昨日、傾いたボロ屋(台風の征では有りません)の片づけを少しやっていて
発見!
と言うか、小さい頃から実家へ帰って来ると
見かけては子供ながらに何やら「カッコいいな」
と思って居た物なのですが
聞いてみると、祖父が十歳前後の時に彫った物らしく
名前と製作年月日が彫って有ります。
明治四十二年なのか、四十五年なのか微妙ですが
何方にしても百年オーバーの代物ですし
これを十代前半の子供が造ったとは、とても思えません
(チョッと手前味噌m(__)m)
あやかりたい!
さて、才能のないオヤジは
相変わらずのバーチャル大工加工編を続けます。
これですね、無茶な木取をしなければ、十分に余裕が有ると思うので
矩手に切る方の木口は少し伸ばしておいて
斜め切りの斜め切りの方を切って行きましょう
丸鋸の刃を45°に傾けて置いて丸鋸定規を屋根勾配の矩手
(≒22°直角から左右へ振る?寸法にすると89mmに対して35.5mm)
に合わせて切って行きますが、例によって丸鋸の構造上
材料の表面から裏面に向かって、左側へ切り込む様にしか切れませんので
(最近は、僅かですが、逆の勾配にも切り込める丸鋸が有るとか無いとか?)
図面を左右、上下に反転するようにして
部材の向きを変え、丸鋸定規の角度の振り方向に注意しながら
丸鋸を入れて切り落としてください。
で、「垂木」は数が有りますが基本的にやる事は同じなので
これで完了として、「ベンチ束1」ですが、この部材は
この加工図「垂木B2」の中では一番最初に200mm程度に
長さ切りしておいておいて、施工の時まで置いておく方が
良いと思います。
束ですから、実際の長さは基礎の高さが決まって
レベルを取ってからでないと確定しませんから
施工作業中に最終的な長さが決まるまで
切り代、丸鋸定規の当て代を見て200mm程度の
長さに切って確保して置いて下さい
後、垂木も短い物から先に作って行く方が
作業はやり易いです、只、短い部材に
余裕を見過ぎて作って行くと、結局、長い部材の
材料が足らなくなったりしますので、ご注意をm(__)m
と、今日はこの辺で勘弁しときますかね!
台風被害の大きかった地域の方々は
色々と大変でしょうが、頑張って下さいm(__)m
ではm(__)m失礼します。