国内・国際線を合わせて年間1890万人が利用する、新千歳空港。 (※ 国土交通省発表 平成25年度速報値)
新千歳空港のすぐ近くにある、千歳アウトレットモール ・レラに隣接してある公園です。
空港公園
(千歳市柏台南1丁目)
わりと最近に整備された公園の様です。
空港の歴史を説明する案内板が二つ。
千歳の空港の歴史は、大正15(1926)年10月22日、千歳村民が無償の汗を流して抜根と整地した 長さ200m 幅110mの着陸場に酒井操縦士が
操縦する「北海」第1号機が着陸した事にさかのぼります。
アニメ版から引用しますと・・・
千歳村の村長さんたちがサンナシの沢に盆栽にする木を探しに行った際に、火山灰地で作物が育たないこの地を飛行場にできないかな~?と夢を語り合いました。
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小樽新聞社(現・北海道新聞)がさけのふ化場を見学する旅行会を計画しました。村の人達は休憩の際おもてなしをすると約束をしました。
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喜んだ新聞社の人は「旅行会の日に千歳の空に飛行機を飛ばして歓迎のビラを撒きましょう」と提案しました。
飛行機を見たことがない村の人は「着陸した飛行機を近くで見せてほしい」とお願いしましたが
「飛行場がないので無理です」と断られてしまいました。
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熱心に村の人がお願いしたので、着陸できる場所があるか探してもらうことになり、新聞社から酒井憲次郎さんと言う人がやってきて
「ここを整地すれば飛行場になりますよ」と教えてくれました。
その場所は村長さん達が夢を語り合った場所でした。
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村の人達は話し合いをして、珍しい飛行機を見られるのなら、みんなで協力して飛行場を造ることを決め、大人も子供も一緒になって頑張り
なんと二日間で手作りの飛行場が出来上がりました。
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待ちに待った飛行機が飛んでくる日、千歳村だけでなく隣町からも多くの人が押し寄せました。飛行機が見えるとみんなは手を振って大喜びをし
大きな輪を描いて手作りの飛行場に降りてきた飛行機を大人たちは駆け寄り取り囲みました。
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飛行機から操縦士が降りてきました。その人はみんなに飛行場づくりを教えてくれた酒井憲次郎さんでした。自分達が造った飛行場に飛行機が
降りたのでみんなは胸が熱くなりました。
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飛行機を見たいという思いから、みんなが協力して作った飛行場。ここに二枚羽のプロペラ飛行機「北海」第1号機が着陸した事が千歳空港の始まりなのです。
今、新千歳空港は世界中の人が行き来する国際空港として、また北海道の空の玄関として活躍しています。
まず目を引くのが、飛行機のブロンズ像
千歳の飛行場に初めて着陸した「北海」第1号機
そして記念碑
酒井憲次郎操縦士のブロンズ像も
「北海」第1号機の像の上をジェット機が飛んで行きます。
私自身、このような由来も知らず何気なく利用していた新千歳空港ですが、村民が飛行機を見たいという熱意で
造られた場所と言う事を初めて知り、感銘を受けました。
空港ターミナルからはちょっと離れた場所にあります。
街の顔が空港な千歳ならではの空港の歴史を記念する公園です。
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