オマケがないので本題の絵です
こんな事に成るのですが
木目の柄の付き方がおかしいのはご勘弁をm(__)m
で、昨日最後に言っていた数量の拾い間違いと言うのは
「四角ガゼボ2-H」の図面の「隅木2」の切り残し部分の
材料の使い方で、「ベンチ座板大」を四枚取る様に書いてますが
ここが間違いで「隅木2」の残り材で取る「ベンチ座板大」は
二枚だけでOKで、あとは「ベンチ座板小」を二枚と
縮尺を大きくして(小さくして?)描いた
「隅木取り」とした部材を四枚と「吊束」を二枚取って頂ければ
切り残しの材料は、大体使い切りますが、
二種類の座板については、先にも切り出したように
施工中に現物に合わせて長さを決める方が良いので
そのつもりで切り出して置いて下さい
さて、それで今日のメインイベントになる
「隅木取り」なんて名前の部材ですが
名前は私が勝手につけました
なので、普通の建築の中にこんな名前の部材があるかどうかも
知りませんし、有ったとしてもこの部材と同様の物かどうかも
知りませんので、その辺り・・・宜しくm(__)m
で、この部材がどうなるかと言うのを
上の絵を見て、何となく想像された方も居られると思いますが
絵の様に、柱の上で交錯した桁の上に止めて
この部材を隅木を止める「凸ホゾ」代わりにしようと言う事です
なので、「隅木を取付ける」で「隅木取り」・・・安直!
(どうでもいいか!?)
加工ですよ、
材料は、切り残しの部分が1500mm程度あれば
吊束も含めて十分にあるので、取敢えず吊束用に
300mm程度切り落として、1M強程度の長さにしておいてから
作業していく方が良いかと思います。
で、図面で見て右下一段目の欠き込みは・・・無理です!
上の絵と合わせてみて頂ければ・・・何となく解るかと思いますが
ここは材料の内側へ切り込むように45°の勾配で
切り込んで有りますから
図面を左右に裏返すような格好で、材料の裏側から丸鋸を入れれば
半分だけは丸鋸もまともに使えますが、残り半分は丸鋸は引き込む
やり方じゃないと切れないし、手鋸も入らないしで・・・
僅かに当りを付けて置いて、ノミで叩いて行くしか
手がないと思います。
(最近は特殊な電動工具が出来ていて、それを使えば簡単なんですが特殊ですから・・・)
無理そうなら、無難に右から43.5mmの所で真直ぐに丸鋸を入れて
切落してもらっても結構です(チョッとカッコ悪くなるけど・・・?)
で、中段の切込みは逆に出っ張る様に切り込むので
丸鋸も手鋸も入り、それだけでほぼ加工できますが
やはり最後はノミを使って奇麗に整えて下さい
後、表面から見えない所に出っ張り部分が出ている事に成るので
材料の木口側から丸鋸を入れて行くときに。
ウッカリ必要な部分まで切り込んでしまう事のない様に
注意して下さいm(__)m
この辺りのややこしい加工を終わらせてから
長さ切りをして形を整えるようなつもりで加工していく方が
先に長さ取りをして細々加工していくより良いと思います。
で、「吊束」はこんな事ですね(これはわりと普通にある部材名です)
図面では他と揃えるために横向きに書いて有りますが
実際に施工する時は絵の様にして二枚を組み合わせて
そこへ隅木を止めて行く訳です
加工は、図面の様に深さ65mmx38mm巾の切込みを作るので
ここは、合板家具の時にやる様に、入角の角へ10mm前後の
穴を開けて置いて、木口から材料を割る要領で丸鋸を材料の
裏表、両木口から入れてやれば(300mm程に切り出したので)
丸鋸のガイド定規の調整は一度で済みます。
後は、引廻し鋸で切り落としてノミで整えて
二つに切り分けて長さを決めて
面取りすれば、吊束も出来上がりです。
(ダラダラ書いたわりには、チャンと説明できていない様な・・・m(__)m)
と、今日はこんな感じですかね
今週は復帰早々沢山の方に覗いて頂きました
本当に有難う御座いましたm(__)m
先日に続いて、又、大きな台風が近づいて来ています。
特に、西日本方面の方々はご注意ください
(・・・俺もか!?)
では、又、来週ですm(__)m