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雪印バター発祥の地

2012-06-25 22:02:32 | 札幌・歴史探訪

                乳製品のバター。

        
乳の中の脂肪分を凝固させて作ります。

        メソポタミア文明の時代にはすでに存在していたそうです。


         黄色い箱に北海道の形がデザインされた雪印バター。 
                 
         
           この雪印バターの発祥の地が札幌の郊外にあります。

 
                 雪印バター誕生の記念館
    

      
                (札幌市厚別区上野幌1条5丁目1)


   大正14(1925)年に雪印乳業の前身「北海道製酪販売組合」が629人の酪農家の出資によって
  誕生しました。
翌年には「北海道製酪販売組合連合会」と改組しました。
   札幌郊外の上野幌(かみのっぽろ)にあった宇納牧場の
製酪所を借り受けて、バターの製造を始め
  ました。
   
         「雪印」は北海道製酪販売組合連合会の商標だったそうです。


         昭和56(1981)年に赤い三角屋根をした当時の建物がそっくり復元されました。
     



                 この建物のすぐ隣には

                     旧出納邸
      

   酪農経営を学ぶためにデンマークに留学し、留学を終えた出納陽一は、1924(大正13)年に
  義父の宇都宮仙太郎とともに宇納牧場を設立しました。

   建物は出納陽一の邸宅として大正14年に建てられたもので、デンマークに留学していたとき目に
  した富豪の家が
モデルといわれています。
    1・2階は出納家の家族用、屋根裏部屋の3階は全道から集まった実習生の寝室にあてられました。

       現在は、雪印種苗園芸センターの運営会社、株式会社グリーンプランナーの事務所が入居しています。



             宇納牧場のサイロも残されています。
       


        北海道製酪販売組合連合会 通称「酪連」の 「酪連発祥の地」の記念碑
                   
                     昭和33年建立  


                 雪印種苗園芸センターの苗木売り場の奥にあります。
         
         
   
      

        見学時間は、雪印種苗園芸センターの種苗売場が営業している間と思われます。

                       こちらでご確認ください
         




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