建築関係の婿殿は興味津津!

興福寺の中金堂の落慶にも出会えた。



堂内撮影禁止だが、順番待ちの列の後ろから御本尊を…
青空に映えるピカピカの中金堂もきれいだが、どっしりとした
五重の塔の趣きも最高だった(*^^)v



中金堂は長い寺史の中で7度の火災に遭い、1717年の大火で
焼失した後は仮堂が建設されただけにとどまってきたらしい。
今回は300年ぶりの復興だそうです。
堂内には仮金堂(現仮講堂)に安置されていた釈迦如来像を
本尊として還座。
薬王・薬上菩薩像(いずれも重文)が脇侍として安置され、
須弥壇の四方は、旧南円堂所在の四天王像がかためている。

内陣には法相の14人の祖師を描いた「法相柱」が
現代の日本画家の畠中光享氏によって再現されている。
以前大阪の高島屋でこの画家の展覧会を見、その時に
法相14人の絵を拝見したので、それがこのお堂の柱となって
目の前で見れたことにも感動をした。

そろそろ4時…正倉院展へ行かなくては~
有り難いことに待ち時間5分…
去年は1時間半くらい並んだけれど~来るべきは夕方!
それでも当日券を買う人は少し並んでいたが~

仏様へのお供え物を入れた箱だといわれる玳瑁螺鈿八角箱…
ウミガメの玳瑁をの甲羅を張り花や鳥を螺鈿の技で
表現したきれいな箱は1500年も前のものとは思えない~


麻布のスカートや刺繍をした室内履きなどの服飾品、鏡。



         
弦も残る琴や唐三彩を真似た陶製の鼓などの楽器類、
銀製のわんやスプーンなど…
繵通と呼ばれるカーペットなど…
むかし昔の貴族の生活が、今現代の日用品と
余り変わりのないことに驚きながら見て回るが、
次第に腰がだるくなってきて、休憩コーナーで椅子に座り込む。

夕闇に迫る奈良公園近くでほっと一服し、
駐車場まで行く途中に中金堂のライトアップに出会えた。
夜間参観者には提灯を持たせてくれるみたいで、
ゆらゆら揺れる提灯の明かりも効果的(^_-)




堺まで帰って8時前夕食…充実したいろんな芸術に触れた1日!

正倉院の宝物写真はネットからお借りしました<(_ _)>


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