私の思いと技術的覚え書き

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電動パーキングブレーキを思う

2012-06-29 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 最近、ヨーロッパ車や国産上級車において、電動パーキングブレーキなるものが装着され出しています。操作はパーキングブレーキスイッチを押すと作動し、引くと解除されるという、いわばON・OFF作動のものです。

 車両メーカーでは,採用に当たり、十分な安全性を確認しているはずですが、従来の手動式もしくは足動式のレバーもしくはペダルの反力がないということに強い不安を感じるのは私だけでしょうか。

 メーカー説明を見ると、通常ブレーキが効かなくなった場合も、パーキングブレーキレバーを繰り返し押すことで、徐々に作動(つまりロックさせない)ことができるとか、坂道では自動で作動し車両の後退を防止できるとか、パーキング作動中でもDレンジでアクセルを踏めば自動解除されるとか、その利点を訴求しています。

 しかし、通常ブレーキ不能時の作動にしても、レバーなりペダルの反力を感じない動作といったものは強い不安を感じてしまいます。ましてや、ブレーキ解除もしていないのを、一定条件を前提とはいえアクセル踏んだら勝手に解除するとは、何か事故の予感を感じてしまうものです。



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