経営再建中の日本航空。
様々な経営改善策が出される中、燃費効率が悪く大きすぎる機体は時代の流れには乗れず
今年の3月でJALのボーイング747は退役することになりました。
今日は、新千歳空港に飛来する最後の日でした。
仕事があったのですが、早めに切り上げて新千歳空港へ。
撮影ポイントには、いままで見た事のない位の人と車。
ジャンボ機こと747がスポットを離れます。
ボーイング737が747の前を通り過ぎます。
機体の大きさがよく解ります。
1969年に初飛行をしたボーイング747。導入した航空会社の依頼で何種類もの派生種が製造されました。
この機体はダッシュ400型と言って、初期の機体はコクピットに3人の乗員(機長・副機長・航空機関士)が
乗り込んで運行されていましたが、ダッシュ400はコクピットが大きく電子化されて2人(機長・副機長)で運行
が出来るハイテク機です。
4機のエンジンがフルパワーとなり、滑走路を離れます。
JALのマーキングの下には 「41年分のありがとうをジャンボに乗せて」 とマーキングされていました。
さようなら・・・747。
1970年4月、ボーイング747型の1号機(JA8101)をアメリカ・シアトルにあるボーイング社で受領して以来41年。
JALは一時期、100機以上の747を保有していました。
1号機の受領 富士山と747
JALホームページより
JALの747と言えば、123便の悲劇(御巣鷹山事故)もありました。JALの歴史に大きくその名を刻んだ機体です。
その歴史の一部が今、終わろうとしています。