昨日、天気が良かったのでバイクで支笏湖方面へ出かけました。
今回は、普通にポロピナイや湖畔温泉街に行くのではなく、オコタンの方へ
行ってみました。
国道453号線を札幌から支笏湖方面に進みます。
恵庭岳の勇壮な姿
途中で、オコタン分岐点と呼ばれる交差点があります。
ここを右に曲がり、道道支笏湖線を走ります。
分岐点から約3kmほど進むと、オコタンペ湖が見える展望台があります。
オコタンペ湖は、約3万年前に支笏湖カルデラが成形後に、恵庭岳が
噴火し、火山の噴出物が沢を堰き止めて出来た湖です。
周囲5km・最大水深は20.5mだそうです。
原生林に囲まれていて、湖水はエメラルドグリーンに見えます。
道東にある、東雲湖・オンネトーと並び、北海道三大秘湖と呼ばれています。
オコタンペの名前ですが、アイヌ語で「オ・コタン・ウン・ペ」
「川下に村がある」 に由来するそうです。
オコタンペ湖の脇を走り、くねくねと坂道を下がっていくと・・・。
支笏湖畔のオコタンに着きます。
本来は、支笏湖の淵を走る、道道支笏湖線が美笛まで繋がっている
のですが、平成9年に落石があり、オコタンから美笛までの区間は通行止め
になっています。
オコタンにはオコタン野営場というキャンプ場がありますが、今回は
この看板脇に伸びる獣道を100m程進んで湖畔へ。
外人の家族が一組いましたが、とても静かなところです。
穴場です。
暫し支笏湖を眺めて、札幌へ帰ります。
恵庭岳が真正面に見えます。
写真から見える斜面、札幌オリンピックのスキー滑降競技が行われました。
ロープウェイも備え付けられた滑降競技場が作られたそうです。詳しくはこちらを
オリンピック終了後、ロープウェイは撤去され、競技場後には植栽が行われ
て緑化が図られました。
オコタンペ湖の展望台に戻ってきました。
空の青が眩しいです。
今回案内した、オコタン周辺の地図です
↓
地図には、オコタン温泉というのが載っていますが、現在は温泉宿は現在ありません。あしからず。
(かなり以前には支笏湖グランドホテルというホテルがあったそうです。建物の跡確認できず・・・)